『柳家小さん芸談』で気分転換。
ここ数日、仕事でなんだかバタバタしてましたが、
こういうときにどんな本を読むか。どんな本だと気分転換になるか。
仕事に関係する本だと仕事のことを思い出すし、
他社さんのベストセラーだと「なぜ自社でこんな本が出せないんだ」とキーッとなるし、
ヒットしてない本だと「自分ならこの人でどういう本を企画するか」と考えるし、
要するに仕事のことに、ついつい関連付けてしまいがち。
これだと気分転換にならないので、
おそらく仕事に直結しないミステリーとか、海外小説を読むことが多いです。
そんな中、今回読んでいたのは『柳家小さん芸談』。
5代目小さんが、評論家の川戸貞吉さんを相手に落語の話をしています。
これはいいですよ。
小さんも川戸さんもすでに亡くなってますから、
新企画の作りようがないし、小さんの話がシンプルに面白い。
他の芸人さんのことに対する小さんの評価が面白い。
三木助師匠と仲が良かったというのは有名ですが、
二人で新協会を作ろうか、という話までしていたとは。
芸人さんの話ですから、どこまで本気だったかはわかりませんが。
小さんのボソボソとした喋りっぷりをできるだけ忠実に再現しようとしているのも、
興味深いです。
生前の小さんの話し方を知らない人には「?」かもしれませんが。
?といえば、対談が終わるたびに、その対談の年に落語界に何が起きたか、
という年譜が載っているんですが、そしてかなりの労作と思いますが、
小さんの対談本にいるのかなあ。
ちょっと謎です。
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