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2022年5月の17件の記事

2022年5月31日 (火)

自社他社問わず情報発信。

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弊社サイト内にある特設サイト、

杉浦さやかさん新刊プロジェクト

を更新しました。

 

これ、最初はタイトル通り、自社から出る杉浦さんの新刊情報をアップしてました。

14年くらい前だった、と思います。

 

しかし、当時、杉浦さんがご自身のサイトをお持ちでなかったことから、

他社さんの新刊情報もアップするように。

口幅ったいですが、杉浦さんの公式サイトっぽくなりました。

現在は杉浦さんご自身がインスタやツイッターをなさってますので、

そちらが文字通りの公式ですけどね。

 

今回は淡交社さんから出る新刊の情報をアップしてます。

淡交社さんの担当編集者さんが「祥伝社の本じゃないのに」

とびっくりされていたそうですが、

自社他社問わず情報を発信することで、

上記のように「ほぼ公式」サイトになってます。

「杉浦さやか」でグーグル検索すると、1位か2位になります。

(以前は間違いなく1位だったのですが)

(ここ数年は杉浦さんご自身のツイッターが1位になりがち)

(そりゃそうだ)

 

検索で1位か2位になるというのは非常に強烈なことであり、

結果的に自社に大きなプラスになってます。たぶん。

 

情報発信の際は、自社他社問わず発信する。

それが長い目で見るとお得。

という気がします。

 

 

 

2022年5月30日 (月)

松本明子さんの『実家じまい終わらせました!』はかなり勉強になる1冊です。

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自社本です。後輩担当本です。

 

『実家じまい終わらせました!」

著者はタレントの松本明子さんです。

明日5月31日ごろから書店に並びます。

自社本特権で、発売前に読みました。

かなり勉強になりました。

 

松本さん、香川県のご出身ですが、

ご両親を東京に呼んだことで、ご実家が空き家に。

その空き家の維持に25年。最終的に実家じまいを行うのですが、

かけたお金がトータルで1800万円という、かなりの事態に。

 

そのご自身の体験と、専門家3人に取材した「実家じまいの終わらせ方」。

私自身、母親が鹿児島で一人暮らしをしてまして、

他人事とは思えない内容でした。

 

専門家3人に聞いているのは、

「空き家になった実家の処分」

「家財の整理」

「墓じまい」

 

私の場合、お墓も鹿児島で、

私はまあいいとして、息子の代になったら、

鹿児島まで行って墓参りは大変すぎるので、

なんとかしなくてはいかんなあ、

と漠然と思っていました。

というわけで、墓じまいの章がかなり勉強になりました。

 

実家を売るということも、場合によってはできるんですね。

松本さんのご実家はそうすることができました。

私の実家も、可能性としてはあるのかな。

という選択肢が増えたのも、ありがたい。

 

全体を通して「なるほど!」と思ったのは、

親に対する声の掛け方。

実家じまいにせよ墓じまいにせよ、

親にしてみると非常にデリケートな問題です。

死の問題と直結しますから。

 

それだけに、

この話題はこのタイミングでこういう風に言ったほうがいいですよ。

というアドバイスがたくさん出てきて、非常にありがたい。

 

それにしても。

実家じまい。

できることからちょっとずつやっておかないと、

大変だぞ、これは。

ということを痛感できる1冊です。

 

 

 

 

 

2022年5月27日 (金)

『すてきなおみせの包装紙レターブック』の素晴らしさを語りたい。

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イラストレーター杉浦さやかさんさんの最新刊をいただきました。

担当編集者特権、ということで。

淡交社さんの『すてきなおみせの包装紙レターブック』です。

 

これ、すごい本ですよ。

日本全国64店舗の可愛い包装紙をレターペーパーに仕立てた1冊なのです。

1枚ずつ切り離して使えます。

個人的には、九州のチロリアンや福砂屋が入っているのが嬉しい。

パラパラめくっていると本当に可愛いし、実用性もある。

このお店、どんなところだろうなあ。

このお菓子、食べたことある。

この紙をどう使おうかな。

見ているだけで、いろんなことを思います。

 

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この本、何がすごいかと申しますと、全国64店舗の許諾を取る必要があるわけで、

担当編集者さんは、非常に大変だったと思います。

お店を紹介する掲載許可だって、なかなか大変です。

今回はレターブックということで、

どういうことか説明するだけでも大変だったのでは?

