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2021年3月30日 (火)

失敗の記録ーーなぜ赤字を大量追加してしまったのか?

Img_1214

 

今朝は別のネタを書こうかなとも思ったのですが、

やはりこちらにします、失敗の記録。

そのほうが、後輩たちが読んだときに参考になると思うので。

(後輩たちは読んでないみたいですが)

 

今回編集した文庫4月新刊、2点あります。

その片方のお話です。

著者さんがお読みになったら申し訳ないので、タイトルは書けません。

 

2点とも、他社さんの単行本の文庫化。

著者さんからはどちらも、単行本のときのワードをいただきました。

それを活字化したわけです。

 

お原稿を活字に組んだものをゲラと言います。

最初に印刷所さんから出てくるゲラを初校、

それに編集者や著者さんが赤字を入れて、

その赤字を修正したゲラを再校と言います。

再校を印刷所に渡すと、多くの場合はそこで作業は終了、

白焼きという印刷直前のものが出てきて、

それを最終チェックして印刷、となります。

 

つまり、初校→再校→白焼き、という流れ。

場合によっては再校の次にもう一回ゲラを出してもらう3校もありますが。

 

今回の文庫も再校を印刷所に渡して、ほぼ終わった、

という気持ちになったんですが、

なんとなく嫌な予感がして、手元にあった再校の控えを読み直してみたら、

修正すべき箇所がボロボロ出てきました。

 

慌てて、その追加の赤字を印刷所さんにメールで連絡。

赤字の追加です。

全部で20点以上あったと思います。

それだけ、印刷所さんのお仕事が増えてしまったわけです。

 

さらに白焼きをチェックしたら、ここでまた赤字が7箇所ほど出てきました。

白焼きは印刷直前、念のために見るわけですから、

そこで7箇所も赤字が入るのはよくありません。

印刷所さんに手間をかけてしまったわけです。

 

再校を印刷所さんに渡してから、

大量の赤字の追加をするというのがよくない。

白焼きの赤字もよくない。

これが今回の失敗です。

 

原因は、私と外部校正者の連携がうまく取れてなかった、

ということだと思います。

おそらく、「ワード原稿なので単行本とのチェックは不要です」

と私が言ったのだと思います。

これが大きな間違いでした。

ワードと単行本には、そこそこ違いがあったわけです。

 

それはそれとして、再校までの段階で私がもっときちんと読んでいればよかったんです。

そうすれば、赤字の追加なんてことにはならなかったはず。

 

不幸中の幸いは、本になる直前に修正できたこと、ですね。

本になってから「赤字を入れ忘れてる」なんてことになっていたら、

大変でした。

 

以上、失敗の記録です。

写真は、そういうドタバタが終わり、

ホッとして食べた餃子の王将のあんかけチャーハン定食。

 

 

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