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2023年6月の20件の記事

2023年6月30日 (金)

経理部からの締切の催促はなくなったわけで。

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先日、ようやく退職金のあれこれが整理できました。

何にどれだけ使うか、メモを作ったのです。

 

年金が出るまでの5年間は、

生活費は退職金から取り崩すことになります。

 

幸い、定年退職後は築地の出版社で働くことになったので、

取り崩す金額は神保町の出版社で雇用延長するよりは、

だいぶ少なくて済んでます。

(今のところは、ですが)

 

それ以外に、証券会社に払うお金や

お墓を買うお金、今後の市民税や出版健保に払うお金などをノートに書いていったら、

まるっと自由に使えるお金はだいぶ少ない、ということに気づきました。

今さらですけど。

やはり、書かないとダメだなあ。

 

そしてその作業をしていて、保険会社に出さなくてはいけない書類があることに気づきました。

封筒から、そういう書類が出てきたのです、すっかり忘れてました。

締切を見てみたら、あと3日で締切、という状態でした。

気づいてよかったわあ。

その封筒、かなり前に届いていたんですが、忘れてました。

 

書類の締切って、以前は会社の総務部や経理部が、

メールであれこれと知らせてくれました。

それを見て「やばいやばい」とか「大変だあ」とか言いながら、

書類を作っていればよかったわけですが、

今後はそういうのがなくなるわけで。

(そりゃそうだ)

 

書類管理は自分できちんとしなくちゃ。

と改めて思ったのでした。

 

そのためには、自宅の自分の机、もっと整理しないとなあ。

封筒があれこれ置いてあって、雑然としすぎだわ。

 

そういえば、年金に関する新書『年金の常識』を読みました。

知らないことが多いなあ。

知らないって文字通り損だなあ。

と思うと同時に、

年金に関してもいろんな締切があるんだなあ、

と思ったのでした。

覚えておかなくちゃ。

大変だわ。

2023年6月29日 (木)

継続は力なり。

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祥伝社時代にお世話になった梅津有希子さん。

だし愛好家として、『だし生活、はじめました』をはじめとする、

だし生活シリーズをご執筆されてます。

そのシリーズを担当させていただきました。

最初の本が、2015年だったかなあ。

 

梅津さんにはだし愛好家とは別に、高校野球ブラバン応援研究家という顔も。

TBS安住紳一郎さんのラジオには、こちらの顔で出演されてます。

 

どちらも、始めて10年なんだそうです。

10年続けてどうなったか?

 

だし愛好家として、今年の5月にEテレ「人生レシピ」にご出演。

 

高校野球ブラバン応援研究家として、

今年の611日に開催された甲子園球場でのイベント、

「阪神甲子園球場100周年記念事業 甲子園ブラスバンドフェスティバル」

に監修・制作という立場で携わり、解説者としても出演されました。

 

10年継続。

継続は力なり、といいますが、

それだけ続けることができれば、

評価されるんだなあ。

それだけ難しいことですけどね、10年継続。

 

もう少し付言すると、

だし生活もブラバン応援も、

最初はツイッターでつぶやいていたんですよ、梅津さん。

 

140字のつぶやきから始めたことが、10年で、

テレビ出演と甲子園のイベント出演に。

 

ツイッターのつぶやきなんて、誰でもできるじゃないですか。

ポイントは、その切り口。そして10年続けられるか否か。

 

これって、出版したいと思っている人たちへの

ひとつの答えのような気がしておりますよ。

 

 

2023年6月28日 (水)

「リバー、流れないでよ」を見ないのはもったいない!

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昨日は築地の出版社に行かず、1日のんびり。

映画を2本はしごするという、贅沢な時間を過ごしました。

 

そのうちの1本が「リバー、流れないでよ」。

これ、とても面白かった!