と思います。

 

私にはとても発想できない素晴らしい企画ですし、

私だったら仮に思いついても、

「大変すぎる」と自主的にボツにしていただろうなあ。

 

本当に形にした編集者さんはすごい。

もちろん、お店を選定したり、レターペーパーの使い方を書いたり、

オリジナルのイラストやレターペーパーを作成した杉浦さんも、

かなり大変だったと思います。

 

こういう本を作るエネルギーを思い出さなくちゃ。

 

2022年5月26日 (木)

MUJI BOOKSに行ってみた。

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昨日はお昼時間に、銀座のMUJI BOOKSに行きました。

銀座に無印良品の旗艦ビルがありまして、その4階に入っています。

無印良品が展開している書店さんです。

都内だと、新宿や錦糸町にもあるようです。

 

この書店さんに行くなんて、1時間前には思ってもいませんでした。

 

昨日は午前中に会議がありまして、このお店のことが話題になったのですが、

私、それまで行ったことがなかったのです。

書店といえば、私たち編集者にとっては大事なところ。

これは行かなくちゃ。

というわけで行ってみたわけです。

昨日は、仕事が融通のきく状態だったので、助かりました。

 

調べてみると、こちら、2019年に開業してます。

3年ものあいだ、行ってなかったなんて。

不勉強にもほどがある。

 

MUJI BOOKS。けして大きくはないですが、

個性的な品揃えと申しましょうか、

料理と健康に関する面白そうな本が多め。

 

で、会社に戻って、私担当本だとあの本とあの本が向いてます、

というメールを販売部に送りました。

動いてみていただけないですかあ、というアピールです。

 

というアピールは置いておいて、

気になるところにはサクッと行く。

そういうフットワークの軽さは維持したいなあ、

と思うのでありますよ。

 

 

 

2022年5月25日 (水)

この本はいかにしてロングセラーになったのか?

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最近、フェイスブックに、重版した書籍のことを投稿してます。

なんといっても重版は貴重ですからね。世間に知ってもらわなくては。

 

昨日は曽野綾子先生の『「いい人」をやめると楽になる』の写真をアップ。

この文庫、2002年に出版して、20年かけて73刷です。

かなりすごいです。

 

ということをフェイスブックに書いたら、

「ロングセラーはどんな読者層がどんな経緯で知って買うのでしょうか?」

という質問が。

 

たしかに。どうやって知るのだろう? と考えてみました。

 

これって、鶏と卵ではないですが、

書店にずっと置いてもらえるからロングセラーになっている。

ということだと思います。

 

書店の棚は、場所取り合戦です。

毎日、たくさんの新刊が出てます。

したがって、「売れない」と書店員さんに認識された本は

出版社に返品されます。

 

逆に、「売れる」と認識してもらった本は

返品されずに売り場に置いてもらえらから、売れる。

で、「やはり売れるんだ」ということで、また注文してもらえる。

この好循環スパイラルがずっと続くから、ロングセラーになる。

 

冒頭に戻って、「ロングセラーをどうやって知るのか」の最大の答えは、

書店に置いてあったから。

だと思うのです。少なくともロングセラーはそうじゃないかと思います。

 

新刊みたいに宣伝をガシガシ行うわけにはいきません。

書店で「へえ、こんな本があるんだ」と見つけていただくのが、

たぶん最大にして最強の宣伝。

 

では、いかにして売り場に置いてもらうか。起き続けてもらうか。

それが一番難しい問題であり、出版社としても苦労するところですが、

それは結局「この本は売れる」「この本はロングセラーである」

と認識していただく、ということだと思います。

 

というわけで、結局、鶏と卵のような話になるのですが。

 

あ、これは文庫とか新書の話であって、

絵本は明らかに、親から子に伝わっていくロングセラーですね。

大学生の先輩から後輩に伝わるロングセラー、

会社の先輩から後輩に伝わるロングセラー、

といったものもあると思います。

 

 

 

2022年5月24日 (火)

書籍編集者なのにこの数日、本がまるで読めてない理由。

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昨日は健康診断でいつもより早めの出社。

そのためブログを書く時間が作れませんでした。

健康診断のためにいつもより寝不足になるって・・・。

 

それはさておき。

このところ、本が全く読めてません。

書籍編集者としてはかなりまずい。

 

