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2022年6月の20件の記事

2022年6月30日 (木)

「恋は光」で西野七瀬さんを再認識した夜。

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2日連続で同じテーマ、というのは避けたいんですが、

今回も映画の話です。

先日、「恋は光」を見たんですが、

これがとっても面白かったのです。

 

恋している女性から光が見える、

という特異体質の大学生男子が主人公です。

彼と、彼の周りの3人の女性の話。

 

光は見えるし、3人の女子大生からは好かれるし、

なんだこのファンタジー、と思っていたのですが、

リズムがいいんでしょうね、ぐいぐい引き込まれます。

テンポがいいというよりは緩急のリズムがいい。

突然釣りのシーンが出てきたり、

路面電車での会話が出てきたり。

大学キャンパスでの話とのメリハリがいい感じです。

 

舞台は岡山なんですが、それもいいんですよね。

 

恋する女性の光が見える。

主人公の幼馴染の女の子も光ってないとおかしい。

と、見ている我々は途中から思うのですが、

なぜかこの子は光ってない。

その謎が、物語の後半を大きく牽引していきます。

 

今更ながらですが、

「なぜ?」という謎は、物語を引っ張っていく大きな力なんですよね。

これって、本も同じだと思います。

ビジネス書ではなかなか難しいですが。

 

この映画を見て認識したのですが、

西野七瀬さん、上手な俳優なんですねえ。

ファンタジー設定の主人公の幼馴染を、

見事に演じてます。

現実とファンタジーの狭間を見事に演じている、と申しましょうか。

いいなあ。

 

というわけで大満足の2時間でした。

 

この作品を知ったのは、フェイスブックで絶賛している人がいたから。

そしてその人の映画評が、これまでも共感できるものだったから。

 

なんども言ってますけれど、

ツイッターやフェイスブックでの口コミって、

映画や本の強力な宣伝ツーツ、

という気がします。

担当本をSNSでもっと語らなくちゃいけないなあ。

 

2022年6月29日 (水)

シン・ウルトラマンの感想とネタバレの関係

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先日ようやくいけました、「シン・ウルトラマン」。

勝手に期待値を上げてましたが。

いやあ、それを軽く超える面白さ。よかったわあ。

 

世間では賛否両論とのことなんですが、

正直、「否」の部分はどこ? という気がしております。

 

ウルトラマンの変身シーン、かっこいい。爽快。

カラータイマーのないウルトマンは、美しい。

 

ただ、これ以上が書けないのです。

何を書いてもネタバレになってしまいそうで。

 

例えば、途中で長澤まさみさんが大変なことになるんですが、

詳細は書けないなあ。

 

劇中、最後の戦いは、テレビ版ウルトラマンを知っている世代としては、

思わずニヤニヤしてしまう設定。

よくこんなこと考えたなあ。

でも、これも詳細は書けない。

 

というわけで、ネタバレを気にすると、

感想を書くのがとても難しいのです。

 

だからと言って、「面白い「楽しい」「見たほうがいい」

だけではなあ・・・。

 

これはとても面白い小説にも当てはまるかも、ですね。

 

映画や書籍は口コミがいちばんの宣伝と思っているのですが、

面白いが故に、その口コミ機能がうまく機能しない。

私の知り合いで、「ウルトラマン」という単語を

ツイッターのミュートワードにしている人がいます。

ネタバレが怖いから。

こういう人たちには、当然ですが口コミが入ってこないわけで。

 

ネタバレ禁止と口コミ。

今更ながらですが、難しい問題だなあ。

 

ネタバレ厳禁。私の好きな言葉です。

2022年6月28日 (火)

