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2022年5月 8日 (日)

雑誌「ハルメク」がV字回復した3つの秘密

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雑誌ハルメクの山岡朝子編集長。

今年の1月のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されていて、

その時の感想をこちらに書きましたが、先週の「林修の初耳学」にもご出演されてました。

 

本日(2022年5月8日)の夜9時59分まで、Tverで無料で見られるようです。

(それならもっと早く記事にしろ、という話なんですが)

 

ちょうど鹿児島帰省中にこの番組を見て「おお!」と思い、

さっき改めて、TVerで復習しました。

 

「プロフェッショナル 仕事の流儀」とはまた別の角度で、

「ハルメク」と山岡編集長の凄さを説明していました。

 

山岡さんがヘッドハンティングで「ハルメク」の編集長になった時、

「ハルメク」は最低の部数。そこからV字回復して、

現在は当時の約2倍、月刊38万部の雑誌になっています。

 

そのV字回復の秘密を、番組では3つ、挙げていました。

 

1 65歳のA子さん

 

シニア雑誌ではなく女性誌を作るんだ、と発想を変えた。

その際に、山岡さんの中に「65歳のA子さん」というペルソナを作った。

という話です。

(これは「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも出てきました)

シニア雑誌という思い込みを捨てたことで、多彩な企画が出てきた、とのこと。

 

2 徹底的なデータ収集

 

通常、月刊誌は3ヶ月かけて作るらしいのですが、

「ハルメク」は6ヶ月かけて作る。

で、前半3ヶ月は徹底的な調査なんですね。

読者からのハガキやアンケートを徹底的に読み込み、

そこから仮説を立てては調査して、企画を具体化していく。

調査の結果、ボツになった企画もあるらしいです。

 

3 年200回の読者との会合

 

アンケートやハガキだけだと、読者にもわかっているものしか出てこない。

読者にもわかっていない部分を掘り下げるためには、

読者と会って話をすることが必要。

という話です。これ、書籍の企画にも言える話ですね。

 

そういう会合の結果、わかったことの具体例として、

「片付け・整理」には、「捨てる決心をする」というプロセスが必要。という話が出てきました。

 

決心ができないから捨てられない。

では、捨てる決心を後押しする企画だ! ということで、

NPO法人と組んで「古着でワクチン」企画を作ったそうです。

なんというか、読者と編集部のサイクルが綺麗なんですよね。

 

書籍の場合は定期購読者もいませんし、読者との会合も難しい。

あえていえばサイン会かなあ。

だからこそ、編集者一人一人が、「この本のメイン読者はこんな人」と、

自分の中にペルソナを作る必要があると思いました。

読者アンケートやハガキがない分、書籍編集者は想像力を働かせ、

書店に行って読者予備軍の姿を観察し、なんとかかんとか、

ペルソナを作っていく。

4冊担当していたら4人のペルソナができる。というか、必要。

帯のコピーや目次は、そのペルソナが納得するものにしなくては。

 

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それから、企画を進める際の指針が、

「びっくりした」「感動した」と読者に思ってもらえるか否か。

「ハルメクにしかない情報か否か」

とのことで、これは本作りの際も意識すべき指針だと思いました。

金を出して買ってもらう以上、その本にしかない情報でなくては!

 

ところで、これは「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも出てきたと思うのですが、

山岡編集長は悩む時間がもったいないとのことで、ランチメニューを決めているそうです。

 

時間のないときはコンビニのクロワッサンサンド。

少し時間があるときはさばライス(たぶん神保町ブックセンター)。

さらに時間があるときは明太子クリームパスタ(珈琲館)。

 

あれだけ魅力的な店が多い神保町で、この3種というのはストイック過ぎます。

私の場合は糖質制限が可能なお店ということで、結果的に6軒ほどに絞ってますが。

(それでも週に1軒は新規開拓してるなあ)

 

さばライス、近々食べに行こうかしら。

 

 

 

 

 

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