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2023年10月の15件の記事

2023年10月31日 (火)

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』は内容はもちろん、本作りの点でも勉強になる1冊でした。

あれ? この本のこと、ブログには書いてませんでした。

と、今気づきました。フェイスブックには書いたのですが。

先日呼んで、とても面白かったのが、

『仕事ができる人が見えないところで必ずしていること』。

 

著者の安達裕哉さん、ダイヤモンド社から出ている

『頭のいい人が話す前に考えていること』がとても勉強になったので、

こちらも読むことに。

 

メインの読者層は若い人だとも思われます。

私より、むしろ私の子供に読ませたい1冊。

この本を読んで会社に入ったら、ずいぶん違うと思うんですよね。

 

それでも、シンプルに、面白い本でした。

「やってみたいは迷信、やってみたは科学」
「仕事をするときは常に最初に案を出す」
「人間は無為、ヒマに耐えられない。だから努力しているほうが楽」
「努力する才能なんてものはない。そこにあるのは工夫だけ」

などなど、印象的なフレーズがあちこちに。

 

対話形式で話を進める、

巻頭に折り込みを付ける、

網点の効果的な使い方など、

本作りの上でも参考になるところが多々ありました。

 

上野駅構内の書店で衝動買いしたんですが、衝動買い、いいじゃないか!

2023年10月30日 (月)

杉浦さやかさんのサイン会に行ってきました。

ブログの容量の関係か、数週間前から、写真がアップできません。

今回は写真なしというのがとても残念な回でして。

先週の土曜に、イラストレーター杉浦さやかさんのサイン会に行ってきたのです。

祥伝社から出ている『すきなもの たのしいこと AtoZ』出版記念のイベントです。

サイン本の写真をアップしたかったんだけどなあ。

 

杉浦さやかさんのサイン会、これまでも何度か参加したことがあります。

しかし、祥伝社の本で並んだのは初めて。

祥伝社勤務時代は、スタッフの一人として、列の外におりましたので。

 

今回、スタートが午後2時。

少し早めに会場に着いたら、祥伝社の販売部の人たちが準備をしてました。

懐かしくなって、思わずご挨拶。

その後、原画展も開催中とのことでそれを見に一つ上のフロアへ。

今回の書籍の原画だけでなく、

杉浦さんの持ち込み時代の原画などが並んでいて、かなり貴重です。

 

そして10分前に戻ってみたら早くも行列ができ始めていたので、

私も並ぶことに。10人くらい並んでいたかなあ。

 

杉浦さんのサイン会は、サインだけでなくイラスト付き。

さらに、手書き新聞マーマリングトークがお土産にもらえます。

このマーマリングトークは、その会場限定なんですよ。

私がスタッフ時代は、前日の夜に杉浦さんが描いて、

当日の午前中に杉浦さんがコンビニで大量にコピー。

それをサイン会スタッフで折る、という流れでした。

今回もそうだったのかしら。

 

サインとイラストを描いている間に杉浦さんと喋れるし、

そのあとはツーショット撮影もできるし。

(私は恥ずかしいので自分のカメラでの撮影はしてません)

(と断ったら杉浦さんのカメラで撮影となりました)

 

そんなわけで、ひとりに1分以上かかる、贅沢なサイン会です。

今回、並ぶことができてうれしかったなあ。

次回はいつかしら。

そして築地の出版社でも、杉浦さんの本の企画を考えなくちゃ。

と思っております。

 

 

 

 

2023年10月27日 (金)

大学生のリアルを聞いて驚いた。

いつもより、ちょっと遅めの時間に書いております。

それはさておき。

 

昨夜は、浅草で会食でした。

大学卒業後、最初に入った会社の先輩と、大学時代の後輩と、私。合計3人。

年齢が近いこともあり、定年前後の話やら家族(特に親)の話やら、いろいろ出ました。

私はお酒は飲まずの参戦でしたが、楽しい時間でした。

 

そんな中、大学時代の後輩の話が非常に興味深かったのです。

彼は今、国立大学の先生をしていて、大学生とリアルにしゃべっているわけですが、

私が思っている以上に、学生間の貧富の差、格差が存在するらしい。

 