ホテル法華クラブにまた泊まろうと思ったきっかけは1個のグラス。

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金曜の夜から今日まで、鹿児島に帰省してました。
実家にはパソコンがないので、今朝、久しぶりのブログです。
帰省中、印象的だった話を書きます。
鹿児島には出張パックを使ってます。
往復の飛行機にビジネスホテルを組み込んで早めに申し込むと、
なぜか片道代より安くなるというお得なチケットです。
なぜ安くなるのか、いまだによくわかってないのですが。
で、今回も金曜夜だけ、天文館(という繁華街があるのです)
近くのホテル法華クラブに泊まりました。
初めて泊まったんですが、かなりよかったです。
大浴場があって午前1時まで使えるのが、まず、ありがたい。
金曜の夜の飛行機だったのでホテル着は午後10時を過ぎてましたが、
それからゆっくり大浴場を使えるのはとても嬉しい。
その後、部屋に戻って冷蔵庫を開けてみたら、
グラスが冷やしてありました。
これが印象的だった話なんです。
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冷えたグラスでビールを飲んでください、ということなんだと思います。
この心遣いがありがたいなあ、と思ったのです。
こういう心遣いができるところなら、きっと朝ごはんもいいに違いない。
と考えまして急遽、翌朝の朝ご飯をホテルで食べることに。
いわゆるバイキング(ビュッフェ)なんですが、
ビジネスホテルのイメージを超える品数の多さと美味しさで、
満足しました。
次回も、このホテルを使うことにします。
出張パックでリピーターになるのは初めてです。
そう思った理由は、朝食で、
そのきっかけは冷蔵庫に入っていたグラス。
ちょっとしたことで、リピーターになるんだなあ。
と自分の行動から思ったのでした。

2022年6月24日 (金)

始めてしまうと意外に早い、という話です。

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今回のテーマはこれまでも何回か書いた気がしますが、

始めるまでが一番大変、という話。

昨日改めて思いました。

 

英字新聞の本を1月に出しまして、

それを専門の会社に頼んでアプリにもしました。

スマホから音声付きで読むことができます。

 

先日、別の会社からも「アプリ化したい」という話が来まして、

ありがたい! と思ったのですが、新しい会社は、

「クイズ形式にしてほしい」というリクエストがありました。

 

クイズ形式だとこんな感じですかね、というサンプルを私が作り、

それを先方が見て問題なければ他の問題も作る。

全部で119日分あるので、とにかくまずサンプルだ。

 

というところで止まってしまって2か月とちょっと。

100本以上という数に、ちょっとビビっていたのです。

大変だなあ、と。

 

しかしながらそうも言ってられないので、

先週末だったかな、サンプルを1個作り、先方に送りました。

で、「それでいいです」とお返事があったので、

昨日、他も作り出しました。

結局、昨日1日で30本以上。

たぶんあと2日あれば、全部終わります。

 

2か月以上手付かずだった仕事が、

始めてみたら3日で終わる。

 

私の仕事、毎回こんな感じなんですよねえ。

なかなか始められない。始めるまでが長い。

で、0を1にしてしまえば、その後は意外に早く終わる。

今回もそうでした。

 

今回は特に、サンプルを作るという、わかりやすい事例。

これがなかなか着手できなかった。

 

時間がかかりそうな仕事は、

とにかく最初の1歩を踏み出してみる。

そこから先は意外に早い。

今回もそうでした、という話です。

 

写真は本文に一切関係なく、近くの駅で見つけたヤクルトの自販機。

 

 

 

 

 

 

 

2022年6月23日 (木)

スピードスピードスピード!

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先日、BS-TBSの番組で幻冬社の特集をしていました。

視界がカズレーザーさんで、幻冬社の役員たちがコメントする、

社長の見城さんと作家の重松清氏がビデオ出演する、

というもの。「X年後の関係者たち」です。

 

私も出版業界の端の方にいますので、

幻冬社の創立、そしてその後数年の凄さは、

リアルタイムで知っています。

幻冬舎文庫スタートの衝撃とかね。

 

テレビで紹介されていたエピソードも、

だいたい知ってましたが(郷ひろみさんの本の出版時のことなど)

それでも、時系列で見ると、やはりすごい会社だなあ、と。

途中から見たのですが、創業時のラグビーボールの話は出たのかしら。

 

この番組で一番興味深かったのは、実は、

重松清さんのコメント。

「他社と比べて、物事を決定するスピードが速い!」

とのことでした。

 

これを書きたい、と作家が思っている時に、

「社に持ち帰って相談しますので」と言われて何日も待たされると、

執筆のモチベーションがなくなってしまう。

 

