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2021年12月10日 (金)

『ファクトフルネス』はページをめくらせる力が半端なかった。

 

Img_3112

昨日、ちらっと書いた『ファクトフルネス』。

今日は編集者視点で、もう少し詳しく書きます。

 

この本、日本だけで100万部という大ベストセラーで、

2019年当時、書店でもよく見かけました。今も見ます。

 

そのたびに「読まなくては」と思ってはいたのですが、

400ページほどの分厚さで、サイズも通常の本より少し大きめ。

手にしたときのずっしり感が半端なくて、躊躇してました。

 

今回、永井朝活塾のテキストになったので、

恐る恐る読み始めたのですが、これがびっくりするくらい読みやすい。

 

訳文がこなれていて読みやすい、というのがもちろん大きいのですが、

冒頭に出てくるクイズがキャッチーで思わず気になるのです。

例えば、「いくらかでも電気が使える人は、世界にどのくらいいる?」

 

自分の常識を揺さぶられるようなクイズが、冒頭に13問出てきます。

ここでびっくりして、思わず「読まなくちゃ」という気になってしまう。

 

各論に入ると、著者自身が体験したエピソードがたくさん入っていて、

それがどれも興味深いので、さらに引き込まれる。

エピソードトークって、強烈なんですよね。

 

ものすごく簡単に言ってしまうならば、

この本、ページをめくらせる力が強いんです。

Img_3110

各章の扉にイラストが入っていて、

章の最後にイラスト全体が入っている。

実はこういうイラストだったのかあ、とわかる。

これが、その章のまとめというか、象徴になっている。

 

Img_3111

 

この辺のところは、自分自身の本づくりの、ヒントにさせていただきます。

 

さらに。

 

著者のハンス・ロスリングさんは、

この本の完成を見ずに、ガンで亡くなっています。

 

余命数ヶ月と宣告されて、それからの日々は執筆に全力を傾けます。

亡くなってからは息子さんとその奥さんがまとめて、本にしています。

著者の執念、というか圧倒的な熱量。

それが感じられるから、思わず最後まで読んでしまうのかもしれません。

 

ともあれ、永井朝活塾がなかったら読めてなかったと思います。

貴重な読書体験でした。

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