「キングスマン」に学ぶ時系列の描き方
先日、『キングスマン ファーストエージェント」を見ました。
今年最初に見た映画です。
キングスマンシリーズ最新作で、
タイトル通り、最初の事件を扱ってます。
映画の人気シリーズが時代を一気にさかのぼり、
いわばエピソードゼロを語る。
「スターウォーズ」で有名になった方法ですが、
これは小説のシリーズでも使えますね。
むしろ、時系列で描くよりも、主人公に感情移入してもらってから、
「実は昔、こういうエピソードがありまして」
と語るほうが、読者に親切かも。
最近はあまり手掛けてませんが、例えば社長さんの本でも、
第1章で少年時代を描くよりも、
第1章で現在のことを語り、4章あたりで少年時代にさかのぼる、
という方がいいかもしれません。
あ、映画は面白かったです。
シリアスな戦闘シーンと、派手な個人戦とのギャップが激しいですが、
これは父と子の映画なんですね。と考えると、かなりよくできてます。
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