なるほど! と感じました。

 

弊社の強み、というのを昔、考えたことがあります。

その時の私の結論が「速さ」でした。

 

これやりたい、と思ってから社内でGO(あるいはNG)の結論が出るまでがかなり短い。

それが大きな出版社には無い、弊社の強みだわ、と思ったのです。

会議の数が少ないですから。

 

幻冬社とは比較になりそうにないですが、

スピードは自社の強みになるんだわ、

と改めて意識しました。今もそうなってるかな。

なってるはず。たぶん。

 

 

 

2022年6月22日 (水)

丸善丸の内本店さんで文庫1位に!

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毎朝、地下鉄新御茶ノ水駅で降りて、

会社まで歩いているんですが、火曜の朝だけは大手町で降りてます。

 

大手町駅から歩いて数分の、丸善丸の内本店。

そこをチェックしてから出社するようにしてます。

定点観測、みたいなものですね。

日本で一番ビジネス書が売れているお店、です。

 

昨日の火曜はそのことを忘れ、新御茶ノ水駅で降りたのですが、

そして地上に少し出たのですが、

「あ、火曜だわ」と思い出して、

再び地下鉄に乗って大手町駅、そして丸善へ。

 

結果的にはそれが正解でした。

丸善丸の内本店さんの文庫カテゴリ1位が、

弊社の文庫新刊『大切なキミに贈る本』だということを、

店内のディスプレイで知ることができました。

 

丸善丸の内本店さんのランキングは、

業界紙「新文化」に毎週載っているんですが、

文庫カテゴリは載ってないのです。

昨日、丸善に立ち寄らずに会社に行っていたら、

文庫1位だったことに気づかずに終わっていた可能性大、

でありました。

 

もっとも、丸善丸の内本店さんのカテゴリ別のランキングは、

ネットから見ることができるんですけどね。

それを毎週チェックしておけよ、という話なんですが。

 

ともあれ、1位という情報を入手できてよかったです。

これを販促に使いたいなあ。

2022年6月21日 (火)

ヨシタケシンスケさんの本2冊にうわっと思いニヤッとした件。

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先日、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」会場で買った、

ヨシタケさんの本2冊。

読了しました。面白かったなあ。

『ものは言いよう』と『あるかしら書店」。

 

前者は、雑誌MOEに掲載した記事をまとめたもので、

オビのキャッチコピーによれば

「絵本作家ヨシタケシンスケ完全読本」

 

自作解説や影響を受けた本の紹介があって、

とても興味深いです。

 

編集者として「うわっ」と思ったエピソードがありまして、

一番初めの絵本のオファーでは

「何を描いてもいいです」

と言われて、できなかった。

別の編集者から

「リンゴをいろいろな視点から見てみたら、というお題に答えてください」

と言われて、デビュー作『りんごかもしれない』が描けたそうです。

 

これ、お題を出せばいいんだという話ではなくて、

作家によって、お題を出したほうがいい人なのか、

自由に書いてもらったほうがいい人なのか、

編集者が見極めないとダメですよね、

という話だと思うんですよ。

編集者としてうわっと思ったのでした。

 

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『あるかしら書店」は、ある書店のお話。

「〜についての本、あるかしら?」

とお客さんに聞かれると、

「ありますよ」と店の奥から出してくれる。

その本がどれもふざけていて、実に良いです。

 

で、最後に出てくるお客さんのリクエスト。

これにだけ、店主が

「それはまだ無いですー」

と答えます。

 

どんなリクエストだったか書いてしまうとネタバレだから、

ここには書きませんが、

編集者として、ここでも、

うわっと思い、そしてニヤッとしたのでした。

そうなのよ、その本だけはまだ無いんですよ。

2022年6月20日 (月)

紀伊国屋書店の1階が新しくなっていた件。

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今朝は小ネタです。

 

6月になって三省堂神保町本店の仮店舗がスタートしましたが、

紀伊国屋書店新宿本店の1階もリニューアルしたそうです。

 

というわけで、先日行ってきました。

たしかに、印象がかなり変わってました。

お店の外側のスペースにまでワゴンを置いていたのが、

すっきりとした入り口に。

人が写り込まない瞬間を狙って撮ってますが、

実際にはかなりの人で賑わってました。

 

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全体におしゃれな感じでした。

待ち合わせの新名所にならないかなあ。

書店さんで待ち合わせって、

とてもいいと思うんですよね。

 

2022年6月17日 (金)

杉浦さやかさん全点リスト、できました!

