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2020年9月12日 (土)

「志ん生一家、おしまいの噺」で泣きそうになったセリフ

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今年は落語の本をいろいろ読んでます。

落語に関するアレコレを喋るポッドキャスト

「おあとがよろしいようで」を始めたからです。

つまりインプットとして読んでるわけですが、

最近読んだ『志ん生一家、おしまいの噺』

は特に面白かったです。

 

著者の美濃部美津子さんは、

古今亭志ん生の長女であり、

金原亭馬生と古今亭志ん朝の姉。

志ん生の貧乏時代を子供の立場で知っており、

馬生と志ん朝の生まれたときからその死までを

見ている人。

こんな語り手、いませんよ。

 

と書いたところで急に不安になりましたが、

つまり志ん生たちも今はそこまで有名ではないかと思うので補足すると、

古今亭志ん生は昭和の名人と呼ばれた落語家であり、

息子の志ん朝も、名人と呼ばれました。

まさに落語家一家なのですよ。

 

著書の美濃部さんは、大河ドラマ「いだてん」で、

小泉今日子さんがやった役です。

 

志ん生が自分の名前を志ん朝に継がせるつもりだった、

というのは有名な話なのかもしれませんが、

本書ではっきり、そう言ってますね。

結局志ん朝が早くに死んでしまったため(享年63歳)

叶わずに終わるんですが。

 

その志ん朝の臨終の際に、美津子さんが掛ける言葉、

「まっすぐ父ちゃんと母ちゃんのところに行くんだよ、強次、わかったね、

まっすぐ父ちゃんと母ちゃんのところに行くんだよっ」

ここで泣きそうになりました。

弟(志ん朝)のことをずっと見てきたお姉さんの言葉なので。

 

こういう本が存在するというのは、

とてもありがたいなあ、と思います。

 

 

 

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