 

京都・貴船の旅館を舞台にしたSF映画なんです。

2分間が延々と繰り返されるというタイムループが描かれます。

主人公の仲居さんも、旅館でお昼ご飯を食べてるお客さんも、

温泉に入っている人も、2分経つと最初の場所に戻ってしまう。

 

2分間の繰り返しなのですが、脚本が絶妙なので、飽きることなく見ていられます。

むしろ、良質の恋愛映画要素も途中から入ってきて、見終わった後は爽やか。

 

2分間の繰り返しの中で、それぞれの登場人物の個性が描かれてますし、

なぜこんな状況になったのか、そしてどうやったら解決するのか、

という部分も、もちろんきちんと描かれます。

 

こういう映画を見たかった。

と思いました。

 

我ながら怖いのは、この映画のことを先週まで全く知らなかったこと。

たまたまSNSで話題にしている人がいて、脚本がヨーロッパ企画の上田誠氏の脚本と知り、

急遽、見に行くことに。

 

ハシゴということでもう1本行ったのですが、

そしてそちらは予告編をかなり前から見ていて、

かなり期待していったのですが、正直、今ひとつでした。

 

それはさておき。

SNSで話題にしている人がいなかったら、

私、「リバー、流れないでよ」を知らずに過ごしていたと思います。

SNSでの情報発信、大事だわあ。

と改めて思います。

 

築地の出版社での担当本、形になるのはかなり先になりそうですが、

形になりそうになってきたら、ツイッターやフェイスブックに、

いろいろ書き込まなくちゃ。

 

2023年6月27日 (火)

早朝のセミナーに参加して学んだこと。

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昨日のブログで、落語家のファン作りについて書きました。

これは当然のことながら、著者さんにも応用できるわけで。

 

と思っていた矢先、貴重な体験ができました。


先週の土曜日朝6時から、オンラインセミナーに参加したのです。

山中恵美子さんのセミナーです。

山中さんがベストセラー『瞬読』の著者さんであることは存じてましたが、

今回、自己啓発の本を初めてお出しになるとのことで、

どんなセミナーになるのかな、と参加しました。参加無料。

 

参加してみて、びっくりしました。

朝6時スタートなんですよ。

そんな時間にも関わらず、300人が参加してるんです。

しかも皆さん、とても熱心でコメントも賑わってます。

山中さんのファンの皆さん、という感じなのです。

このことに驚きました。

こんなに熱いファン。どうやったらできるのかな?

 

話をお聞きしていてわかったのですが、

山中さんは毎朝ずっと、オンラインで朝会的なことをなさっているそうです。

また、ご自身の生徒さんたちとの交流もきちんとなさっているようで、

それが形になっているだなぁと言う気がしました。

本を出すからといって、一朝一夕にファンができるわけじゃない。

地道にコツコツ継続することで、熱心なファンが周囲にできるんですね。

素晴らしいなあ。

 

ということでこの日感じたファン作りのポイント、

1 一朝一夕にできることではない。じっくりやっていくしかない。

2 テキストだけでなく音声や動画のような肉体感が伝わるものが大事。

 

今後、担当させていただく著者さんには、

できるだけたくさんのファンがいてほしいと思うのです。

ですので、ツイッターのスペースやフェイスブックの動画などを使い、

それも本ができるかなり前から地道に始めていただきたいなあ。

と思ったのでした。

 

ところで、なぜ朝6時スタートなんだろう?

その解説もありました。

土曜の朝6時から7時の間にネット書店アマゾンで本を買う人は、

そんなにはいないはず。だからこそ、オンラインセミナーに参加した人たちで、

アマゾンに予約を入れればランキングが急上昇するはず。

そういう考えのもと、参加者に購入を呼びかけてました。

 

結果的に、5桁だった順位が総合12位に。

そうか、こういうやり方もあるのか!

これも勉強になりました。

 

いろいろと勉強になるセミナーでした。

ありがたいことです。

2023年6月26日 (月)

落語家に学ぶ熱烈なファンの作り方

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金曜の朝に更新しようとしたのですが、

なぜかうまくいかず。というわけで、改めて。

 

木曜の夜は巣鴨で、三遊亭わん丈さんの落語会に行ってきました。

60人ほどのこぢんまりとした会です。

 

わん丈さんは先輩15人を抜いて、来年、真打に昇進する、

話題の落語家です。

来年の真打披露に向けて、ネタの勉強をしたい。20回したい。

ついてはその20回分、前払いしてくださった方たち限定で。

というものです。

 