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できました!

6月10日の記事で、

「杉浦さやかさんの全点リストを作ってます」

と書きましたが、昨日6月16日に完成しました。

嬉しいなあ。

こちらです。

 

このリスト、全点に杉浦さんのコメントが入っているのが

ポイントです。

コメント読むだけでも楽しいです。

それだけ、杉浦さんのご負担が大きかったわけですが。

 

杉浦さんツイッターによると、

秋に新刊が出るそうでして。

その時にまた更新しなくちゃ。

 

ちなみに、10日の記事にはもうひとつ、

「急ではないけど大事な仕事」がある、

と書いたんですが、そちらは未だ手つかず。

ダメだわあ。

2022年6月16日 (木)

「マイスモールランド」を見に行った理由

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先日、「マイスモールランド」を池袋で見ました・

在日クルド人の女子高生が主人公で、

バリバリの社会派ドラマです。

かなり重いテーマ。

というわけで、見るのをなんとなく遠慮していたのですが、

行ってしまいました。

 

その理由はシンプルで、映画に非常に詳しくやたら見に行っている友人が、

「今年のベストかも」と強く推していたから。

 

たしかに、素晴らしい作品でした。

テーマがテーマなので、簡単に「面白い」と言いづらいのですが、

でも、面白い。

主人公の嵐莉菜さんがとてもよくて、青春映画の一面もあるのです。

そして、脚本がいい。

途中で何度かでてくる川が印象的で、これもいいなあ、と。

 

で、何が言いたいかと言いますと、

映画は口コミが一番だなあ、ということ。

同じように、本も口コミが一番だと思うのですよ。

・・・ということを以前にも書いた気がしますが、

今回も強く感じました。

知り合いに「この映画面白いよ」「この本いいよ」

と言ってもらうのが、一番強烈な気がします。

 

今だとSNSがありますので、

ツイッターやフェイスブックも口コミ、だと思います。

それらでいかにして自社本を喋っていただくか。

それが大事だなあ。工夫しないといけないなあ。と思うのであります。

その点で、ハッシュタグは大事な気がします。

 

 

 

2022年6月15日 (水)

備忘録としてのメール

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先日の日曜は休日出勤でした。

某著者さんとのメールのチェック。

3ヶ月ほどのメールをダッーと見直す、というもので、

1時間くらいで終わると思っていたんですが、

とんでもなかったです。

5時間ほどかかりました。目が痛かったなあ。

 

いま、英語の問題集を2冊作ってまして、

それに関する著者さんとのやりとりを見てたのです。

途中で削除したり追加したり、あるいは入れ替えたり。

最終的に、こちらの本は何問、というのがわかり、

ホッとしました。

 

で、この作業は、メールだからできたことでして。

 

私、記憶力がかなり悪いのです。

(ということは何度かこのブログにも書いたような)

記憶力が悪い人間には、メールが非常にありがたい。

文字として記録が残ってますからね。

 

私が入社してから数年はメールなんてなかったわけで、

その頃はどうしてたのかなあ。

ひたすらメモを取ってたんだろうなあ。

しかし、メモって意外にとり忘れてるわけですよ。

私の場合は。(ダメじゃん)

 

というわけで、意識的にメールしたほうがいいなあ、

と改めて思いました。

電話した後も、「こういうことですよね」と簡単なメモをメールしておくとか。

 

同じように、自分自身にもメールしたほうがいいかも。

とぼんやり思いました。

企画の思いつきとか、やるべきこととか。

 

メールは備忘録として使えるなあ、

というお話であります。

 

写真は本文に一切関係なく、

水道橋・勝本のラーメン。

 

 

 

 