原因ははっきりしてます。動画を見ていたのです。

もっと詳しく言いますと、新宿の道楽亭という小さなライブハウス(?)の配信。

玉川太福さんの5夜連続浪曲会というのがありまして、

お店には1日も行けなかったのですが、5夜全てアーカイブ配信しているので、

それを購入して見ていたのです。

 

5日分あるので、合計10時間以上。

貴重な読書タイムである通勤時間を、

すべて動画の視聴に当ててました。

そりゃ本は読めないわ。

 

ようやく昨日見終わりましたので、

今日からはいつも以上に本をバリバリ読まなくちゃ。

(実はもう1本、道楽亭の動画を買ってるんですけどね)

(それは1時間半くらいで見終わるらしい)

 

昔から言われていることですが、

24時間という限られた時間の中で、

いかにして読書時間を作ってもらうか。

それが大事なわけでして。

 

今の世の中、エンタメはたくさんあります。ありすぎるくらいにある。

スマホひとつあれば無尽蔵にエンタメを楽しめます。

そんな環境の中で読書時間を作ってもらう。

これはシビアなことだなあ。

と、自分自身の数日間を振り返り、

改めてしみじみと思うのでした。

 

それはともかく。

太福さんの5夜連続の浪曲、猛烈に面白かったなあ。

 

2022年5月20日 (金)

記録するという習慣。

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「あすけん」という体重記録アプリを使ってます。

毎回の食事を記録し、体重も記録する。

 

というものなんですが、今月になって、食事の記録があまりできてません。

写真の灰色は体重だけ記録した日、

緑色は食事も体重も記録できた日、

オレンジ色は記録中の日(つまり今日)。

 

これ見ると、記録できていないことが一目瞭然。

そして今月は、体重が増加傾向にあるのです。

 

食事記録と体重、そういう関係にあるのかなあ。

 

で、今朝も体重が増えておりました。

これは理由がはっきりしてまして、昨日の晩御飯が遅く、かつ重かったから。

(だと思います)

今日は食事を気をつけようっと。

 

というわけで、

記録することで行動に良き変化をもたらすことができる。

と思ってます。

 

読書記録もつけてます。こちらは読書メーター。

今月になって、かなり冊数少なめ。今週末、読まなくちゃ。

これも、記録することで行動に良き変化をもたらしている、

のだと思います。

 

落語会や町会の活動も、スマホに記録を残すようにしてます。

落語会見物や町会活動に良き変化をもたらす、

ということはないと思いますけどね。

要するに、記録するのが好きなんだろうと思います。

 

と言いつつ、家計簿はここ数年、つけてないんですが。

 

 

 

 

 

 

2022年5月19日 (木)

お仕事が急に忙しくなった理由。

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しばしば思うことなのですが、

編集の仕事って、いきなり忙しくなったりいきなり暇になったり、

極端です。他の仕事もそうなんですかね?

 

今週は前半、かなり時間的な余裕がありました。つまり、暇。

会社帰りに芝居を観にいったり落語会に行ったり。

今日も半休をとって落語へ、と思っていたのですが、急に忙しくなりそうです、

落語会どころじゃないなあ。

 

いま、6月発売の文庫の編集作業が大詰めなんです。

印刷所さんから再校ゲラ(実際に印刷した紙)が昨日18日に出ました。

(これが出るまでのんびりしていた、ということです)

 

この再校ゲラ、来週月曜に印刷所さんに戻せばいいや、

と今までの経験に基づき思っていたのですが、そしてそれなら落語会いけるや、

と思っていたんですが、全然違ってました。

 

できれば本日19日夕方、それが無理なら明日20日朝には戻してほしい、

という強い希望。

来週なんて言い出せない雰囲気。

 

いつもより早めの進行なのは理由がありまして、

今回の文庫、カラー印刷なのです。

いつもはスミ1色ですが、今回は4色を使うから、時間がかかる。

その分、早く戻してほしいという、すごく真っ当な理由です。

というか、そのくらいのこと、わかっておけ自分。

という話であります。カラー印刷の文庫、初めてじゃないんだから。

 

カラー印刷ということは、デザイナーさんや、

本文写真を撮影したカメラマンさんのチェックも必要、ということ。

そして、お二人の赤字を集約する時間も必要。

 

これはそれなりに時間がかかるなあ。

落語会どころじゃないなあ。

という話であります。

 

というか、デザイナーさんとカメラマンさんには、

かなり急なお仕事になってしまいます。申し訳ないです。

 

