『萩尾望都と竹宮惠子』に出てくるフリーミアム戦略が凄い。
フェイスブックにも書きましたが、
『萩尾望都と竹
とても面白かったです。
トキワ荘は有名ですが、少女マンガの世界にもあるんですね、
大泉サロン。
竹宮惠子さんと萩尾望都さん。共同生活を送っていたそうです。
萩尾さん、竹宮さん。少女マンガをほとんど知らない私も
「ポーの一族」や「風と木の詩」というタイトルは知っ
その二人が一緒に暮らしていたとは。
これ、業界
時代が変わる時には天才が登場する、
あ、天才が登場するから時代が変わるのか。
その天才が奇しくも同居をしていた。
二人の関係性の変化や漫家たちとの交流。
面白い話がたくさん出てきますが、
出版社の人間として非常に印象に残ったのは、
「マーガレット」の創刊時の戦略。
1963年に集英社が創刊しますが、
創刊号65万部を無料配布したんだそうです。
希望者は書店に申し込むという方法で、
「来週号は当店で買ってね」という戦術。
これって、今でいいフリーミアム戦略ですよね。
ディアゴスティーニが最初の1巻だけ安くするのに似てますが、
創刊号をタダにするとは。
今でもかなり斬新だと思うのですが、
当時はかなり話題になったのでは?
私も、こういう戦術を考え出したいものです。
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コメント、ありがとうございます。
今頃気づきました。すみません。
私自身はほとんど読んだことのないジャンルなのですが、
この本を読んで、お二人の作品を読まなくては、
と思いました。
投稿: はぎはら | 2020年6月15日 (月) 10時03分
竹宮惠子先生も萩尾望都先生も大好きなので、興味深く拝読いたしました。
「トーマの心臓」を読んで号泣😭😭😭💦しました。
続編の「訪問者」も好きな作品です。
投稿: 堀越亜衣子 | 2020年5月23日 (土) 08時10分