『理系の仕事術』で時間管理について改めて考えてみた。
新橋の勉強会でお世話になっている、
井下田久幸さんのデビュー作『理系の仕事術』。
帰省先の鹿児島で読了しました。
本書のタイトル、正しくは
『コンペ300勝無敗のエンジニアが教える理系の仕事術』です。
コンペ300勝無敗というのが、すごい。
で、その要諦は、「合理的な努力」なんですね。
無駄な努力をしない、ということ。
プレゼン、資料作成、話し方と聞き方、時間管理、思考法。
これらについて、いかに合理的な努力をするかを、
具体的に説明しています。
ガチガチの文系の仕事をしている私にとって、
一番勉強になったのは「時間管理」の章です。
「アウトプット、インプット、休息を均等に配分する」
「感情が入る余地をなくしてすぐやる人になる」
「人に任せる仕事は先に頼んでしまう」
などなど、なるほどと思うところ多数でした。
マインドマップアプリやコピペ専用ツール、
画像ビューア、テキストエディタを使いこなす、
という提案もありました。
具体的なアプリの名前も出てきますので、使ってみなくては。
あ、そうそう、本書では電子書籍のことも言及されてます。
紙の本より、速く読めるらしい。
というわけで、久しぶりにキンドルを使ってみようと思ってます。
冒頭に書いたように、勉強会でお世話になっているので、
私も何か企画できないかしら、と密かに思っておりました。
そんなわけで、かんき出版さんの「理系の仕事術」というタイトルを知り、
「なるほど!」と膝を打ったのでした。
たしかにこれは、井下田さんらしい切り口であります。
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