文化放送「ななきゅう」はツイッターの使い方が秀逸だったなあ。
昨日3月26日は珍しく寝坊してしまいました。
たぶん無意識のうちに2度寝したんでしょう、7時起き。
この時間ではブログを書く時間がない。
というわけで結局昨日は書けず。
この週末で3本書きます。
で、本来だったら昨日の朝書くつもりだったことをまず書きます。
文化放送「なな→きゅう」とツイッターの関係について。
私、同世代の人に比べたらラジオをわりと聴いている方だと思いますが
(聴いている人は猛烈に聴いているから、あくまでも「わりと」レベル)
聴くのは専らTBS。
しかし、平日の朝だけは文化放送「なな→きゅう」を聴いてます。
たまたま昨年6月に元HKT48の兒玉遥さんがゲスト出演するというので
一回だけ聴いてみたんですが、同時間帯のTBSラジオとはだいぶ違う。
政治経済の話はあまり出てきませんし、
出てきても10分くらいで別の話題になりますが、
その分、明るい話題、面白いネタがいろいろ出てくる。
今流行りの音楽も聴ける。
朝聞くだったらこっちなんじゃないの。ということで、
たしか次の日から、文化放送を聴くようになりました。
で、実はこの番組、ツイッターの使い方が秀逸なんです。それがとても印象的。
番組アカウントのツイッターで、番組前後の出演者のコメントを流したり、
アンケートを取ったり。
さらに、「#ななきゅう」で感想をリアルタイムでつぶやいているリスナーさんが多い。
そのことに気づいて、私もそのハッシュタグをつけてつぶやいたら、
なんと、番組パーソナリティの上田まりえさんご本人から「いいね」が。
どうやら上田さん、番組の合間に、それこそ音楽をかけているときなどに、
「#ななきゅう」の付いているツイートをチェック、
さらに新規の人に関しては、その人のプロフィールまでチェックしているらしいのです。
何しろご本人が番組内で「リスナーさんのストーカーをしてますから」
と発言しているくらい。
こんなパーソナリティ、なかなかいないでしょ。
いや、まずいないと思います。
こういう熱量のある人はいいなあ、と思います。
それが番組の面白さにつながっているのではないか、と。
そんなわけで、
リスナーさん(ななきゅうバーというらしい)たちのツイッター書き込みがとても多く、
さらにリスナーさん同士のツイッターでの交流も。
こんな番組、あるのかな。
ツイッターというSNSをうまく取り込んだ、新しい形のラジオ番組だ!
とすっかり嬉しくなって、ますます聴くようになったのです。
番組とファンの関係性という点は、著者と読者の関係性みたいなものですから、
本づくりのヒントにもなりそうな気がしまして。
ところがこの番組、今月で終了。
私が寝坊した3月26日がまさにその最終回でした。
(7時からちゃんと聴きましたけどね)
こんな面白い番組がなぜ終わる? とかなり不思議です。
それはさておき。
本を読んでいる人たちがリアルタイムで感想をつぶやく、なんてことはできませんが、
ツイッターを本の宣伝に使う際に、そして著者のファンを増やす際に、
「なな→きゅう」の使い方は絶対にヒントになるはず。
と思っています。考えなくちゃ。
あ。ちなみに。
番組パーソナリティの上田まりえさんには、文庫の企画を提案しまして、
7月に出版することになりましたが、それはまた別の話。日を改めて書きます。
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