2022年6月14日 (火)

短期間で詳しい情報を得るポイント、のようなもの。

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昨日、ちょっと、いえ、かなり嬉しいことがありました。

 

フリーの編集者さんと打ち合わせだったんですよ。

その人とは3週間前にも打ち合わせをしたんですが、

打ち合わせが終わったところで、突然、

「落語、何を聞いたらいいですか」と質問されました。

 

落語に興味があるけれど、何から聞いたらいいかわからない。

私が落語好きというのを知って、思わす質問したとのこと。

 

お! と嬉しくなって、

落語の話を思わず10分くらいしてしまいました。

 

好きではありますが、初心者向けの落語といったことは

これまであまり考えたことがなかったので、

喋りながら考える、という感じでした。

とりとめなかったなあ。

 

で、昨日の打ち合わせ終了後、

「先日教えていただいた柳家喬太郎さんと春風亭一之輔さん、

YouTubeで聞きました」

とのこと。

 

思わず嬉しくなりました。

あの時の話を実践してくれたんだ!

 

というわけで、落語の話をさらに10分ほどしてしまいました。

一之輔師匠のYouTubeチャンネルのことなど。

 

師匠のチャンネルでは、コロナのために寄席がしまっていた時の

無観客落語20席が聞けますからね。

かなりボリュームがあります。

 

何か学びたい・情報を得たいと思ったら、

詳しそうな人に聞いて、教えてもらったことはすぐに実践する。

それが一番手っ取り早い方法じゃないかしら。

と改めて思ったのでした。

言い換えるならば素直が一番。

言われたことをすぐにやってみる、ということですから。

 

そうなると、教えた側は嬉しくなって、

さらに詳しい情報を教えたくなる。

昨日の私みたいに。

これを繰り返していくと、短期間で、

詳しい情報を得ることができるように思います。

 

私がもうひとりの落語好きおじさんとやっている

落語系ポッドキャスト「おあとがよろしいようで」のことも、

話せばよかったなあ。

 

あ、写真はおすすめの落語家、柳家喬太郎師匠です。

落語協会のサイトから持ってきました。

2022年6月13日 (月)

人生初のミーグリに参加してオンラインイベントの要諦を学びました。

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先日の土曜に、人生初のミーグリに参加しました。

ミーグリとはミート&グリートのことです。

直訳すると「面会して挨拶する」ですが、

現在はほぼ「オンライン握手会」の意味で使われている、

と思います。

 

オンライン握手会、といっても実際には握手できませんから、

ミーグリのほうがいいんでしょうね。

 

土曜から、日向坂46の新譜発売に伴うミーグリが始まったのです。

 

このブログは出版に関する話を書くようにしていますが、

出版社でもオンラインでの出版記念イベントや

オンライン講演会を行うことがあります。

その参考に、ということで、以下書きます。

(強引な理屈だなあ)

 

あ、同じ坂道グループでもミーグリの進め方は微妙に異なるらしいです。

ですので、以下はあくまでも日向坂46の場合です。

 

まず、「へえ!」と思ったのが

専用のアプリをインストールしなくてはいけない、ということ。

ここだけがちょっと面倒ですが、

それ以降はびっくりするくらいストレスがありませんでした。

 

握手会では自分が自分であることを証明するため、

場内のスタッフに免許証などを見せる必要があります。

ミーグリでもそういう作業が必要なのですが、

スタッフと直接会話することもなく、機械的に進みます。

喋るのは、メンバー本人とのみ。これはストレスがなくていいです。

 

また、チャットルームがあるので、

ミーグリに参加する人が感想をつぶやくことができる。

 

握手会は会場全体のざわざわとした一体感があって、

それはそれで結構面白いのです。私は気に入ってます。

当然ですが、ミーグリにはそれがない。

チャットルームによって、かなり不十分ではありますが、

一体感を感じることができます。

 

それから、定点カメラ部屋。

これはリアルの握手会にはない特典、といっていいでしょね。

休憩時間に定点カメラ部屋にメンバーが来て、

メンバー同士で喋る。それを見ることができるわけです。

言ってみれば楽屋を覗き見ている感じ。

(実際の楽屋ではないですが)

こういう特典があるのは楽しい。

 

ストレスをできるだけ感じさせず、

参加者に一体感を感じてもらい、

特典を提供する。

・・・出版記念イベントにも応用できそうじゃないですか!