それなりに裕福な子は体育会系のサークルに入れるが、

貧乏な子は入れない。アルバイトをしなくてはいけないので。

バイトを6個掛け持ちしている子もいるらしい。

それに、体育会系のサークルは、道具の購入やら、試合をしに行く遠征費やら、

とにかくお金がかかるらしいのです。貧乏な子はますます入れない。

(私が入っていた落語研究会は、お金かからないサークルだったなあ)

 

私たちが学生だった頃は家庭教師が大変に稼げるバイトだったわけですが、

最近はトライに代表される家庭教師産業が進出してきて、

そこのマニュアルを使って教えればいいので、有名大学の学生だから高収入、とはならないらしい。

そもそも、家庭教師代を払える家庭がだいぶ減っている。

 

というわけで、大学生の格差が想像以上に進んでいるんですよ、

という話でした。

 

こういうのって、おそらく、リアルに大学生と接している人でないとわからない情報、

だと思うのです。

やはり、人に会わないとわからない情報ってあるよなあ、と改めて思ったのでした。

ネットでは救いきれない情報、と申しましょうか。

 

もちろん、それがすぐに書籍の企画につながるわけではないけれど、

インプットをネットだけに頼っていてはたぶんだめだよなあ、という思いを、

改めて強くしたのでした。

2023年10月26日 (木)

「同じことを毎日毎日繰り返すと」

マイクロソフトの元社長・成毛眞さんのフェイスブックに、

こんな文章が載ってました。

 

「人間ね、バカみたいに同じことを毎日毎日何年も繰り返すとそれこそが自家中毒の毒になる。

自分で自分を悪い方向にトレーニングしちゃうのだ。自分の習慣に酔ってしまうのだ。

それゆえに、なにかを長いことやり続けたら、いつかはそれを意図的に中断してみないと次はない。」

 

成毛さんはこれを、最近フェイスブックを更新していないという文脈の中で書いてました。

 

私は、定年退職して半年。

自分の習慣を振り返り、祥伝社時代からの習慣で惰性になっているものは見直したほうがいい、

と改めて思った次第です。

 

といっても、私の場合、毎日行っている習慣はほとんどないはずで、

このブログにしてもフェイスブックにしても、かなり緩やかな更新です。

書ける時は毎日書いていますが。

火曜の朝に丸善さんに寄るのも、月に10冊以上本を読むのも、

企画のタネを毎日2本手帳に書くのも、仕事みたいなものだしなあ。

 

ともあれ、見直してみますかね。

 

 

2023年10月25日 (水)

ひすいこたろうさんの『奇跡はこうしてやってくる』は可愛いけど深い1冊。

フェイスブックにも書いた、本の感想です。
ひすいこたろうさんの単行本『今日、誰のために生きる?』が猛烈な勢いで売れてるようです。
そんな中、私が本日読了したのは、ひすいさんの文庫の新刊『奇跡はこうしてやってくる』。
祥伝社から今月出ました。吉武大輔さんとの共著です。
幸せな人生を送るためには誰かと繋がる必要がある。
自分一人では奇跡は起きない。ということを、
ひすいさんたちの実体験やユングの考え方を紹介しながら説明しています。
誰かと繋がるためには、今の自分を自分が認めることが大事らしいです。
最近(でもないか)「強運」になるための指南書がいろいろ出ていますが、
自分一人では無理だよ、と言っているところが、とても説得力があると思います。
では、他人と繋がるためにはどうしたらいいか、
というところまで書かれているのもありがたい。
ひすいさんの文章、今回も読みやすい。
面白くてためになる1冊。
文章の読みやすさに加えて、ジグソーパズルの写真が随所に入っていて、
これがとても可愛らしい。いい感じなんですよね、
私、祥伝社でひすいさんの担当をさせていただいてましたが、
この文庫に関しては全て後輩が担当しました。
他社本の文庫化なので、その交渉から始まるわけで、いろいろ大変だったことと思います。
単行本の時とタイトルを変えてますが、良いタイトルになったなあ。と思っております。

2023年10月24日 (火)

他社のヒットメーカーにその秘密を聞く

先日、他社の書籍編集者さんと喋る機会がありました。

1時間半近く話していたように思います。

雑誌メインの出版社の中で、その人は書籍を孤軍奮闘して出している、

しかもヒット作を出している。個人的に、そんな印象を持っています。

(あくまでも個人の印象です)

