発売日をピークにするという売り方。
業界紙「新文化」を毎週読んでます。
毎回、各社のさまざまな人のインタビューや寄稿が載っていて
勉強になります。
今週号の一面に、マガジンハウスのマーケティング局長さんの
インタビューが載ってました。
この中で印象的だったのが、
「いまは発売日の数ヵ月前から様々な“仕込み”を行い、
「発売日をピークにする」という考え方に変わっている。」
という一文です。
僭越ながら、私も同感であります。
いい悪いは別にして、初速が大事。
本が出てからクチコミでじわじわと、
という売れ方もあると思いますが、
現実には、新しい本がどんどん出てきますから、
初速が悪い本は新しい本に取って代わられます。
となると、最初の勢いがどうしても大事。
これって映画に似ている気がします。
映画も初日がピークになるように、さまざまな宣伝をしてます。
本の場合も、というか私の場合も、初日がピークになるように、
もっと動かないとなあ。
書店さんへの動きかけは販売部にやってもらうとして、
・著者さんのSNSでメイキングをつぶやいていただく。
・私個人、そして編集部アカウントのSNSでももちろんつぶやく。
・映画の試写会のように、見本本を関係者に配ってクチコミを狙う。
他にないかな…?
とりあえず、7月刊の上田まりえさんの文庫、
発売前から情報を出していこうっと。
« レビューより直感を信じて観てみたらやはり面白かった「太陽は動かない」 | トップページ | 忙しくなると自分がどうなるか、知っておこうという話。 »
「仕事のヒント」カテゴリの記事
- 初心者に質問されたらなんと答えるか?(2022.05.18)
- 業界紙「新文化」を読んで驚愕した『お金の大学』の凄いところ。(2022.05.12)
- 雑誌「ハルメク」がV字回復した3つの秘密(2022.05.08)
- 思わず拡散したくなる三省堂さんの「しおり」(2022.04.26)
- 文庫編集者(若い人限定)へのアドバイス(2022.04.22)
« レビューより直感を信じて観てみたらやはり面白かった「太陽は動かない」 | トップページ | 忙しくなると自分がどうなるか、知っておこうという話。 »
コメント