前払いは2万円。定年前でもありなかなかの大金なので一瞬躊躇したのですが、

あまり、というか、ほとんどない落語会なので、

えいやっと参加することにしました。

 

ほとんどない、というのは、真打になるまでのあれやこれやを、

包み隠さずトークします。というトークがあるところ。

例えば、昨夜は、真打披露パーティを行うホテルの営業マンをゲストに招き、

わん丈さんがいろいろ質問してました。

こういうのは、滅多にないです。

他にも、ここだけの話というのが結構出てきます。

 

この落語会を通して、熱烈なファンがたくさんできるなあ、という気がしました。

少なくとも私はそうなりそう。

 

もともとわん丈さんのファンでなければ、このような会に来ませんが、

真打披露までのここだけの話が聞けることで、仲間意識が強くなる感じがします。

 

来年の真打披露興行、たくさん行かなくちゃという気になるし、

他にも何かあれば(金銭面で)応援したい、という気分に、

私自身がなってます。(金額によるけれど)

真打というゴールに向けて、一緒に走っている感じなんですよね。

 

こういう風に熱いファンを作っていく、そんな著者さんがいないかしら。

とふと思いました。

新刊発売に向けてのあれやこれや、ここだけの話をSNSでつぶやき、

時にリアルのイベントを行い、ファンが一緒に走っている感じになる。

 

祥伝社時代に「杉浦さやかさん新刊プロジェクト」というサイトを作っていました。

これが、割とそんな感じだったような。ここだけの話は書いていませんが。

 

今は著者さんご自身がツイッターやフェイスブックを持っていますから、

そこで情報発信をこまめに行ってもらえばいいんですよね。

まあ、表立って言ってもらっては困ることもあるし、

ギリギリまで決まらないこともあるし、

なかなか難しい部分はありますが。

そこは編集者が助言すればいいのか。

 

新しい職場で新しい著者さんで(あ、別に新しい人でなくても)

こういうことをやってみたいと思いました。

そのためにはまず企画を形にしろよ、という話なんですけどね。

 

ところで、このファン作りに関しては、

週末に別の体験をしたので、

明日、書きます。

2023年6月22日 (木)

パブラインを再び見る朝

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出版社の人間が使う言葉に「パブライン」というのがあります。

紀伊国屋書店前店の売り上げデータです。

今まさに売れている本や、昨日どんな本が売れたのか、

この本はこれまでどのくらい売れたのか、そういった数字がわかります。

 

書店さんが出版社向けに情報を販売しているわけで、

数字も商品になるんだ! と驚いた記憶があります。

本の売り上げを判断する非常に重要なデータです。

 

祥伝社時代も見ていましたが、最後の数年間はほとんど見ていませんでした。

文庫の編集者だったため、あまり必要性を感じてなかったのです。

それに、担当本の数字を見て一喜一憂(主に一憂ばかりでしたが)するあの感じが、

好きではなかったのです。本当は良くないんですが。

 

定年退職後、常駐勤務として朝日新聞出版で働くようになってから、

また見るようになりました。

といっても、担当本はまだありません。

企画を考える際に、この著者さんのこれまでの本はどんな感じなのかしら、

と判断するために、見ています。

 

もちろん、紀伊国屋書店でばかり売れる本や、逆に売れない本も存在します。

紀伊国屋書店でまとめ買いをすれば数字も変わってきます。

 

それでもやはり、ひとつの指標になっているわけでして。

一般的に、パブラインの15倍から20倍すると、その本の売り上げそのものに近い数字になる、

と言われているようです。

 

SNSでやたら見かけるから売れてるんだろうなと思ってパブラインを見てみたら、

そうでもない。なんてこともありました。

忖度ない数字が出るので、怖い。怖いけれど、面白い。

 

出社したらアマゾンのランキングを見ているんですが、

その勢いでパブラインも見るようにしなくては。

ネット書店とリアル書店の売れ方の違いが見えてくるかも。

写真は本文と一切関係なく、昨日食べたカレーです。

(2日連続で食べてしまった)

 

2023年6月21日 (水)

【業務連絡】前職のメールアドレスが使えなくなりました。

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このブログに何度も書いてますように、

祥伝社を4月末に定年退職したわけですが、

今週の月曜に、祥伝社の会社のメールアドレスが使えなくなりました。

逆にいうと、それまでは使えてました。

といっても私から発信することはありませんでしたが、

私宛のメールは祥伝社のアドレス宛に、送ることができました。

 

