想定読者の声を聞きたい
今、英語学習本を編集しております。
今夜は、その本の紹介文の「たたき台」を作ってました。
著者さんにお見せして、大幅な赤字修正が入ってくると思われますが、その前のたたき台です。
いろいろ考えながら書いたものの、これで本当にいいのかな。
読者はワクワクしながら読んでくれるかな。
読者に読んでもらって、素直な感想を聞いたほうがいいよなあ。
と思っていたら、ちょうどいいことに、文芸チームに英語の勉強をしている後輩がおりまして、その人に読んでもらいました。
そうしたら、案の定といいましょうか、意外にといいましょうか、想定外の指摘を2箇所、受けました。
私では思いつかない指摘でした。
で、その指摘にできるだけ沿う形に書き直したら、たしかにいい感じになりました。最初のたたき台より2割増しでいいですよ。
もう一度、後輩に読んでもらったら、
「良くなりましたねえ。私のアドバイスが良かったからなあ」
というコメント。
否定はしません。
読者層に一番近い人の声って、やはり大事ですね。
もちろん、読者層に一番近い人がすぐに見つからないこともあるわけで、
その時は担当編集者が想像の翼を広げて、第一読者になるしかありませんが。
いま、同僚が子育て本を作っております。
想定読者は、母親。
というわけで、カバーラフ4案をお借りして、
家に持って帰って奥さんの意見を聞いてみます。
想定読者なので。
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