「すずめの戸締まり」の入場者プレゼントをもらって
先日、ようやく見に行けました、「すずめの戸締まり」。
大ヒットしてるんですね。動員1000万人で興行収入134億円。
すごいわあ。
ちなみに新海誠監督は3作連続の1000万人動員なんだそうです。
これもすごいですが、監督のプレッシャー、大変だろうなあ。
正月映画と思ってましたが、昨年11月公開だったんですね。
入場時に、小冊子をもらいました。
「芹澤のものがたり」という小説です。新海監督ご自身の作品。
下の方に小さく、「入場者プレゼント第4弾」とあります。
アニメ映画ではしばしば、こういう入場プレゼントをもらうことがあります。
あ、アニメ映画だけではないですが。
これはリピーター狙いというか、
リピーターへのサービスですよね。
芹澤といわれても、初めて見る観客(たとえば私)はわからないわけで。
(ちなみに、かなり重要な脇役です)
こういうプレゼントを4回もできるというのが、素晴らしいです。
と同時に、書籍はリピーターが基本的にいないんだよなあ、
と当たり前のことを今更ながら感じました。
映画の場合は、映画館でまた見るためにはお金がいりますが、
本は、一回買ったらそれを読めばいいわけで。
こう考えると、本というのはコスパがいいわあ。
それはともかく。
本のリピーター狙いといえば、文庫ですね。
単行本で買っている人が、文庫も買ってくれたら、
とてもありがたい。
文庫もさらに買い足そう、と思ってもらうためには、
文庫オリジナルのコンテンツを加えるのが、シンプルだけど強力でしょうね。
手間はかかりますが。まあ、大事なことは面倒ですからね。
書き下ろしのお原稿をお願いしたり、
著者と誰かの対談を入れたり、
ノンフィクションだったら年表や図を入れたり。
ポイントを冒頭にまとめる、というのもありかなあ。
単行本と全く同じだったら、
単行本を買った人は買わない。
それだけははっきりしてます。
よほどのファンは別ですが。
あ、よほどのファンを持っている人の本を文庫にすればいいのか。
(ちょっと違う気がする・・・)
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