そういったメールは携帯に転送してましたので、

携帯でチェックしてました。

そのおかげで、私宛のフォトエージェントからの連絡や、

TOEIC本部からの英文メールを知ることができました。

それらは祥伝社の人に転送して、対応してもらってました。

 

その一方で、祥伝社の重版会議の結果もメールで知ることができてたわけで、

この情報、知ってしまっていいんだろうか、と微妙な気分になることも。

 

といったことが、これからはなくなるわけです。

私宛に連絡を入れたい方は、ツイッターかフェイスブックか、

朝日新聞出版のメールアドレスか、あるいはこのブログのコメントか、

それらでご連絡入れていただければと思います。

 

こうやって、前の会社との接点がまたひとつ消えるんだなあ。

 

写真は本文と一切関係なく、

朝日新聞出版の社食のカレーです。

 

 

2023年6月20日 (火)

ベストセラー『『頭のいい人が話す前に考えていること』を編集者目線で読んだら目から鱗だった

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『頭のいい人が話す前に考えていること』
この本、売れてますね。
ネット書店Amazonでずっと上位にいるなあと思っていたら、
最近の帯には「20万部突破」と入ってます。やはり、売れてました。
読んでみたら、確かに納得です。
タイトルも実に秀逸ですが(読みたくなりますよね)、
会話形式をビジュアルで入れている、
クイズで問いかけている、
イラストで惹きつける、
といった工夫が随所にあります。
特に前半多めで、ページを思わずめくってしまいます。
続きが読みたくなる。
「本書で目指したのは読み返さなくてもいい本」
というコンセプトも素晴らしい。
この手の本は「必要な時に何度でも読み返してください」と
書かれていることが多いんですが、
読者目線で考えるとちょっと大変。
それをこの本は「読み直さなくていい」と
書いているわけです。
いいね! と思います。
そのための工夫が巻頭の「話すたびに頭がよくなるシート」。
ここに、7つの黄金法則と5つの思考法という、
本書のエッセンスがまとめられてます。
これも、読者目線の便利な工夫ですね。
特に7つの黄金法則は、非常に納得です。
前書きは、
「質で勝負しなければならない時がやってくる」
「うまくいかないのはあなたのせいではない。方法を知らないだけ」
「その方法をこの本で教えます」
という流れになってます。
これは読まねば、という気になります。
というわけで、売れてる本にはそれだけの理由があるんだよなあ、
という当たり前のことを再認識したのでした。

2023年6月19日 (月)

101年の重み

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先週のNHK「サラメシ」で、

週刊朝日編集部の特集をしていました。

休刊前の編集者のランチを紹介するというもので、

取材されてたのはデザイナー、記者、編集長。

 

匿名の読者からの差し入れが届いたり、

記者さんの思いが語られたり、

編集長の半端じゃない忙しさが描かれたり。

非常に勉強になりました。

 

定年退職後、フリーとなり、

主として朝日新聞出版で働いてますが、

その会社がNHKのテレビ番組で紹介されるとは。

 

この番組に限らず、いろんなメディアが

「週刊朝日休刊」を取り上げてました。

101年という歴史の重み、なんでしょうね。

社外の私ですらそうなんですから、

編集部の人たちの思いはどれほどのものか。

 

そういえば、祥伝社時代には、

雑誌「微笑」の休刊がありました。

突然、部長が書籍編集部全員を集めたんだよなあ、あの時は。

 

今回のサラメシ。

私も行ったことのある喫茶店「コリント」がでてきて、

「おお!」となったのでした。

 

 

 

 

2023年6月15日 (木)

飲み会がじわっと増えてます。

最近、飲み会が増えてます。

私はお酒を飲まないので

専らノンアルコールビールですが。

先週1回、今週2回。

来週以降も予定が入ってます。

 

私が定年退職となり、

挨拶状を各方面に送ったので、

読んだ人から「久しぶりに会おう」

というご連絡をいただいた、

という個人的な事情もありますが、

コロナに対する飲食店の状況が、

以前に戻りつつあるのが大きいですね。

 