 

どうやってヒット作を出しているのか。

著者をどうやって見つけているのか。

尋ねてみたら「人からの情報」がメインのようでした。

「こんな企画があるんだけど」

「こういう人がいるんだけど」

そういう話に耳を傾け、これはと思ったものには迅速に反応する。

自社の雑誌の書評ページを担当し、気になる著者には自ら会いに行く。

そういう地道な作業の繰り返しらしいです。

人からの情報。やはり強いんだなあ。

 

私の企画の立て方は、新聞や雑誌から。つまり活字からがメイン。

人からの情報で、というのは、これまであまりないような気がします。

(ご自身の持ち込みというのはありますが)

 

人からの情報。それが入ってくる流れを作らなくては。

と思った次第です。

システムの構築ですね。

 

異業種交流会に積極的に出向く。

積極的に人に会いに行く日を作る。

そういうところから始めてみましょうかね。

 

 

 

 

2023年10月23日 (月)

素人落語会、無事に終了!

先週土曜は年に一度の素人落語会でした。

母校の大学がホークカミングデーというイベントをやってまして、

その中の出し物の一つなのです。

 

私のネタは「粗忽の釘」。

ここ数日は、時間ができたら稽古する、という日々でした。

前日は会社を休めたので、午前と午後で合計3回、稽古。

その分、本を読む時間やテレビを見る時間が減っていたわけで、

今日からまた、本を読まなくちゃ。

(今月、ちょっとペースが落ちてます)

 

ツイッターやフェイスブックで、私としてはかなり頑張って、

会の宣伝をしました。

その甲斐あって、知り合いが(数え間違いでなければ)16人来てくださったようです。

10人以上のお客さんのことを「つばなれ」というんですが、

私のお客さんでつばなれしたのは初めてかも。

宣伝、大事だわあ。

 

見に来てくださった人たちの評判はいいみたい。

ホッとしてます。

ま、皆さん大人ですから、わざわざマイナスのことを本人には言わないでしょうが。

それなりに受けたのは、とても嬉しい。

稽古、大事だわあ。

 

今回のお客さんが来年、リピーターになってくださると大変ありがたいんですが、

それはどうなるかなあ。

 

2023年10月20日 (金)

美味しい鰻を食べられた理由

先日、会社帰りに鰻を食べました。デパートの中に入っている、なんだか高級そうなお店。贅沢だわあ。

なぜそんな豪遊ができたかと言いますと、このデパートの眼鏡屋さんで先日、眼鏡を買いまして。

その時に店員さんが「今日ではなく明後日土曜にカード払いしていただくと、キャンペーンで1割分の商品券をプレゼントいたします」と教えてくれまして、そのアドバイスに素直に従い、その商品券で鰻を食べた、ということなんです。

この情報、店員さんに聞くまで全く知りませんでした。

こういうお得情報、たぶんたくさんあるんでしょうね。今回はお金絡みでしたけど、他にもあると思いますよ、健康情報とか芸能情報とか。ツイッター関係とか。

そういうのをどうやって入手するか。それが今後の大きな課題のような気がします。とりあえず、人に会うことではないかしら。と思っているんですけどね。

2023年10月19日 (木)

「校了」とは何か? を実感した日。

定年退職後、神保町から築地の出版社で働くようになって半年。

昨日、ようやく、築地での1冊目を校了しました。

 

出版業界における「校了」とは、

「これ以上の修正の必要がなくそのまま印刷工程に移っても問題のない状態」

つまり校正終了です。この後すぐに印刷が始まっても、おかしくない。

 

しかしながら、神保町時代は校了紙に赤字を入れることが、たまにありました。

そして、本当にこれが最後、印刷直前の状態の「白焼き」という状態で最終チェック。

で、ごくたまに、その白焼きにすら赤字が入ることも。

その場合は、正しく修正されたかどうかは印刷所さんに任せていました。

 

だから、校了と言われてもそんなにピンときてなかったというか、

作業の流れの一工程、という感じだったのです、正直なところ。

 

