フリーアドレスの出版社という衝撃
昨日は職場の後輩たちとご飯を食べました。
かなり久しぶりだったなあ。数年ぶりです。
偶然ですが、昨日のメンバーは全員、中途入社組。
彼らが以前勤めていた出版社の話が、いろいろ出ました。
当たり前ですが、同じ業界でもかなり違いがあります。
そんな中、かなりびっくりしたのは、
某後輩が以前いた出版社、フリーアドレスだということ。
フリーアドレス。
ものすごく大雑把に行ってしまえば、
自分の机が特に決まってなくて、その日決まる、
というシステムですよね。
世間の流れとしては、そっちに移行していくのだろうと思います。
むしろ多いのかも。
ただ、出版社の場合、紙の量が半端ないのです。
著者とのやりとりはゲラと呼んでいる紙がメインなので、
どうしても、溜まります。
机の周りにドーンと積み上げることになってしまいます。
こんな大量の紙を持って毎日移動するのは、無理。
したがって、フリーアドレスは無理。
となるのですが、その会社では徹底的にスキャンし、
紙のやり取りはPDFでやっているらしいです。その結果のフリーアドレス。
うわあ。と思う一方で、そういう出版社、じわっと増えていくんだろうな、
と思いました。
私が知っている著者さんでも、完全にペーパーレスの方がひとりいらっしゃって、
すべてpdfでやり取りしました。
こちらもpdfに疑問点を書き込んで、メールしてました。
私が入社した頃は、ファクシミリでのやり取りが当たり前で、
そもそもメールなんてなかったわけで。
ツイッターもフェイスブックも、当然ながらありませんでした。
30年でこれだけ変わるんですから、
これからの30年でフリーアドレスの出版社が増えても、不思議じゃないわ。
どう変化してもいいように、柔軟な頭が必要だなあ。
ついていけるようにしなくては。
ただ、パソコンのスキルが追いつかないのですよね、私。
写真は本文に一切関係なく、先日行った定食屋さん。
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