デザイナーさんやカメラマンさんのチェックは、

早くても本日の夕方までかかると思われますので、

それまでの時間を使って、私ももう一度、活字チェックをしようと思います。

 

実はこの本、前回チェックしたら著者校が一箇所直ってなくて、

「ひええ」となったのでした。

本文チェック。こんなん、なんぼあってもいいですからね。

 

写真は本文と一切関係なく、成城石井のアイスクリーム。

眠気覚ましに食べました。あくまでも眠気覚まし。

いってみれば仕事の一環です。

2022年5月18日 (水)

初心者に質問されたらなんと答えるか?

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昨日は、両国で打ち合わせでした。

夏に出る文庫の件でしたが、

相手の方が私の想像を軽く越える下準備をされていて、

感動しました。凄いなあ。

 

この方とは何度かお仕事をしてますが、

毎回、「お!」と思う仕事っぷりなんですよね。

素晴らしいなあ。

 

で、打ち合わせはスムーズに終わったのですが、

その後、相手の方から質問が。

「落語家、誰から聞いたらいいですか?」

 

なんでも、最近落語に興味を持ったのだけど、

どこから手をつけたらいいのかわからない。

で、大学時代に落語研究会に入っていた私に質問した、

とのことです。

 

なるほど、と思ったのですが、日頃考えたことがなかったので、

一瞬絶句。その後もかなりウダウダと考えてしまいました。

 

初心者向け落語。

この件は改めて落語ブログ「落語の話はどこからでも始まる」

に書こうと思いますが、それはさておき。

 

「初心者に質問されたらなんと答えるか?」

定年近い年齢になったのですから、

これを意識したほうがいいいなあ、と思いました。

 

書籍編集者はまず何をしたらいいですか?

書籍編集者志望者はまず何をしたらいいですか?

ビジネス書はまず何を読んだらいいですか?

ノンフィクションはまず何を読んだんらいいですか?

 

といった質問の答えを考えておく。

リアルにこんな質問が来ることはないかもしれませんが、

自分の仕事を振り返るという意味で、意識してもいいかも。

 

もっというならば、適切な質問を自分の中に持っておく。

これが大事なのかも。

 

まあ、編集者としては、

「売れる企画はなんだろう」「いいタイトルってなんだろう」

という質問を常に持っておくべきなんでしょうけどね。

 

 

 

2022年5月17日 (火)

溜まる溜まるよ、ポイントは溜まる。

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カードの引き落とし金額が、なかなかすごいことになってます。

先月は鹿児島に2回帰省したので、まあ、そうだろうなあと。

納得です。

ただ、お金的に厳しいのは間違いないわけで。

 

というわけで、「ポイント」がどのくらい溜まっているのか、

この週末に調べてみました。

LINE Pay、auPay、三井住友のV POINT

これらって、カードを使うだけでポイントが貯まるんですよね。

 

というわけで調べてみたら、3者で合計2万円ほど溜まっていました。

これは使うしかないわあ。

というか、こんなに溜まるものなのか。

知らなかったわあ。

 

こういうのって、私が気づいていないだけで、

他にもあるのかもしれません。

まあ、あまりに増えても、私が使いこなせませんが。

 

知識って必要だと、改めて思いました。

それと、こまめなチェック。

 

そして、書店のポイントも見直してみなくちゃ。

と思ったのでした。

三省堂さんや丸善さんのポイントが、少しは溜まっているはず。

 

 

2022年5月16日 (月)

『すごいタイトル㊙︎法則』はタイトル会議の前日に復習すべき本。

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ビジネス書はタイトルが大事、とよく言われます。

「ビジネス書はタイトルが9割」

「いやいや、タイトルが10割です」

という人もいます。

 

私も、タイトル会議の前はいろいろ考えるわけですが、

そんな人間に非常にありがたいのが、

川上徹也さんさんの新刊『すごいタイトル㊙︎法則』

 

なにしろ、ヒットした本や映画、音楽のタイトルを川上さんが分析し、

そこから法則を抽出した、というのですから。

かなり参考になります。

 

例えば、「いちご大福の法則」。

これは、本来なら合わない言葉を組み合わせることで、タイトルが印象深くなる、

というものです。

具体的には、「嫌われる勇気」「六本木純情派」「ドラゴンクエスト」

 

