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2021年9月13日 (月)

青山美智子さん『月曜日の抹茶カフェ』を読んで温かい気持ちになれる理由

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弊社でも大変お世話になっている青山美智子さんの最新刊、

『月曜日の抹茶カフェ』。

 

先日、一気に読了しました。

今回もとても面白い。

 

青山さんの小説の魅力のひとつに、

読み終わったときに温かい気持ちになれる、というのがあると思います。

今回も、とてもいい読後感。自分も頑張ろう、という気持ちにも慣れます。

 

登場人物の一人が、「わたしたちは知らないうちに誰かを救っている」

というフレーズを口にしてます。

言われてみればそうなんですよね。

自分の仕事が(仕事でなくてもいいんですけど)、

回り回って誰かを力づけていたり、励ましたりしていることがある。

きっとあるに違いない。

 

そういう幸せな思いになれるから、青山さんの小説を読むと、

温かい気持ちになれるのだと思います。

人にやさしくなれる、といいましょうか。

 

今作は12の短編で、前の短編の脇役が、次の短編では主役になってます。

誰もが自分の人生では主役であり、誰かの人生の脇役である。

そのことを象徴的に表現していると思います。

 

あ、そうそう、読みやすい文章であることも、青山さんの小説の大きな魅力です。

読みだしたらスルスル読めるんですよねえ。

そして短編一本は、かなり短い。だから一気に読めるんですが、

どの作品も、短いのに深いんですよ。

 

ところで、本作の最初の短編の舞台である、マーブル・カフェ。

ここって、青山さんの小説デビュー作『木曜日にはココアを』の舞台でもあります。

つまり、『木曜日にはココアを』の第2弾なのです。

 

今作を読んでいて、「この人、『ココア』にも出ていたよなあ」と気になってきて、

『ココア』も再読しました。

 

『ココア』を読んで、かなりびっくりしました。

私が思っていた以上に、『ココア』の登場人物が出てきます。

それも、『ココア』では脇役のままだったり誰かの話の中に出てきたり、

といった人たちなんですよね。

 

『抹茶」だけでも完全に独立してますし十分に楽しめますが、

『ココア』も読むと、「おお!」となること必至です。

その点でも楽しい読書体験でした。

 

 

 

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