失敗を情報共有するということ。
月に一度、編集長会議を行っています。
単行本、新書、文庫の各編集長と社長の4人が集まり、
情報共有するというもの。
(私は文庫です)
昨日、今月分の会議があったのですが、
最近、それぞれの部署でミスが増えている、という話になりました。
私自身を振り返っても、そうなのです。
このブログに書いたもの、書いていないもの、あると思いますが、
見出し風にまとめると、
「著者名間違い事件」
「会議2度開催事件」
「発売延期事件」
の3本があります。
(と書くと、サザエさんの次週予告のようですが)
その場では「ううむ」と落ち込んだのですが、
どういう失敗だったのか、なぜそうなったのか、
情報共有しておくべきではなかろうか、
と後から思いました。
上記の私のようなミス、そうそう起きるものではありません。
というか、起きては困るんですが、情報共有しておけば、
他の人が著者名を間違えたり発売延期したり、ということがなくなるだろう、
少なくとも、発生する可能性が減るだろう、と思うのです。
「ここに気をつければこういうミスは起きないな」
ということを情報共有せずに、別の人が同じミスをしたら、
あまりにもったいない。
まあ、失敗を公開するというのはあまり気持ちのいいものではありませんから、
嫌がる編集長もいるかもしれません。
とりあえず、私だけでも、次回の会議で上記の3本を喋ろうと思います。
問題は私の記憶力の悪さ。喋ることを忘れないようにしなくちゃ。
喋る内容が4本に増えたりしないようにしなくちゃ。
逆にうまく行った事例もあれば(この工夫で部数が増えた、仕事が効率化した的な)
それも喋りたいと思います。
とりあえずこのブログで、どんな失敗だったか、
明日から振り返ってみたいと思います。
作家さんの実名などは出せませんけれど。
写真は本文と一切関係なく、
ロイヤルホストのパンケーキ。
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