ところが、築地の出版社は文字通りの校了らしいです。

念校の段階で念入りにチェックして、赤字が出たらもう一回出してもらって、

「もう赤字は全然ないです」という状態にして印刷所に戻す。

だから、なのか、白焼きは出ない。

校了したら、編集者が本作りに関してやれることはない。

そのぐらい、重い工程なんですよね。

ということを実感しました。

 

白焼きは出ない、赤字を全部無くして印刷所に戻す、

ということを昨日、つまり校了の日になって初めて知り、

震えました。

 

まあ、でもこれが校了の本来の姿なんだよなあ。

 

カバーと帯の校正紙を戻すところが別、というのも、

昨日初めて知りました。片方は印刷所ですが、片方はそうじゃない。

これはおそらく、築地のローカルルールだと思われます。

 

校了にせよ、カバーと帯の戻す場所の違いにせよ、

印刷工程をきちんと把握すれば問題ないわけで、

次回に備えて、復習しておかなくちゃ。

 

あ、そうそう、昨日の初校了は、

編集長から「これ、お願いしますね」と渡された企画で、

私が築地に通う前から決まっていた企画。

私自身が考えて進めた企画を、早く校了しなくては。

まだかなり先のことになりそうですが。

 

2023年10月18日 (水)

「定年退職後も楽しそうですね」と言われる理由

先週の金曜に異業種交流会の25周年記念の会、というのに参加しました。

25周年ということで、かなり久しぶりの人にも会えました。

そんな人たちから、「SNS見てますよ」と言われました。

私がやっているのは、ツイッター(と最近は言わないのか)とフェイスブック。

そして、SNSではないけれど、このブログ。

読んでいただけるのは嬉しいことで、それで生存確認していただけているんだなあ、

と思っていたら、さらに数人から、

「定年退職後も楽しそうですね」

と感想をいただきました。

 

これは実に簡単な理由で、楽しそうなことしか書いてないから。

基本的に、愚痴や悪口はネットに書かないようにしているから。

マイナスのことを書いても楽しくないし、どのように広がるからわかりませんからね。

(と言いつつ、たまに愚痴を書いてますが)

 

そういうわけで、それを読んでいる人には楽しそうな毎日に見えるのでしょう。

必ずしもそうではないんですけどね。

 

しかし、これでいいんでしょうね。

私の内面は私にしかわからないわけで、

他の人には見た目しか見えてない。

SNSは見た目の一部。

だとしたら、そこにマイナスのことを書いて、見た目の印象を悪くする必要はないわけで。

もちろん、嘘や無理して「楽しい」と書く必要もないですが。

仮に私本人が「つらい」と思っていても、

周囲の人全員が「楽しそう」と思っていたら、

その時の私は楽しいのでは?

流石にそれは無理があるか。

 

ともあれ、今後も、マイナスなことは(極力)発信しないようにします。

ま、ツイッターにはたまにマイナスなこと、書きそうですけどね。

 

2023年10月17日 (火)

朝のルーティンが変わったという話。

定年退職後、神保町の出版社から築地の出版社に変わりました。

ふと気づいたら、朝、出社してからやることが微妙に変わっていました。

 

神保町では出社したら、まずアマゾンのランキングを見ていました。

築地では、それに加えてパブライン(紀伊国屋書店チェーンのデータ)も見るようにしています。

当たり前のことながら、ネット書店とリアル店舗とでは、売れ筋が微妙に異なるのです。

『族窓ぎわのトットちゃん』みたいに、どちらでもバカ売れの本もありますけどね。

 

神保町の最後の数年は文庫編集がメインだったので、

パブラインまで見なくていいや、というきになっていたのです。

でも、見始めるとやっぱり面白い。

こんな本があるんだ、この本こんなに売れるんだ、という発見があります。

 

アマゾンを見て、パブラインを見て。

そうすると、毎朝必ず、知らない著者さんの本が出てきます。

自分の知らない著者さんで、こんなに売れてる人がいるんだ。

という自分の勉強不足にショックを受けながら、その著者の情報を仕入れ、

その著者で何か新しい企画ができないか、妄想する。

あるいはこういうテーマが売れるんだなあと知って、

そのテーマで新しい本を出すとしたらどんな本が考えられるか、これまた妄想する。

というわけで、妄想しながら見てますので、そこそこ時間がかかります。

 