落語会の予定をバンバン入れていましたが、

飲み会の予定が少しずつ増えていくかも。

 

対面でしゃべると、

より深い話ができると改めて思います。

私一人では知ることのできなかったことを

いろいろ知れて、

美味しい料理も食べられて。

とてもありがたい。


私も、相手が知らないであろうことを

少しはしゃべらないとなあ。

というわけで、昨夜は日向坂46に関して

私が知っているごく狭い知見をお伝えしました。

 

久しぶりすぎて、お店情報が薄くなっていて、

ネットをあれこれ検索しています。

以前働いていた神保町界隈だったら

少しは知識があるんですが、

閉めてしまったお店もあるだろうなあ。

 

築地の出版社に通うようになりましたので、

とりあえず、築地周辺のお店を開拓しなくちゃ。

ランチに使えるお店は少しずつ増えているんですけどね。

 

書店さん店頭のサイン会や

空きスペースを使った講演会も、

じわっと増えているようです。

そっちも行かなくちゃ。

 

写真は、飲み会の前に社食で食べたランチ。

 

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2023年6月14日 (水)

築地界隈のランチ事情

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築地の出版社で働くようになって

1か月とちょっと。

当初は社員食堂を頻繁に使ってましたが、

最近は社外で食べる機会が増えました。

 

築地界隈、観光客向けの店が多く、

必然的に値段高めなので、

ふだんのランチには使えない! 

と思っていたのですが、

路地を1本入ると、

あるいはちょっとだけ遠くまで行くと、

安くておいしい店が結構あります。

(そりゃそうか)

 

で、外で食べるようになると、

その帰り道によさげな店を見つけて、

翌日、その店に行ってみたり。

そういうことをやってます。

 

また、築地に詳しい人たちからのお店情報も重要で、

いろいろ教えていただいてます。

 

何が言いたいかというと、

「外に出ないとわからないことはありますよね」

という、当たり前のことなんですけどね。

店には行かなきゃ。人には会わなきゃ。

 

築地界隈で「また行こう」と思ったお店は、

フェイスブックのほうで、

【築地ランチ日記】というタイトルで投稿してます。

今のところ、

「佐賀昇」「ふじむら」「千秋」の3軒です。

これをじわっと増やしていきたいと思っております。

 

写真は、築地ランチ日記に書けるかなと思って訪れた喫茶店のハンバーグ定食。

ううむ。再訪は微妙だなあ。

2023年6月13日 (火)

朝ドラのモデルの本を読んでみたら想像以上に波乱万丈ーー『ブギの女王・笠置シヅ子』

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朝ドラ「らんまん」。牧野富太郎がモデルですね。
その次は、笠置シヅ子がモデルの「ブギウギ」とのことで、
読んでみました、『ブギの女王・笠置シヅ子』。
Amazonで笠置シヅ子で検索したら出てきました。
帯にドンと「朝ドラの原案本」とあります。そうだったのか。
笠置シヅ子さんといえば「東京ブギウギ」「買い物ブギ」などを歌った人、
という印象しかなかったんですが、
「こりゃドラマになるわ」と言いたくなるような波瀾万丈の人生なんですね。
一番びっくりしたのは、吉本興業の創業者である吉本せいさん(この人も朝ドラの主人公になってます)の
息子の子供を産む、しかも結婚する前に相手が病死。シングルマザーして育てたという事実。
全く知りませんでしたが、芸能史に詳しい人にとっては常識なんでしょうね。
朝ドラに関連した書籍の企画ができないかなあと思って、
まずは参考書として読んでみたのですが、
ううむ、難しそうだなあ。

2023年6月12日 (月)

最近の音声ガイドってこうなってるんですね。

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先日、東京駅構内の東京ステーションギャラリーに行きました。

「大阪の日本画」という展覧会を見るためです。

この展覧会自体とても面白く、そして勉強になったのですが、

すごくびっくりしたことがありまして、それはイヤホンガイドです。

 

イヤホンガイドといえばイヤホンと機材を借りて、

それで音声を聞いて、終わったら返して、というものだったわけですが、

今回は無料のアプリをダウンロードして、そこに有料の音源をダウンロードする、

そういうシステムになっていました。

 

