はなぎれは「花布」なんですね、という話。
いま、単行本を2冊編集してまして、
ほぼ終盤にたどり着いたのですが、
2冊のうちの1冊が、久しぶりのハードカバー。
文庫の編集がメインなので、単行本は年に数冊。
そしてそのほとんどがソフトカバーなので、
ハードカバーは久しぶり、1年ぶりくらいです。
で、ハードカバー特有の専門用語として、
昨日は「はなぎれ」という単語を使ってました。
写真ではわかりにくいかも、ですが、
背の接着面に貼り付けている布です。黒っぽいところ。
これ、もともとは補強のためにつけていたそうですが、
今はデザインとして、という意味合いが強いみたいです。
実際、どういう色にするか、デザイナーさんに相談します。
で、この部分を「はなぎれ」というのは知ってたんですが、
漢字で書くと「花布」なんですね。「切」でなく。
そのことを昨日再認識して、「お!」と思ったのでした。
ちなみに、写真に写っているひも、
これ、出版社の人間は「スピン」と呼んでます。
という、出版用語入門でした。
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