あるいは「数字は奇数の法則」

数字が入ったタイトル、特に奇数が入ったものはヒットが出やすい。

ということで、こちらの具体例としては、

「人は話し方が9割」「1分で話せ」

 

他にも、「なったらいいなの法則」「しなさいするなの法則」「さおだけ屋の法則」などなど。

 

タイトル会議の前日にはパラパラ見なくちゃ、

と思います。

こういう「法則」を見つける作業って、大事だよなあ。

 

 

 

 

 

 

2022年5月13日 (金)

久しぶりのKindleは意外に読みやすかったです。

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久しぶりにKindleで本を読みました。

最近読んだ井下田さん『理系の仕事術』に電子書籍の良さが書いてあり、

さらに、鹿児島帰省中に持って帰った本が分厚かったこともあり、

読んでみようという気になったのです。

 

以前、Kindleを使いながら結局読まなくなったのは、

操作性が悪いと感じたから、なんですが、

今回はそうでもありませんでした。

同じものを使ってるんですけどね。

 

私自身がスマホで文字を読む機会が増え、

こういうもので活字を読むことに抵抗がなくなった、

ついでに操作にも慣れた、

ということなのでしょう。

 

Kindleは、左下に読了までの時間が表示されるんですが、

それが減っていくのが地味に楽しい。

 

活字を大きくすることもできるので、

意外に目に優しいんじゃないかなあと思ったり。

 

ハイライト機能も楽しい。

 

というわけで、さらに使ってみようと思います。

と思いつつ、昨夜はまた紙の本を買ったわけですが。

 

あ、そうそう、

これは私の方の問題なんですが、Kindleとスマホの同期ができないんですよね。

あと、アマゾンサイトから買った電子書籍はスマホでは読めるけど、

Kindleでは読めない。スマホでしか読めない。

Kindle本体で買わないと読めない。

 

Kindleを数年間使ってなくて、その間に、

アマゾンで使っているメールアドレスを変えているんです。

その辺が原因じゃないかと思うんですが、

まあ、Kindle単体で完結しているからいいんですけどね。

 

 

2022年5月12日 (木)

業界紙「新文化」を読んで驚愕した『お金の大学』の凄いところ。

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昨日は月に一度の朝活塾。

永井孝尚さんのオンラインセミナーでした。

朝7時20分から8時30分までで、始まる前に朝ごはんを食べるので、

ブログを書く時間が作れず。会社で書こうと思ったのですが、

ブログを書く時間はさらに作れず。

で、結局1回おやすみ。今日、昼間に書けるかなあ。

 

業界紙「新文化」、今週号は興味深い記事がいくつかあり、

赤線を引っ張りながら読みました。

そんな記事の一つが、最終面に載っていた編集者インタビュー。

 

朝日新聞出版の佐藤聖一さんです。

この方、いろんなベストセラーを出してますが、

一番売れているのは、『本当の自由を手に入れる お金の大学』。

100万部を突破しているそうです。

 

この本、2020年の刊行ですが、

今も普通に、アマゾンの100位以内にランキングしてるんですよね。

 

記事を読むと、実に丁寧に作られたんだなあとびっくりしましたが、

さらに驚いたことがあります。

 

この本はYouTubeがベースになっていて、

そのチャンネル登録者指数は現在、198万人。

 

しかし、出版を打診した2018年12月の時点では、

1万人も登録してなかったそうです。

 

チャンネル登録者数が多いから本にしよう、

というマーケティング的な発想ではなく、

シンプルに、YouTubeの内容がいいから本にしよう、

という発想なんですよね。

こういう本づくりをしなくては、と思います。

 

もひとつ。さらっと書きましたが、

打診したのが2018年12月。

出版は2020年6月。

実に、1年と半年かけての本作り。

YouTubeのコンテンツをそのまま活字にする、

なんて安直なことはしてないんですね。

すごい。

 

じっくり読んでみなくては。

 

2022年5月10日 (火)

今の自分は5つの側面があるらしいという分析

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今回のゴールデンウィークは、鹿児島に帰省してました。

4月30日の夜から5月4日まで。

90歳になる母の様子が気になるので、

今後も時間を作って帰省しなくては、と思いました。

 

というわけで、今の自分の状況を考えてみると、5つの側面があるなあ、

と感じます。

 

◎編集者としての自分

◎定年1年前の自分

◎町会長としての自分

◎90歳の母を持つ自分

◎落語ポッドキャスターとしての自分

 

