気の重い手紙を書く時
最近、企画の持ち込みが増えてます。
4月に定年退職、5月からフリー編集者となったわけですが、
体感として、5月以降の方が企画の相談が増えてます。
「フリーの編集者になりました」
というハガキを仕事関係者にお送りしたので、
「あ、企画を送ってみようかな」
と思い出してくれたのかも。
ランチも、お店のことを思い出さないと食べに行きませんからね。
毎月、一定数の出版企画を会議に出す必要があるので、
企画の持ち込みは、正直、とてもありがたい。
ただ、持ち込み企画がそのまま会議をすんなり通るというわけでもなく、
お断りすることもあります。むしろその方が多い。
持ち込みの数が増えた分、お断りする数も増えました。
ということは、お断りのメールや手紙を書く機会も増えたわけで。
これは正直、気の重い作業です。
相手のお気持ちをできるだけ傷つけないように、
でも誤解は招かないように。
絶対に無理なのにかすかな希望を抱かせては
かえって申し訳ないですし。
お断りのメールを送ると、たまに「理由を教えてください」
という返事が来ることがあります。
これ、正直、困るんですよねえ。
はっきりとした書きやすい理由であれば、最初から書いてるわけで。
ただ、そう聞きたくなる理由もわかるので、
できるだけ最初から書くようにはしています。
ただ、ごくまれに、「このレベルではどう考えても無理です」
という場合もあって、それを正直に書いた方がいいのか、悪いのか、悩むのです。
こればかりはケースバイケースなんで正解はないのですが。
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コメント、ありがとうございます。
はい、タイミングは大事ですね。外からはわかりませんが。
投稿: はぎはら | 2023年10月23日 (月) 07時30分
とどのつまり、縁とタイミングだったりしますよね。
投稿: ミントチョコ | 2023年10月15日 (日) 19時08分