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2024年10月の18件の記事

2024年10月29日 (火)

浦和まで鰻を食べに行った理由

昨日、浦和に鰻を食べに行きました。

自宅からちょっと遠いのですが、

行くのには理由がありまして。

 

そのお店が、11月に鰻重の食べ放題を行うということをネットで知り、

面白そうだと思ってネットで申し込みました。

同じように思った人が多数いたようで、当然のように落選。

 

そのことを知らせるお店のメールに、「2割引き優待チケット」が付いていたのです。

2割引きはいいね。

と思ってお店のサイトを見てみたら、とても美味しそう。

 

ということで、行くことにしたのです。

いろいろ食べて、2割引きでお支払い。美味かった。

 

帰り際に、次回に使えるドリンク券をもらいました。

さらに、QRコードのついた小さな紙も。

そこからアンケートに答えると、抽選で商品券がもらえるらしい。

さらに、やってみてわかったのですが、お店の感想を、

そのままグーグルに書き込める仕様になっていました。

 

この一連の流れを振り返ると、

食べ放題でたくさんの人に申し込ませ、

落選した人に2割引チケットを送って来店させ、

ドリンク券でリピート、

アンケートでグーグルのコメントを増やす。

 

非常に見事な動線だなあ。

と思ったのでした。

 

もちろん、リピーターになってもらうためには、

鰻重そのものが美味しくないと始まりませんが、

美味かったんですよねえ。

 

自宅にもう少し近ければ、リピーターになっていただろうなあ。

来年、また2割引チケットがもらえたら、たぶんまた行きます。

 

これを本のマーケティングに応用するならば、

その著者かテーマに興味を持っている人たちを、

フェイスブックグループとかメールマガジンでたくさん集め、

その人たちに購入特典をプレゼントして、

読み終わった後、アマゾンに感想を書きやすいような工夫をしておく。

 

とても粗い流れですが、こういう感じで、

集客から感想の書き込みまで、動線を考えてみたいと思います。

2024年10月28日 (月)

「ゼンブ・オブ・トーキョー」を見てびっくりした2つのこと

先日、「ゼンブ・オブ・トーキョー」を見に行きました。

日向坂46四期生出演の映画です。

これ見てびっくりしたことが2点。

 

まず、四期生11人の演技がうまい。

皆さん、ほぼ初めての芝居のはずですが(違うのかな)達者なのです。

見ててこっちが恥ずかしい、というアイドル映画あるある的なことが

まったくない。

芝居こそしてきてませんが、人前で歌ったり踊ったり、いろんなことをしているわけで。

それで自然と鍛えられてるんですかね。すごいわあ。

 

そして、脚本がうまい。

11人いる四期生それぞれに見せ場を作っています。

これはかなり大変だと思うのですが、

それぞれのファンが納得するだけのセリフや見せ場がある。

まあ、その分、ちょっと無理目なシーンもありますが。

(クレーンゲームでプレイヤーが交代するシーン。後ろの人を待たせすぎ)

 

というわけで、アイドル映画だと思ってバカにするともったいないよ、

というお話でした。

2024年10月25日 (金)

ひなた坂46のライブを見てリアルの力をいまさらながら痛感する

昨日10月24日は仕事を途中でぶん投げて(比喩ですからね、比喩)

横浜へ。「ひなた坂46」のライブを見るためです。

日向坂46の最新CDの表題曲に選ばれなかった12人によるイベント。

彼女たちのファンの熱がものすごく、あつい2時間でした。

 

ライブの最後に、12人(1人は学業のためお休み)を代表して

宮地さんが挨拶をしました。

選抜されなかった悔しさを明言していて、「へえ」と思いました。

こういうことをきちんと口にするんだなあ。

ファンにしてみれば、そういう思いを外に出してもらった方が、

応援しやすいというか、応援しがいがある。たぶん。

 

次の新曲発表の際にも、選ばれなかった人たちが出てくるし、

逆に今回の12人から選ばれる人も出てくるでしょう。

逆に、今回選ばれたけれど、次回、選ばれない人も。

そういうドキュメンタリーの力は強いなあ。

この先も、見ていこうという気になりますから。

 

ちなみに、こういうライブって、グッズ販売もありまして。

応援用のタオルやペンライトなどなど、売ってました。

これらの収入、かなりのものだろうなあ。

 

そして何より、ライブの力は大きい。

会場の一体感。すばらしいものがありました。

 

いま、落語関係の本を数冊担当しております。

落語家さんが著書のものも。

その本ができた時には、出版記念落語会をどこかでやれないかしら。

ライブの力は大きいからなあ。

その落語家さんのグッズ(CDとか)も販売したら、

売上も増えるのでは。

なんてことをぼんやり思いました。

2024年10月24日 (木)

「ベイビーわるきゅーれ」第3弾の工夫を味わう。

現役(祥伝社勤務)時代、シリーズものを何点か担当してました。

英字新聞とTOEICと、自己啓発。

英字新聞とTOEICは10冊以上続きました。

それなりに、売れていたように思います。

 