(強引な理屈だなあ)

 

今の状況がもう少し続いたら、

リアルの握手会を知らないメンバーやファンも出てきそうで、

そうなると「ミーグリのほうがいい」という声も出てくるだろうなあ。

 

私自身はリアル握手会の雰囲気が好きなので、

ミーグリはこれまでなんとなく苦手、食わず嫌いだったんですが、

参加してみると、ミーグリもこれはこれで面白いなあ、

と感じました。

 

そして、スマホ越しでも丹生明里さんは可愛い。

ということがわかりました。

これが一番の学びです。

 

 

 

 

2022年6月10日 (金)

急ではないけど大事な仕事、やってます。

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ビジネス書によく出てくる話ですが、

仕事には4種類あるそうですね。

 

1 急で大事な仕事

2 急だけど大事ではない仕事

3 急ではないが大事な仕事

4 急ではないし大事でない仕事

 

ついつい目先の仕事、つまり1と2に追われるわけですが、

3の、急ではないが大事な仕事に目配りすべし、

なんだそうです。

 

わかっちゃいるけど、それがなかなかできない。

というのが現実であります。

 

そんな中、珍しく、というか久しぶりに、

急ではないけれど大事な仕事をしています。

イラストレーター杉浦さやかさんさんの全点リストです。

 

弊社のホームページ内で、「杉浦さやかさん新刊プロジェクト」というのを

ずっとやってます。

今年で15年目で、記事も100回を超えました。

 

「杉浦さやか」と検索すると、かなり上位にこのサイトが来ます。

で、その流れで、杉浦さんの全点リストサイトも作っちゃえ、

と思いまして、作りました。

全点ですから、当然ですが他社さんの本も紹介してます。

杉浦さんご本人のコメントも、全点につけてます。

 

ただ、これを作ったのが10年以上前なんですよ。

当然のことながら、新刊がその後も出てます。

更新しなくちゃなあ、とこの数年ずっと思っていたのですが、

急ではない仕事なので、なかなか着手できず。

 

今年になってようやく手をつけまして、

来週にはアップできそうな状況になってきました。

手をつけ出したら、早いんですよ。

 

思っていたよりは短時間で終わる。

だから手をつければいいんですが、

急ぎの仕事についつい追われてしまうんですよねえ。

 

そうならないために、

このブログで、「これをいつまでにやります」

と宣言するのがいいのかも。

(ここでなくてもいいですけどね)

 

というのが、急ではないが大事な仕事、

実はもう一つありまして、

この数週間、ずっと気になってるんですよ。

 

これはそこそこ時間がかかりそうです。

まずはサンプルを作って関係各位に見せなくちゃいけないんですが、

そのサンプルになかなか手が付けられない。

杉浦さんの全点リストが完成したら、

いよいよ着手しなくちゃ。

 

写真は杉浦さんの最新刊です。

 

2022年6月 9日 (木)

永井朝活塾で学んだ『やり抜く力』

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昨日は月に一度の永井朝活塾でした。

マーケティング経営コンサルタント・永井孝尚氏による、

オンラインのセミナーです。

7時20分から約1時間。

(その分、朝ブログを書けませんでしたが)

 

毎月、このセミナーに参加することで、

生活にリズムができている気がします。

そして、自分だったら手を出してないだろうなあ、

と思われる分厚いビジネス書も、テキストということでなんとか読んでます。

 

今月のテキストは『やり抜く力」。

2016年の刊行で、当時ベストセラーになりました。

書店で見かけて気にはなっていたんですが、

400ページ近いのでちょっと手が出せず。

今回、電子書籍で読みました。

 

著者本人のエピソードも多く、

意外にスラスラと読めました。

 

この分厚い本を1冊使って言っているのは、

「努力の大切さ」

 

著者のダックワースさんによると、

達成=スキル×努力

スキル=才能×努力

 