オーディオブックを買う感覚です。

これ、貸し出す側にしたら非常に便利ですよね。

何しろ、機材の管理や掃除が入りませんから。

アプリにはいろんな展覧会の音源が載っているので、その宣伝にもなる。

 

一方、使う側にしてみたら、最初のダウンロードだけ面倒ですが、

オーディオブックですから後から何度も聞き直すことができる。

これはかなり楽しい。

 

これから、音生ガイドはこの形になっていくんだろうと思います。

ただ、スマホを持っていない人やアプリのダウンロードが苦手という人は

存在するわけで、そういう人たちには迷惑な話かもしれません。

歌舞伎座あたりは、アプリと機材と併用すればいいのかも。

 

これまで常識だと思っていたものが、スマホによって変わっていく。

その典型的な例を見たような気がしました。

2023年6月 9日 (金)

週休3日の日々が続く。

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月末に定年退職となり、5月から朝日新聞出版に常駐勤務しております。

今日で6週間過ぎたことになります。

最初の1周目はゴールデンウィークだったので別扱いにするとして、

2週目から今週まで、ずっと週休3日、すなわち朝日新聞出版に通っているのは週に4日だけ。

まぁフリー編集で、タイムカードもありませんからね。


では、この平日の休みに何をしてたかなんですが、

5月11日はポッドキャストの収録。

18日は浅草演芸ホール。

25日は芝居見物。

6月2日はコロナワクチンの予防接種で1日ぼーっとしてました。

そして今週は昨日8日だったんですが、映画と落語会。

何かしら、バタバタと動いてますね(2日は除く)。



もっとも、これは今のところ仕事らしい仕事があまりないからでありまして、

こんな日々がいつまでも続くわけはないし、

続いては困るわけです。年間8冊は出したいと思っておりますので。


自分の担当本の作業がどんどん進むようになったら、

そのスケジュールをきちんと把握すればいいわけですから、

逆にもっと休めるようになるかもしれない。

そんな淡い期待も抱いております。

そんなわけないか。

これは、やってみなくちゃわからない。

ともあれ定年退職して1カ月と少し。

今のところは週休3日の生活が続いております。という、現状報告です。

写真は、昨夜落語会に行く途中で食べたラーメン。

2023年6月 8日 (木)

毎月1回、オンラインセミナーを受講する理由

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昨日は永井孝尚先生のオンラインセミナーでした。

永井先生といえば『100円のコーラを1000円で売る方法: マーケティングがわかる10の物語』の著者であり、

マーケティングをわかりやすく説明するプロです。

毎月1回朝7時20分から1時間ほど、オンラインで、主にマーケティングに関する講義をなさってます。

このセミナー、毎回1冊、テキストが指定されます。

そしてその解説という形で進みます。

昨日のテキストは『日本の「安心」はなぜ、消えたのか』(山岸俊男著)。


この本、「日本人は集団主義で集団を大切にするという常識が、実は間違ってる」という本なのです。

え? という感じなのですが、多くの実験で実証していきます。

日本の農村は、「安心社会」。都会は「信頼社会」。

この2つのキーワードで、日本人の行動に対する説明がなされていきます。

例えば、日本企業の不祥事隠しが続くのは、安心社会のままだから。

アメリカもかつては安心社会で、

映画「ゴッドファーザー」はそういう時代を描いているとのこと。

ゴッドファーザー三部作を見直したくなりました。

定年退職したんだから時間はあるわけで、そのうち見なくちゃ。

このセミナーが貴重だなと思うのは、

自分では手にすることがない種類の本を毎月1冊、読むというところ。

それが非常に刺激になっていると思うのです。

自分の興味のある本ばかり読みそうになるので、こういうのは大変ありがたい。



今回の本も、テキストに指定されてなかったら読むことはなかっただろうなあ。

後書きを読んでいて、担当編集者が祥伝社をかなり以前におやめになった先輩であることを知り、

驚いてます。この業界、狭いわあ。

来月は600ページほどのかなり分厚い本がテキストらしいので、さすがにちょっとびびってます。

2023年6月 7日 (水)