町会長は、くじ引きでそうなってしまったんですが、

まさかこのタイミングでなるのかあ。

と一瞬がっくりしてしまったのですが、なったものは仕方ない。

 

デカルトは「困難は分割せよ」と言ったそうですが、

私の現状を分割すると、たぶん上記の5つになります。

(かなり荒っぽい分析であることは承知してます)

(日向坂46を応援する自分、が抜けてるし)

 

5つに分割できるんだ。

とわかっただけでも、なんだか安心します。

 

それぞれを頑張るしかないなあ。

 

そういえば昨日、雇用延長について、総務から話がありました。

一部、勘違いしてました。

こうやって、正しい知識を集めていかなくちゃ。

 

そして、これまで以上に時間管理をしっかりしなくちゃ。

と思います。

時間管理のトレーニングだな。

 

そのために、

健康に気をつける(風邪をひいたらスケジュールがガタガタになる)。

そして早起きする(朝の時間はとても貴重)。

地味なところから、コツコツやっていきますよっと。

 

写真は本文とあまり関係なく、セブンイレブンのロカボ弁当。

こういうのを食べて、体重減らさなくちゃだわ。

2022年5月 9日 (月)

『理系の仕事術』で時間管理について改めて考えてみた。

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新橋の勉強会でお世話になっている、

井下田久幸さんのデビュー作『理系の仕事術』。

帰省先の鹿児島で読了しました。

 

本書のタイトル、正しくは

『コンペ300勝無敗のエンジニアが教える理系の仕事術』です。

コンペ300勝無敗というのが、すごい。

で、その要諦は、「合理的な努力」なんですね。

無駄な努力をしない、ということ。

 

プレゼン、資料作成、話し方と聞き方、時間管理、思考法。

これらについて、いかに合理的な努力をするかを、

具体的に説明しています。

 

ガチガチの文系の仕事をしている私にとって、

一番勉強になったのは「時間管理」の章です。

 

「アウトプット、インプット、休息を均等に配分する」

「感情が入る余地をなくしてすぐやる人になる」

「人に任せる仕事は先に頼んでしまう」

などなど、なるほどと思うところ多数でした。

 

マインドマップアプリやコピペ専用ツール、

画像ビューア、テキストエディタを使いこなす、

という提案もありました。

具体的なアプリの名前も出てきますので、使ってみなくては。

 

あ、そうそう、本書では電子書籍のことも言及されてます。

紙の本より、速く読めるらしい。

というわけで、久しぶりにキンドルを使ってみようと思ってます。

 

冒頭に書いたように、勉強会でお世話になっているので、

私も何か企画できないかしら、と密かに思っておりました。

そんなわけで、かんき出版さんの「理系の仕事術」というタイトルを知り、

「なるほど!」と膝を打ったのでした。

たしかにこれは、井下田さんらしい切り口であります。

 

 

 

 

 

2022年5月 8日 (日)

雑誌「ハルメク」がV字回復した3つの秘密

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雑誌ハルメクの山岡朝子編集長。

今年の1月のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されていて、

その時の感想をこちらに書きましたが、先週の「林修の初耳学」にもご出演されてました。

 

本日(2022年5月8日)の夜9時59分まで、Tverで無料で見られるようです。

(それならもっと早く記事にしろ、という話なんですが)

 

ちょうど鹿児島帰省中にこの番組を見て「おお!」と思い、

さっき改めて、TVerで復習しました。

 

「プロフェッショナル 仕事の流儀」とはまた別の角度で、

「ハルメク」と山岡編集長の凄さを説明していました。

 

山岡さんがヘッドハンティングで「ハルメク」の編集長になった時、

「ハルメク」は最低の部数。そこからV字回復して、

現在は当時の約2倍、月刊38万部の雑誌になっています。

 

そのV字回復の秘密を、番組では3つ、挙げていました。

 

1 65歳のA子さん

 

シニア雑誌ではなく女性誌を作るんだ、と発想を変えた。

その際に、山岡さんの中に「65歳のA子さん」というペルソナを作った。

という話です。

(これは「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも出てきました)

シニア雑誌という思い込みを捨てたことで、多彩な企画が出てきた、とのこと。

 

2 徹底的なデータ収集

 

