面倒な仕事になるはずだったのに。
他のお仕事もそうだと思うのですが、
編集者の仕事は、
じーっと動かずに頭の中だけ動いている時と、
やたら体を動かしている時とがあります。
後者は特に手を動かすことが多いです。
我ながら、図工の時間みたいだなと思うことも。
ここ数日やっている仕事がまさにそれで。
TOEICの問題集を今作っているのですが、
単語コーナーに発音記号を入れる、
という仕事をしているのです。
これ、いつもだと発音記号を「書き込む」んですが、
今回は「切り貼り」してます。
以前出した問題集10冊ほどから問題を厳選、1冊にまとめる、
という本なので、発音記号もその10冊から切り貼りできるのです。
当然のことながら、
単語ひとつひとつ、辞書を引いて書き込むよりも、
圧倒的に楽です。
ただ、10冊の問題集から該当箇所を見つけてコピーして、
というのはそれなりに面倒ではあります。
と思っていたのですが。
この仕事、後輩にも手伝ってもらっているのですが、
後輩の仕事っぷりが素晴らしかった。
10冊のPDFを使って、該当部分を事前に全てプリントアウト。
そのあとは該当箇所をひたすら切り貼り。
というものです。
これ、最初のプリントアウトのところは面倒だったと思いますが、
それができてしまえば、そのあとはストレスなく作業ができます。
私も少しやらせてもらいましたが、とても楽。
毎回毎回、コピー機でコピーしなくていいのは楽だわあ。
コピー、300回やらなくちゃいけなかったわけですから。
作業の流れを考えて、楽できる部分はないか。工夫できないか。
と考えることって大事だわあ。
と改めて思ったのでした。
最初は面倒だけど、そのあとが楽。
そういうことって、ありますね。
ものすごく簡単、というか、小さなことですが、
よく使う単語をパソコンに登録させておくこと。
これなんかも、最初の工程は面倒だけど、
それが終わればあとはとても楽。
そういうことだと思います。
写真は本文と一切関係なく、
すき家のプリン。
プリンは意外に糖質が少ないんですね。
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