通勤時に新聞を読んでるんですが、そこで企画のヒントになりそうな記事がたまにあるので、

それを切り取ってノートに貼ることもあります。

 

そんなことをしているので、出社してから本来のデスクワークに入るまでに、

30分以上かかってます。いや、もっとかかることも。

時間、かかりすぎだなあ。

 

ところが、最近気付いたんですが、築地の出版社って、

各社の週刊誌が入り口近くのラックにおいてあるんですよ。

週刊現代とかポストとか。スパとか。

 

せっかくおいてあるんだから、それもざっと読んでみたい。

企画のネタが見つかることは経験上そんなにないと思いますが、

書評ページでどんな本が紹介されているか見てみたい。

ということをしていると、朝、1時間は時間が欲しい。

 

ううむ。

現在、10時過ぎの出社にしているんですが、

9時半出社を目指した方がいいかなあ。

少なくとも、10時には着くようにしたいなあ。

 

出社の途中、毎朝、上野駅のブックコンパスによって、

どんな本が並んでいるのか、リアル店舗の定点観測というのもしています。

(火曜は丸善丸の内本店)

これにも時間がかかるわけで。

だからといって、朝7時起きを6時台にはしたくないし。

睡眠大事。

 

となると、ブログを書く時間を夜にずらした方がいいのかなあ。

というわけで、朝の習慣、いまだに模索中であります。

2023年10月16日 (月)

25周年記念イベント、無事終了

私、異業種交流会的な会の幹事をしてまして、そのイベントが先週金曜13日にありました。

今年で25周年ということで、その記念の会。

表参道のアニヴェルサルというお店(本来は結婚披露宴に使うらしい)で。

 

これまで参加した人たちに声をかけ、総勢130人以上が参加してくださいました。

参加された皆さん、楽しそうな表情で帰って行かれたので、

たぶん成功と言っていいんじゃないかしら。

(みなさん大人だから、不愉快な顔して帰る人はいませんけどね)

 

私も、懐かしい人たちに会えて、とても嬉しい夜でした。

中心メンバー4人に花束贈呈というサプライズもあり、

思いがけず私までいただいてしまったのでした。

 

幹事としての私の仕事は専ら、参加する人たちへの事前のメール送信。

場所や会費をメールでお知らせし、ドタキャンが出ないようにリマインダーメールを2回送り、

結果的に100人ほどの人とそれぞれ3回、メールを送ったことになります。

(130人のうちの30人ほどは、参加者の知人ということで私からはメールしてません)

コピペの繰り返しなので、それほど大変な作業ではなかったんですが、

100人もいらっしゃると、メールの文章がよくわからない人もいるわけで。

同じ人に数回「これはこういうことですよね?」とメールでお聞きしたのも、

今となっては懐かしい思い出です。

他山の石にしなくちゃ。

 

ドタキャンは結局数名いたそうですが、逆にドタ参加が10人ほどいたそうで、

ちょっとびっくり。ともあれ、会計的に結構ギリギリだったので、ホッとしました。

そして二次会参加者は、予定より10名マイナス。なぜだ?

いろいろ謎な部分もありますが、まあ、いいか。

 

25年も続けられたということ、よく考えるとすごいですね。

サラリーマン人生の半分以上、参加していたわけで。

まさか定年後も続いているとは思わなかったわあ。

 

順当に行くと次は30周年記念イベント、ということになりますが、

5年後、これだけの規模の会を行う気力が、私を含め、幹事団に残っているのかなあ。

たぶん時間はたっぷりあると思うんですけどね。

2023年10月13日 (金)

気の重い手紙を書く時

最近、企画の持ち込みが増えてます。

4月に定年退職、5月からフリー編集者となったわけですが、

体感として、5月以降の方が企画の相談が増えてます。

「フリーの編集者になりました」

というハガキを仕事関係者にお送りしたので、

「あ、企画を送ってみようかな」

と思い出してくれたのかも。

ランチも、お店のことを思い出さないと食べに行きませんからね。

 

毎月、一定数の出版企画を会議に出す必要があるので、

企画の持ち込みは、正直、とてもありがたい。

 

ただ、持ち込み企画がそのまま会議をすんなり通るというわけでもなく、

お断りすることもあります。むしろその方が多い。

持ち込みの数が増えた分、お断りする数も増えました。

ということは、お断りのメールや手紙を書く機会も増えたわけで。

 