したがって、達成=才能×努力×努力

ということになります。

 

「上位目標は安易に変えない。下位目標は臨機応変に見直す」

「年をとるとやり抜く力が伸びる」

「やり抜く力を身につけるには、

・自分が興味を持てる仕事を見つける

・自分は変われると楽観的に考える

・やり抜く力が強い組織に入る」

といったフレーズがセミナーで出てきて、印象的でした。

 

電子書籍で読むと、本文のフレーズをメモとして残せますが、

私がメモとして残したフレーズは、

「いったん決めたら、毎日、同じ時間に同じ場所で意図的な練習を行う」

でした。

このブログが、まさにそうじゃないかなあ。

 

2022年6月 7日 (火)

『小三治の落語』は落語好きなら読んでおくべき1冊、だと思います。

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私よりよほど落語好きの人に教えていただいた、
広瀬和生さんの文庫新刊『小三治の落語』。
予想通り、とても面白かったなあ。
柳家小三治師匠のネタを広瀬さんが分析し、
世に出回っているCDやDVDだったらどれを選ぶべきか。
そこまで解説してくれてます。小三治入門として素晴らしい。
それに加えて、後半4分の小三治師匠へのインタビュー。
これが芸談としてとても興味深いです。
シンプルに、「いいなあ」と思えるフレーズもいくつかありまして。
「ウケるからまたやる、っていうのは、もう、恥です、みっともない。
ウケたら、それはやめて、違う手を考える」
「志ん朝は、死んじゃいけない。あの人は死んじゃいけない。
ずっと生けてなきゃいけない。それは、ファンのためじゃなくて、噺家のために」
などなど。
あ、そうそう、広瀬さんは1983年の下北沢・本多劇場での「子別れ」を、
「落語の歴史に大きな意味を持つものになった」と評されてます。
しかし、おそらくリアルには聞いてないみたい。
(もちろんレコードでは聴いていると思われます)
この落語会、聴きに行ってるんですよ、私。
(最後は単なる自慢でした)

2022年6月 6日 (月)

微力だけど続けていこうっと。

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先週、ちょっと驚いたことがありました。

後輩担当本『実家じまい終わらせました!』をフェイスブックで紹介したら、

「買います!」と書き込んでくれた人が3人いらっしゃって、

それも嬉しかったのですが、その中のおひとりが税理士の方で、

「クライアントにも読んでもらってます」

ということで、複数買いしてくださった、とのこと。

 

ちょっと驚きました。

税理士の方がお仕事の関係で複数冊を購入してくださる。

フェイスブックで本の紹介をした時は、

思ってもいないことでした。

 

そして、フェイスブックに書かなかったら、

こういう事態にはなってないわけで。

情報発信って、大事だなあ。

と改めて思いました。

 

昔、他社の編集者さんが。

「出版社はSNSでのブランディングをいろいろ考える前に、

まず社員全員がツイッターで情報発信すればいい。

100人の社員に100人のフォロワーがいれば、

1万人に情報を届けることができる」

と言ってました。

 

かなり荒っぽい計算ではありますが、

(100人のフォロワーが必ず読むわけではない)

(同じ人が複数の社員をフォローしている可能性がある)

でも、なるほど、と思います。

 

とりあえず私は、私にできることとして、

自分担当本と自社本と、SNSで発信していこう。

と思ったのでした。

微力ではありますが、無力ではないはずなので。

 

2022年6月 3日 (金)

渋谷TSUTAYAの熱量が凄い。

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昨日(6月2日)、渋谷のTSUTAYAさんに行ってきました。

日向坂46の新譜発売に伴い、パネル展を展開しているのです。

 

他のお店と異なるのは、

発売日(正確には前日ですが実質的に発売日。この辺、よくわかってません)の朝、

メンバーたちがお店に行って、パネルにサインやらコメントやらを書いているということ。

ファン(おひさまと呼ばれてます)はそれを読みたいので、

多数、訪れます。

私が行った時もかなり混雑してました。

初日はすごかったんだろうなあ。

 

売りたい気持ちと買いたい気持ちが充満している空間。

非常に刺激を受けました。

 