映画は増えず本は増えた。

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5月になって生活環境が変わりました。

(神保町の社員から築地の常駐勤務へ)

 

数字的な変化を調べてみました。

映画の本数は、

1月 5

2月 8

3月 11

4月 6

5月 5

 

落語会に行った回数は、

1月 11

2月 10

3月 14

4月 14

5月 10

 

正直、そこまで劇的に増えてないです。

むしろ、5月になって減っていますね。

というより、34月が異常だったのではないか、と。

 

一方、読んだ本の冊数は、

1月 10

2月 10

3月 10

4月 10

5月 13

 

こちらは、明らかに増えてます。

4月までは、何とか無理して二桁にしていたという感じですが、5月になって増えました。

 

理由は2つ、だと思います。

 

まず、購読している新聞を2紙から1紙に減らした。その分、本を読む時間が増えた。

これは、シンプルでわかりやすい。

 

もうひとつ。

企画会議に企画を出さなくてはいけないので、

気になる著者さんの本を読む必要があるわけで。

それを読んでいたら増えました。

 

正直、13冊ではまだ足りません。

というか、かなり足りません。

 

2回の企画会議にコンスタントに企画を出すために、その企画に関連する本を読み、

話題になっている本を読み、

趣味の世界で落語家の本も読む。

13冊では足りないわ。

 

となると、減らせる時間を減らさないとなあ。

YouTubeをぼーっと見る時間、

食べ過ぎてぼーっとしてる時間、

奥さんに怒られている時間。

ぐっと減らそう!

…減らせるのか!

朝の時間が固まらない。

4月末に定年退職して1か月とちょっと。

朝の時間がまだ固まっていません。

ブログの時間がなかなか取れない。

 

現役時代は6時半に起きて、

ブログ→朝ごはん→8時過ぎに出発

という流れでした。

 

5月からは築地の出版社に通っています。

10時につけばいいらしいので、そこから逆算して、

8時40分に家を出ればいい。

つまり、これまでより30分遅くなりました。

 

というわけで、起きる時間も30分ずらして、7時に。

「あまちゃん」再放送→朝ごはん→ブログ→出発

という流れにしたいんですが、

朝ごはんを食べた後、ずるずるっとテレビを見てしまうんですよね。

で、気づいたら家を出る時間。だめだわ。

 

たぶん、ブログを書いてから朝ごはん、

とすればいいんですよ。

 

「あまちゃん」を見終わった直後は幸せな気持ちになっているので、

その気持ちのまま朝ごはんを食べたくなるんですが、

ここはぐっと気持ちを切り替えて、

パソコンに向かうことにしてみます。

 

というわけで、毎日、試行錯誤。

ビジネス書的に言うと、(たぶん)PDCA。

還暦過ぎて、いまだに試行錯誤しているのが面白いです。

 

2023年6月 5日 (月)

『自分を探すな世界を見よ』を若い人だけに読ませるのはもったいない

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自分を探すな世界を見よ
田端信太郎さんの新刊です。
講演会があるということを知りまして、購入しました。
田端さんといえばリクルートで「R 25」を立ち上げた人ですが、
その後、ライブドアやLINE、ZOZOでも活躍されてるんですね。
そんな田端さんが、自分の息子さんに向けて書かれた本です。
ということは若いビジネスパーソンがメイン読者層。
そう思っていたので、定年退職した私は違うかなあと思っていたのですが、
そんなことはないということが、読んでわかりました。
定年退職した人間にもグッと来るフレーズがいろいろ出てきます。
特に印象的だったのは、
「ちょっと調べれば分かることも、なぜか調べない。調べる前に諦めてしまっている」
「大きな選択だけが人生を左右しているわけではない」
「恥をかき続けられる人は一生成長するし、恥ずかしいんだなんだと躊躇する人はそこまでだ」
本当にそうだと思います。
今後の自戒の言葉としなくては。

2023年6月 4日 (日)

「関ジャム」を見てメモの重要性を再認識。

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毎週録画しているテレビ番組のひとつに、
テレ朝の「関ジャム」があります。
関ジャニ∞が音楽のプロにいろんな話を聞く、
という番組でして、見ていると、頭が良くなる気がするんですよね。

