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2020年10月17日 (土)

「鬼滅の刃」公開初日は東宝の作戦勝ちですね、という話。

Img_0102

(昨日のTOHOシネマズの体験があまりに鮮烈で、かなりの長文になってます…)

ここのところ、文庫4本と単行本2本の編集をしてまして、

さすがにここ数日はかなりしんどい感じになってましたが、

昨日16日でほぼ終了しました。

月曜に1個だけ残ってますが、これはまあ、1時間くらいで終わるはずで。

ここまで、結構長かったです。

まあ、でも、やればやれますね。

50歳過ぎて文庫4冊+単行本2冊が出来たんだから、

若くて体力のある後輩たちなら月3本も可能だろうと、

わりに真面目に思ってます。要は、段取り、要領なんですね。

 

といった仕事のことは改めて書くとして、

昨日夕方、「帰りがけになにか映画を見たいなあ」と、

映画アプリを見てました。

そこで思い出したのが「鬼滅の刃」。

映画が初日でした。

 

原作コミックが大ヒットしてますので、まあ、そのうち映画を見に行こうかな、

くらいの思いだったのです。

そんな作品のことをなぜ思い出したかというと、

今週、ラジオなどで話題になってたんです。

初日から日曜までの3日間だけなのでしょうが、

1日40回以上上映する映画館がある、ということをネタに、

『あの話題作が」と紹介してたのです。

 

これ、スクリーンがたくさんあるシネマコンプレックスだからできることで、

例えば12スクリーンあるうちの11スクリーンで「鬼滅の刃」を時間差で上映することで、

1日40回以上の上映が可能になるわけです。

 

そしてそのことを、ラジオなどがやたら話題にしてました。

ということを思い出して、アプリを見てみたら、

満席とか満席に近い映画館がやたら多い。

 

あ、そんなにお客さんはいるんだ、

あ、これは祭りなんだ。

 

と思い至り、祭りならば参加しよう。

と思い、私も上野のTOHOシネマズ21時の回を予約、見に行きました。

 

行ってみて驚いたんですが、ロビーがすごい人。

スクリーンに行くまでに10分近くかかりました。

早めに着いていてよかったわあ。

そして場内も満席。

コロナ問題で最近の映画館は一つおきの座席になってますが、

昨夜はそれをやめて、全席座れる状態に。

(これ、条例的には可能になってます)

(一つおきを維持するか否かは映画会社それぞれの判断のようです)

というわけで、ものすごく久しぶりに、満席の映画館を見ました。

 

そして、この祭りを見ていて思ったのは、

「東宝の作戦勝ちだなあ」

ということ。

 

「鬼滅の刃」が話題の映画でヒットするだろうことは、

映画の素人の私でも見当がつきます。原作が大ヒットしてますから。

しかし、多くの場合は、どんなヒット作であれ、

週明けの、あるいは1週間後の「興行収入」とか「ランキング」を見て、

「あ、やっぱりヒットしたのね」とわかるわけです。

 

しかし、シネコンの上映回数を猛烈に増やせば、

それをマスコミはニュースとして、上映前に取り上げてくれる。

上映直後はその混雑ぶりが絵になるからニュースにしやすい。

さらに、ランキングが発表されたらそこでも『やっぱり大ヒット」とニュースになる。

つまり、「シネコンの上映回数を増やしたことで通常1回のニュースが3回になる」わけです。

 

これ、むちゃくちゃ頭がいいと思いませんか?

案の定、帰宅してみたら、朝日新聞夕刊が大きく取り上げてました。

 

こうしてニュースになることで、この映画のことを知らなかった人も存在を知ることになるし、

そのうちの数%でも見に行ってくれたら、東宝としたら大勝利。

少なくとも私は、見事にその術中にハマり、初日に見に行ったわけです。

 

こういう見事な作戦、自社でも出来ないかなあと思って考えているんですが、

なかなか難しい。

かつてのハリポタや村上春樹さん新刊の発売初日は、

本をタワーのように積み上げたり日付が変わってすぐに発売したり、

そういう書店さんの話題がニュースになってました。

そういうのは部数が大きくないと出来ないわけですが、

もっとこぢんまりとした形でいいから、

発売初日に話題になるような作戦。ないかなあ。

かつてキングコング西野さんが自身の絵本の全ページを無料公開しましたが、

そういうのを、なにか考えてみたい。

シネコンを使っての異常な上映回数というのは、

なにかヒントになると思うんですが。

 

ただし、この東宝作戦、大きな条件があります。

コンテンツがいい! というのが絶対的な条件。

ここまでして話題にして、作品そのものが良くなかったら、

ファンたちが今度は一斉に批判してしまって、大変なことになります。

 

で、この作品を一夜早く観た私、熱心なファンでは全くありませんが、

それでも終盤の展開にぐっと来て、危うく泣きそうになりました。

ファンの方たちは感動必至だろうと思います。

 

というわけで、さすがに疲れが溜まっていたのか気が抜けたのか、

今朝は11時40分まで熟睡してました。

土曜の朝のお楽しみ、ナイツのチャキチャキ大放送も聴けてません。

 

 

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