通常、月刊誌は3ヶ月かけて作るらしいのですが、

「ハルメク」は6ヶ月かけて作る。

で、前半3ヶ月は徹底的な調査なんですね。

読者からのハガキやアンケートを徹底的に読み込み、

そこから仮説を立てては調査して、企画を具体化していく。

調査の結果、ボツになった企画もあるらしいです。

 

3 年200回の読者との会合

 

アンケートやハガキだけだと、読者にもわかっているものしか出てこない。

読者にもわかっていない部分を掘り下げるためには、

読者と会って話をすることが必要。

という話です。これ、書籍の企画にも言える話ですね。

 

そういう会合の結果、わかったことの具体例として、

「片付け・整理」には、「捨てる決心をする」というプロセスが必要。という話が出てきました。

 

決心ができないから捨てられない。

では、捨てる決心を後押しする企画だ! ということで、

NPO法人と組んで「古着でワクチン」企画を作ったそうです。

なんというか、読者と編集部のサイクルが綺麗なんですよね。

 

書籍の場合は定期購読者もいませんし、読者との会合も難しい。

あえていえばサイン会かなあ。

だからこそ、編集者一人一人が、「この本のメイン読者はこんな人」と、

自分の中にペルソナを作る必要があると思いました。

読者アンケートやハガキがない分、書籍編集者は想像力を働かせ、

書店に行って読者予備軍の姿を観察し、なんとかかんとか、

ペルソナを作っていく。

4冊担当していたら4人のペルソナができる。というか、必要。

帯のコピーや目次は、そのペルソナが納得するものにしなくては。

 

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それから、企画を進める際の指針が、

「びっくりした」「感動した」と読者に思ってもらえるか否か。

「ハルメクにしかない情報か否か」

とのことで、これは本作りの際も意識すべき指針だと思いました。

金を出して買ってもらう以上、その本にしかない情報でなくては!

 

ところで、これは「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも出てきたと思うのですが、

山岡編集長は悩む時間がもったいないとのことで、ランチメニューを決めているそうです。

 

時間のないときはコンビニのクロワッサンサンド。

少し時間があるときはさばライス(たぶん神保町ブックセンター)。

さらに時間があるときは明太子クリームパスタ(珈琲館)。

 

あれだけ魅力的な店が多い神保町で、この3種というのはストイック過ぎます。

私の場合は糖質制限が可能なお店ということで、結果的に6軒ほどに絞ってますが。

(それでも週に1軒は新規開拓してるなあ)

 

さばライス、近々食べに行こうかしら。

 

 

 

 

 

2022年5月 6日 (金)

天文館図書館に行ってきました。

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久しぶりにブログを書いております。

5月1日に休みを取ったので、4月29日から昨日5月5日まで、

1週間、休みでした。

 

この期間、見事にブログが書けませんでした。

土日はブログ更新しないようにしてますが、

これだけ書かなかったのはかなり久しぶりな気がします。

 

この1週間のうち、4月30日から5月4日までは、

鹿児島に帰省してました。

 

鹿児島の繁華街・天文館の入り口に、センテラスという巨大商業施設ができてました。

かなりの巨大施設です。

ちょっと見に行ってきました。

 

こういう商業施設ができると、その中に全国チェーンの書店さんが入っている。

というのが、少し前の暗黙のルール、だったように思います。

 

鹿児島でいうと、2004年に鹿児島中央駅にアミュプラザができましたが、

そこには紀伊国屋書店さんが入っています。

 

しかしながら、この10年ほどは、新しい商業施設ができても、

その中に書店さんが入っていない、というパターンが増えているようです。

 

私自身がそれを強く感じたのは、

2012年に完成した渋谷のヒカリエだったと記憶してます。

(私の記憶なのでかなり曖昧ですが)

 

で、今回のセンテラスなんですが、書店さんは入ってません。

市の図書館が入ってます。

巨大ビルの4階と5階を使って展開しています。

当然ながらかなり広くて、そして綺麗。

天文館の入り口にこんなでかい図書館ができたのかあ。

と、ちょっとびっくりしました。

 

図書館で本好きになる子供が増えれば、結果的に本を買う人も増える。

したがって、図書館と書店は共存する、と考えていますが、

それはそれとして、巨大商業施設の中に巨大図書館、

という初めてのことに、ちょっとびっくりしました。

これから、そうなっていくのかしら。

 

写真は、市のサイトから持ってきました。

天文館図書館の内部です。

 

 

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