私は音楽に関してほとんど知識がないんですが、そんな人間にもわかるように、教えてくれる。

ありがたい番組です。

ここ数週間は日テレ「だが、情熱はある」の放送時間とかぶるため、録画して一気に見ています。


というわけで、昨日、少し前のを見てました。
5月21日放送分「これって実体験? ラブソングの作り方」
橋口洋平さん、TaniYuukiさん、宮崎朝子さんゲスト回です。

非常に興味深かったのは、3人が共通して、
スマホのメモ機能を使っているという点。
友達との会話や他の人のライブ会場で、

歌のフレーズやタイトルを思いつくことがあるそうで、そんな時はスマホにメモする、とのこと。


なるほど!

私もタイトルに使えそうなフレーズがひらめいたら、ノートにメモするようにしてますが、もっとこまめにしなくては。そして、スマホをもっと使った方がいいかも。と思ったのでした。

いちいちカバンからノートを取り出すよりは、
スマホに書き込んだ方が早いですからね。ふむふむ。

ちなみに、頭が良くなる気がするテレビ番組がもう一つあって、それはBS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」

こっちも、面白くてためになる番組だと思っております。

2023年6月 1日 (木)

久しぶりにお会いした編集者さんが社長さんになっていた件。

Photo_20230601172101

 

このブログ、朝書いています。出社前の30分で書く感じです。

今朝はBSで絶賛再放送中の「あまちゃん」が2回連続、つまり30分流れるという展開に。

(昨日は北朝鮮のせいで「あまちゃん」放送時間にニュースを流していたのです)

そのためそっちに時間を取られ、ブログ更新できず、でした。

というわけで、夕方の今、書いております。

 

先日、知り合いの編集者さんとお昼ご飯を食べました。

定年退職そして常駐勤務、ということで挨拶状を各方面にお送りしたんですが、

それに反応してくださって、久しぶりに会いましょう、ということになりまして。

 

そして久しぶりに名刺交換をしたら、相手が「取締役社長」になっていて、

びっくりしました。

活躍されていることは承知していましたが、社長さんになっていたのかあ。

 

昼食後、築地の出版社に戻ってお名前を検索したら、

その方が書いていらっしゃるnoteを見つけました。

社内起業して、そこから独立した会社となり、さらに社長となり、

という状況がよくわかりました。シンプルに、とても面白い文章でした。

 

その中に、グッとくるフレーズがありました。

「とにかく量が質を産む。たくさん打席に立とう。」

 

ビジネス書などで似たようなフレーズを目にしたことはありますが、

自分の知り合いが起業時に口にしているフレーズということで、

説得力が違います。グッときました。

 

と同時に、ここ数日の自分の悩みも解決してくれました。

私、5月から常駐勤務として新しい職場で働いてまして、

企画会議のたびに企画を出す必要があります。

会議が近づくたびに、ウンウンと苦しんで、何とか作っております。

 

ありがたいことに、前職でお世話になった著者さんたちから企画をいただきました。

次回の会議に出せるものが2本あります。ありがたい!

しかし、ここでちょっとした悩みが生じたわけです。

 

上記の通り、「企画会議のたびに企画を出す」ことになっています。

で、会議は基本的に月に2回。

ということは、今いただいている企画を1本ずつ出せば、

2回分出せるわけです。次の次まで、企画で悩むことがなくなる。

しかし、そんな楽なことをしていいのかなあ、という思いもあるわけで。

どうしたものか?

と悩んでいたのです。(小さい悩みだなあ)

 

そんな時に、社長さんのnoteを読み、

「とにかく量が質を産む。たくさん打席に立とう。」

というフレーズを目にしたわけです。

 

これはもう、悩んでいる場合ではないです。

毎回、可能な限り打席に立たなくちゃ。

というわけで、次回の会議では、手持ちの持ち込み企画2本を出すつもりです。

で、手持ちの企画をゼロにして、次々回の会議はまたウンウンと悩む。

それを繰り返していくしかない。と思ったのでした。

 

これも以前書いた気がしますが(書いてないかな)

前職で、文庫編集部から単行本編集部に異動した時を思い出します。

あの時も企画会議が大変だった!

そんな思いを還暦で追体験できるのが、面白い!

 

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