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2020年11月10日 (火)

青山美智子さんの新刊のセリフにグッと来た。

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弊社でも大変お世話になっている青山美智子さんの新刊、
『お探し物は図書室まで』。
週末に読み始めたんですが、今回も面白いです。
思わず一気読みでした。
5つの連作が収録されてます。
舞台は某図書室。
読みたいテーマをちょっと不思議な司書さんに相談すると、
的確なリストを瞬時に教えてくれるのですが、
その中に、なぜか毎回、場違いな一冊が。
例えば、初心者向けのパソコンの本を尋ねたのに、
リストの最後に『ぐりとぐら』。
で、その一冊を借りて読んでみると、
仕事や人間関係で悩んでいた問題がスルスルっと、
時にはじわっと、解決していきます。
というわけで、実在する本を使っての話の展開が、
とても魅力的。
どの登場人物も、出番が短い人も、可愛らしく描かれてます。
そしてどの作品も、楽しい気持ちで読み終わります。
青山さんの視線が優しいからだろうなあ。
登場人物の一人に、書店員さんがいまして、
彼女セリフにぐっと来ました。
「誰かにとって大切な一冊になる本との出会いが、本屋にはあるんだよ。
私は絶対、この世から本屋を絶やさせたりしない」
ところで。
青山さんの小説は、
「あ、さっきの作品に出てたあの人がここに出てる!」
という発見も密やかな楽しみなんですが、
今回もいろいろ出てきます。
というわけで、楽しい読書時間でした。

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