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2021年3月 7日 (日)

食わず嫌いはもったいない。ものづくりに携わる人は読んだ方がいいですよ!『ウルトラマンマックス15年目の証言録』

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15年前の特撮ドラマ「ウルトラマンマックス」。

我が子が3歳くらいの時なんですが、

我が子、ウルトラマンには興味がなく(ポケモンにのみ反応)

親子で見た記憶はありません。

 

ただ、数本は私一人で見ています。

満島ひかりさんがアンドロイド役で出ていたのも、記憶があります。

 

ヒロイン役は長谷部瞳さんで、長谷部さんとはポッドキャスト「日経1年生!」の書籍化の際に

ご挨拶してます。それで見たのかな、と思っていたんですが、改めて調べてみたら、

「日経1年生!」の方が後なんですね。

(ウルトラマンマックス 2005年~2006年)

(日経1年生! 2007年~2009年)

 

ということは、長谷部さんが出てるから見たわけではない。

というわけでよくよく思い出したら、

三池崇史監督が2作品を演出するというので、

そのことが新聞記事になったんですよ、たしか。

 

三池監督といえば「岸和田少年愚連隊」や「ゼブラーマン」の監督。

その三池監督がウルトラマンの演出!?

ということで、見たんです。

 

で、かなり面白かったんですが、その後引き続き見るまでには至りませんでした。

たしか土曜の朝で、起きられなかったような…。

 

そのウルトラマンマックスを、最近、よく見ています。

今年が放送15周年ということで、

円谷プロの公式YouTubeで期間限定で公開しているのです。

 

YouTubeでの公開は、長谷部瞳さんのツイッターで知りました。

長谷部さんは上記の通り、「日経1年生!」の著者側のおひとりであり、

ツイッターをなさっていることを知ってフォローするようになったのです。

で、ウルトラマンマックス、見始めるととても面白い。

やりたい放題やっている感じが伝わってきて、

見ていて楽しいんですよ。

 

私の世代で言うと、バルタン聖人やメトロン星人が出てくるのも嬉しいし、

初代ウルトラマンのハヤタやフジ・アキコ隊員が

別の役でレギュラー出演しているのも、楽しいのです。

 

というさなかに出版されたのが『ウルトラマンマックス 15年目の証言録』。

番組のプロデューサーだった八木毅さんが、

当時のスタッフやキャストにインタビューしていく、文字通りの証言録です。

これがやたらに面白い。

 

私、熱心な視聴者ではなかったわけで、

当時の作品の話が出てきてもほとんど「?」状態なんですが、それでも面白い。

 

何かしらのものをつくる人、私にとっては本づくりですが、

そういう人にとっては、参考になるところが多々ある本、

という気がするのですよ。

 

印象的なのが、プロデューサーである八木氏の姿勢。

脚本家と監督のやりたいようにやらせる。

これが氏の基本方針なんですよ。ぶれてない。

 

テレビドラマって、スポンサーやらなにやらいろんな思惑が働くから、

外圧が大変そうだなあと思ってしまうのですが、そこから守る。

だから、面白い番組になったんだろうなあと思います。

本づくりでいえば、編集者が著者を守らなくてはいけない。

 

そして「原点回帰」というコンセプト。

これが中心にドカッとあるから、

「この方向でいいのか」「どっちがいいのか」

と悩んだときは、そこに戻ってチェックできる。

これ、本づくりでも大事だよなあと思います。

この本のコンセプト、読者に伝えたい核は何か。

そこを最初に決めておけば、悩んだ時に間違わないし、

著者もデザイナーも同じ方向を見ることができる。

 

というわけで、モノづくりに携わっている人にはヒントが満載の本だと思います。

何より、15年前のドラマ作りの現場の熱さが、読んでいて楽しい。

裏話的な情報も多いので、当時のファンにはたまらんと思います。

そして、ときどき入っている当時の写真の、長谷部さんが可愛い。

(いまは可愛いというより綺麗、というべきでしょうね)

あ、そうそう、撮影時に実相寺監督にかけられた言葉。

これがとてもいいんですよ。是非、本書で確認してくださいませ。

 

長谷部さんはウルトラマンマックス愛にあふれていまして、

ご自身のツイッターやツイキャスでこの本のことを熱く語っています。

さらに、ツイキャスでツイッターのハッシュタグを提案、

その「#ウルトラマンマックス証言録」で検索すると、たくさんの感想が出てきます。

長谷部さん、そのツイートを全部読んで「いいね」をつけてるそうで、

真面目な人だなあと感激しました。

「日経1年生!」の時はそこまでわかってなかったのです。

 

というわけで、タイトルで食わずキライはもったいない本ですよ、

というお話でした。

思わず長くなりましたが、最後にもうひとつだけ。

 

証言録ということで、様々な人たちの証言が載っていて、

出演者たちの話も載ってますが、実はレギュラー陣で一人だけ、

インタビューが載ってない女性がいます。

これは大人の事情なのかしら…。

 

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