いつか来る終わりのために。
3連休明けの11日(火)に、びっくりするニュースが2本流れてきました。
「岩波ホール閉館」と「演劇界休刊」です。
岩波ホールは1968年に開館した、ミニシアターの草分け的存在。
神保町のビルの9階にあり、私が努めている会社のすぐ近く。
会社帰りに寄ったことも何度かあります。
初めて入ったのは30年以上前だと思いますが、
「ここが岩波ホールかあ」と感激したのを覚えてます。
九州の映画好きの高校生でも知っていた、そういう存在。
7月に閉めるそうです。
演劇界は、1943年創刊。
歌舞伎の専門雑誌です。
私の知り合いに大の歌舞伎好きがいまして、
数十年分のバックナンバーを持ってます。
(奥さんに処分するように何度か言われてるらしいですが)
歌舞伎は親から子、そして孫へと伝承する文化ですから、
長く続いている専門誌というのは、記録性の上でもとても大事、
だと思いますが…。
3月発売号で休刊とのことです。
2つのニュースが同じに流れてきたのは偶然でしょうし、
終わる理由はいろいろな事情があるのだろうと思います。
どちらも、あって当然な存在だったので、ショックを受けてます。
永遠に続くものはないんだなあ、と改めて感じます。
いつか来る終わりが少しでも長引くように、頑張るしかないなあ。
としみじみ思います。
と書いている私にも、定年がじわじわと近づいております。
そのあと、どうするのかねえ。
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