SPY×FAMILYのミュージカルを見てきました。
先日、日比谷の帝国劇場に行ってきました。
ここに来るの、何年振りかなあ。10年以上来てなかったかも。
今回は「SPY×FAMILY」のミュージカル版を見るためです。原作コミックの1巻目を息子が持っていて私も読んだのですが、とても面白い。アニメになって「そりゃそうだよなあ」と思っていましたが、まさかミュージカルにまでなるなんて。
コミックや小説はドラマ化や舞台化、映画化の可能性があるわけで、そういう展開、まあ端的に言ってしまえば収益化の可能性があるわけで、ノンフィクションではあまり見ない展開なんですよね。ちょっと羨ましい。もちろん、そこまで展開できるコンテンツはなかなかないと思いますが。可能性の問題。
で、この舞台ですが、日向坂46の佐々木美玲さんをはじめ、みなさん素晴らしい。アーニャ役の女の子、まさにアーニャです。
歌の力も改めて感じます。全員で歌い上げるシーンが何度か出てきますが、聴いているだけでグッときます。
舞台装置もよくできていて、2階にその模型がありました。
というわけでかなり満足している一方で、気になったのは脚本です。原作にかなり忠実だと思うのですが、その結果、舞台のストーリーとしては完結してないのです。ただいま連載中の原作ですから完結しないのは当然なのかもしれませんが、これでいいのかなあ。主人公の後輩の女スパイも、あそこで終わっていいのかしら。
3時間の舞台に合わせて、ストーリーを再構成すべきだったように思いますが、でも原作ファンはこの方がいいのかな。意外に難しい問題なのかも。
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