熱量の象徴だと勝手に思っているのが、

お店のスタッフさんが書いたと思われるポップ(と呼んでいいのかな)。

小さい文字にびっしりと、今回の楽曲の魅力を買いてます。

昨年同様、その場で読むのがおじさんにはつらい。

写真に撮って、あとで拡大して読んだのでした。

 

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おひさまも、写真をそこかしこで撮ってました。

おそらく、自分のSNSで拡散するんだろうなあ。

(このブログみたいにね)

それがまた宣伝になるわけで。

 

売れるコンテンツであることは、お店にしてみたら当然わかっていて、

自分のお店でいかに買ってもらうか、という工夫の見せ所なんだなあ。

出版業界でいうと、かつての『ハリポタ』シリーズ発売日のイベントを思い出しました。

 

あの時も、お店によってはいろいろ工夫して、

それがニュースにもなってたなあ。

・・・思わずしみじみしてしまった。

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2022年6月 2日 (木)

世田谷文学館の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」はかなり面白いかもしれない。

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昨日、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に行ってきました。

世田谷文学館です。千歳烏山駅から歩いて10分くらいでしょうか。

途中で「これで大丈夫か」とちょっと不安になりました。

 

それはともかく。

 

ヨシタケさんといえば、『りんごかもしれない』でデビュー以降、

独特のタッチの絵と視点で、

子供だけでなく大人にも大人気の絵本作家さんです。

絵を見れば「あ、見たことがある!」

と思う人が多いのではないか、と。

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そのヨシタケさんの初めての大規模個展とのことで、

気になっていたのです。

ヨシタケさんの頭の中を覗くような展覧会でした。

 

原画や大学時代に作った立体物、コレクション、

本を作る際のアイデアメモなどを展示していて、

ファンにはかなり面白いと思います。

 

私が一番びっくりしたのは、アイデアメモ。

小さなメモを常に携帯していて、

面白いと思ったことをメモしているそうです。

 

その一部が壁にずらっと貼ってありました。

上の方にまで貼ってあるので、全て見ることはとてもできませんが、

目の高さのメモを見るだけでも十分に面白い。

こういうメモを普段から書いているんだなあ。

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会場には子供が参加できるアトラクションもいくつかあって、

子供たちが楽しそうに参加してました。

ヨシタケさんの絵本のファンなんだろうな。

ヨシタケさんの本を通じて、本好きの人が増えてくれたら嬉しいなあ、

と思ったのでした。

 

あ、2022年7月3日までです。

 

2022年6月 1日 (水)

林家扇さんのニュースで感じたツイッター検索の話

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昨日5月31日の夕方、落語好きの間にちょっとした衝撃が走りました。

もうすぐ真打、のはずだった林家扇さんが廃業する、

というニュースがツイッターのタイムラインに流れてきたのです。

思わず、「林家扇」で検索しました。

 

その時に思ったのですが、ツイッターで検索する時って、

人名に代表される固有名詞で検索することが多いなあ、私の場合。

 

これ、他の人もそうではないですかね。

 

写真のツイッターは私が4月29日につぶやいたものですが、

114いいね」という、私にしては破格の反響でした。

写真のサイズ的に、その部分がちょうど切れてますけどね。

 

これは間違いなく「田中圭」で検索した人が多かったから、だと思います。

 

同様に、羽生結弦さんのことをつぶやくと、

これまたすごい数の「いいね」がつきます。

(羽生さんの本がしばしばアマゾン上位になるのです)

(で、そのことをつぶやくのです)

 

というわけで、人名をつぶやきの中に入れると、

検索される機会が増える。

結果的に「いいね」が増える。

非常に荒っぽいですが、そういう仮説が成立するのでは、

と思ったのでした。

 

あ、人名は店名や本のタイトルといった固有名詞でも、

同じだと思います。

 

まあねえ、だからと言って毎回人名を入れることなんてできませんし、

人名を入れれば必ず検索されるわけでもないですけどね。

ちょっとだけ意識してみようかしら。

というわけで、今回のタイトル、こうしました。

 

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