『営業の神さまが笑うとき』に出てきたエピソード、これはさすがに真似できないなあ。
この1週間、更新頻度が落ちてます。
昨日は在宅勤務だったんですが、不覚にも寝坊。
更新できないままに仕事をしてました。
そんな中、『営業の神さまが笑うとき』を読了しました。
PR会社サニーサイドアップの創業者・高橋恵さんの著作です。
私、サニーサイドアップは次原悦子さんが作った新しい会社だと思っていたのですが、
次原さんのお母さんである高橋さんが、1984年に作った会社なんですね。
書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」で紹介されていて、
気になっていた本です。
読んでみたら、やはりとても面白い。
40年前に女性が会社を始めるというのは、今以上に大変だったと思うのです。
いろいろな苦労があったはず。
それらを持ち前のパワーで解決していったことが、
本書を読んでいてよくわかります。
冒頭に、営業の神様が笑ってくれる秘訣として、
1行動
2スピード
3情熱
4愛情
5人間力
をあげています。
そして1章から5章で、それぞれを詳しく解説するという、
極めてオーソドックスな構成です。
そこで語られるエピソードが強烈で、面白いのです。
具体的なエピソードが語られる本は、やはり面白い。
実話が持つ説得力、なんでしょうね。
一番印象的だったのは、
大阪の会社に何度も電話したけれど営業を断られ、
その直後に新幹線に乗ってその会社に行く、
というエピソード。
これ、人によってはとんでもない迷惑行為ですが、
高橋さんのキャラクターもあるのでしょう、
結果的に仕事に結びつく逆転劇になります。
私はちょっと真似できそうにないです。真似してみたいけど。
他にも、
「あなたの直感は、ほぼほぼ正しい」
「新幹線の車内でお礼状を書いた」
「古い失敗の記憶を、新しい失敗が上書きしてくれる」
「好奇心・持続性・楽観性・柔軟性・冒険心が、よい偶然を引き寄せる5大要素」
といったフレーズが印象に残っています。
読み終わったときに元気が出てくる、
優れた自己啓発書だと思います。
面白かったなあ。
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