これは正直、気の重い作業です。

相手のお気持ちをできるだけ傷つけないように、

でも誤解は招かないように。

絶対に無理なのにかすかな希望を抱かせては

かえって申し訳ないですし。

 

お断りのメールを送ると、たまに「理由を教えてください」

という返事が来ることがあります。

これ、正直、困るんですよねえ。

はっきりとした書きやすい理由であれば、最初から書いてるわけで。

 

ただ、そう聞きたくなる理由もわかるので、

できるだけ最初から書くようにはしています。

ただ、ごくまれに、「このレベルではどう考えても無理です」

という場合もあって、それを正直に書いた方がいいのか、悪いのか、悩むのです。

こればかりはケースバイケースなんで正解はないのですが。

 

2023年10月12日 (木)

アドレスフリーの日々

職場がアドレスフリーになって3周目。

自分の座席が決まってなくて毎日好きなところに座る、というものです。

だからと言ってフロアのどこに座ってもいい、

というわけではなく、チームごとに大きな机があって、

基本的にはその中で、どこに座ってもいい、という感じです。

この机、8人座れるようになってます。

 

という生活、だいぶ慣れてきました。

帰るときに机の上を整理してパソコンをロッカーに片付ける。

この作業にたぶん5分ほどかかるのだけが面倒ですが。

映画や落語会の時間が迫っているときは焦りますけれど。

基本的に、楽しい。

 

祥伝社時代も、会議の時はできるだけ座る場所を変えたいほうでした。

今は毎日自分の好きなところに座れるわけですから、とても楽しい。

 

ただ、そうでない人も結構いらっしゃるようで。そりゃそうですよね。

この人、毎日この場所だなあ。という人もいらっしゃいます。

同じ方が落ち着くのでしょう。

 

もちろん、それは好みの問題なので、どっちがどうということはないのです。

ただ、私の所属している新書の人たちは、どうなのかなあ。

私以外の全員が「同じ場所好き」派だとしたら、

私が毎朝コロコロ場所を変えることで、必然的に座席を変えることになってたりして。

ううむ。

だからと言って一人一人にお聞きするのもなあ。

 

どうもすみません。

と思いながら、今日も昨日と違う場所に座るつもりです。

 

 

2023年10月11日 (水)

『糖質中毒』読了後、体重が1、9キロ減った話。

久しぶりの更新になります。10月になって初。

現役編集者時代は、朝、出社する前に書くようにしてました。

それもあって、基本的に6時半に起きていました。

定年退職後は7時起き。

築地の出版社に向かう時間が、これまでより30分以上遅いので、

ブログを書く時間はあるだろう、と思っていたんですが、

これが不思議なことに、なぜか取れない。

以前にも書きましたが、定年後の朝の時間割が、まだきちんとできてないんですよね。

もう半年近くなっているのに。

これは、寝る時間がいまだに遅い、ということも関係しているようです。

生活リズム、固めなくては。

夜12時に寝て朝7時に起きる。

そういう人に私はなりたい。

 

といった話はさておき、

先日、「糖質中毒」(牧田善二著)を読みました。

文春文庫で、2年ほど前の本。

体重がなかなか減らないなあ、どうしたらいいかなあ、と漠然と思ってまして、

仕事でお世話になっているライターさんのお仕事とお聞きし、

先日一気に読了したのです。

 

そうしたら、びっくりすることに、読了後1週間で1.9キロ痩せました。

我ながらびっくり。

 

甘い飲み物を一切飲まなくなったこと、

食事時に糖質の量を意識するようになったこと。

この2点くらいなんですけどね、読後、変わったことは。

 

厳密な糖質制限ではなく、朝は普通に玄米を食べてます。

昼夜にご飯を食べることもあります。

きちんと糖質の量を計算しているわけでもありません。

意識することが大事なのかな。

 

神保町勤務時代はご飯抜きの食事をできるお店が、

たくさんありました。

(吉野家とか大戸屋とか)

築地界隈は、なかなかないんですよね。見つけなくちゃ。

それが当面の課題。

 

そして、本を読んで体重が減らせたように、

生活リズムがバチッと決まるような、そんな本を読みたいものです。

 

 

 

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