【本】『AIvs教科書が読めない子どもたち』
山本七平賞受賞パーティに出席するために大急ぎで読んだ『AIvs教科書が読めない子どもたち』。
この本のことを書くのを忘れてました。
興味深かったのはフェイスブックの反応。
この本のことをフェイスブックに投稿したら、いつもより多めのコメントがつきました。皆さん、気になるテーマなのね。売れるわけだわ。
噂通り、非常に面白かったです。
この本の強みは、著者の新井先生の文章力だと思います。
テンポがいいし、クスッと笑えるところもあり、とにかくすいすい読めます。素晴らしい。
数学者に言わせればシンギュラリティなんて来ませんよ。という話が最初の方にあるのでなんとなくホッとするのですが、実はそれどころではない大問題がいま、起きているらしいのです。
中学生の多くが、びっくりするくらい教科書を読めてないのです。
シンギュラリティは起きないし過剰にAIを恐れることはないが、今の仕事の半分がAIによってなくなることは間違いない。
それに対抗するためには読解力が必要。ところがその力が非常に弱い。
という話なのですよ。
具体的な実例と数字で語られるのでとても説得力がありますし、大変だわあという気持ちになります。
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