澤村伊智さんの新刊「アウターQ』がやっぱり怖かった
デスクワークが続いてます。
こういうときは電車の行き帰りに読む本が、
いつもと変わるようです。
できるだけ、仕事と関係ない本を読みたくなります。
というわけで、急に小説を読みたくなりまして、
自社の新刊『アウターQーー弱小ウェブマガジンの事件簿』を読みました。
澤村伊智さんの新刊です。
澤村さんといえば、映画化もされた「ぼぎわんが、来る」の作者。
こちらは日本ホラー小説大賞受賞作でして、かなり怖かった記憶があります。
というわけで、バリバリのホラー作家だと思っていたのですが、
本作はミステリーです。
駆け出しの貧乏ライターが遭遇する不可解な事件を、
ライターとその仲間たちが解決していきます。
怖いホラー小説って、文章が上手で読みやすいと思います。
澤村さんの文章も、非常に読みやすい。
本作もグイグイと引き込まれれます。
で、ふむふむなるほどと思いながら読んでいくと、
最後に「え!」という展開に。
これ以上はネタバレになるので書けません。
はっきりしているのは、やっぱり怖いよ、この小説、ということ。
人間の怖さを描いている、という点においては、
これもホラーなのかもしれません。
面白かったなあ。
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