自己啓発の方は、3冊で終了。

1冊目は10万部を超えたのですが、

2冊目は、たしか重版1回、3冊目は初版どまり、

だったと思います。

(記憶だけで書いています。違っていたらすみません)

 

英語本は、シリーズが進むにつれて、

ちょっとずつ変化させてました。

単語の索引に加えて問題別の索引を入れるとか、

コラムを工夫するとか。

それに比べると、自己啓発はそういう工夫がしづらかったなあ。

テーマの違いを出すところで終わっていた、という感じです。

 

何を書いてるかと言いますと、

昨日、アクション映画のシリーズものを見たのです。

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」

女性2人の殺し屋の活躍を描く、シリーズ第3弾。

 

今回、どんな工夫があるのかな、と思っていたら、

「全編宮崎ロケ」かつ、「敵役が個性的」

 

宮崎の南国的雰囲気と、殺伐とした殺しのシーンのミスマッチがとても面白い。

 

そして敵役を極端に孤独な男(自宅の中にテントを張って暮らしてます)

とすることで、女性二人組の主役という設定が際立ったように思います。

 

というわけで、シリーズ化の際は何かしらの工夫が大事だよなあ、

と思ったのでした。

 

2024年10月23日 (水)

素人落語会、来年の野望!

昨日書いた素人落語界のことをもう少し。

 

今回、「お客さんが少ないなあ」と感じました。

お声がけできてない自分のせいなんですけどね。

 

知り合いが私の舞台写真を撮ってくださったんですが、

見せてもらうと、舞台のまわりがガラガラ。

 

後ろの方にはもう少しいたはずで、総勢30人くらいはいらっしゃったと思います。

ほとんどが、出演者の友人知人、だったと思います。

 

私は、以前に比べると周囲に声をかけるようになりました。

で、今年は来てくださった友人知人身内が合計12名。

来年は「20名」になるようにしたいです。

 

そのためにはどうするか。

今年来てくださった人たちに「また来てね」と声がけしつつ、

フェイスブックやツイッターで情報を発信する。

来てくれそうな人にはこちらからメールを入れる。ハガキを出す。

 

素人芸を休みの日に見てもらうなんて、

申し訳なくて、以前は声がけできてませんでした。

しかし、やはりそれなりのお客さんがいないと、張り合いがない。

来るかどうかはその人が決めることだから、

私としては情報発信をする。

それで、来るか否か判断してもらえばいい。

と思うわけです。

図々しくなりました。

でもこれって、本の宣伝と同じかも。

買うか買わないかは、その人が判断する。

こちらとしてはとにかく情報発信。

その本のことを知らない人は、そもそも買えませんからね。

素人落語会も、知らない人は、そもそも来ませんからね。

 

というわけで、来年の会はもっと宣伝に力を入れます。

で、20人来ていただく!

2024年10月22日 (火)

素人落語会、終了!

先週19日(土)のことを書きます。

昨日21日(月)に書こうと思っていたのですが、

昨日は午前中に歯科に行かねばならず、全体にバタバタしていたもので。

ブログを書く気持ちの余裕がありませんでした。

 

というわけで、19日は、素人落語会でした。

母校のホームカミングデーのイベントの一つとして、

落語研究会OBが落語会を行う、というもの。

今年で十数回となります。

 

ホームカミングデーは、著名人の講演会とか、

プロのエンタメの発表など様々なイベントがあるのですが、

そんなものには目もくれず、朝9時に集まって夕方まで、

会場となる教室と楽屋に籠もっておりました。

 

私がしゃべったのは「粗忽の使者」。

私、膝が痛くて正座がやりづらいので、

あいびきという道具を足の間に挟んでました。

ました、というか、挟もうとしてました。

ところが、がさごそと触っているときに、

何かのはずみでしょうね、そのあいびきがガシャンと崩れまして。

フックで引っ掛けて立体的にしているのですが、

そのフックが外れ、平らになってしまったのです。

 

こうなると、星座の補助には使えない。

お客さんの前で公開修理をするか、

25分間、正座をするか。

落語をしゃべろうとした瞬間に、

この2者択一を迫られることに。

 

とっさに「正座だ」と思い、正座を選びました。

なんとか、25分間正座できて本当に良かった。

ただ、さすがに最初の1分ほどは精神的にガタガタ、

なに喋っているのかよくわからない状態になりました。

 

その後、なんとか立て直した(はず)のですが、

これは正直、稽古のおかげですね。

本番の直前2週間はほぼ毎日、自宅で稽古してました。

その甲斐あってか、噺に入ってからは何とか落ち着くことができたのです。

稽古、大事だわあ。

 

そして、そういうわけで10月はこれまで落語のことで、

時間的にも精神的にも負担になっておりましたが、

もう、稽古の必要はない。少なくとも来年の9月頃まで。

ここからは、時間と精神を、仕事に傾注しますよ。

たぶん。

 

2024年10月18日 (金)

映画「傲慢と善良」を見てびっくりしたこと

昨日、ようやく映画「傲慢と善良」を見ることができました。

ここのところ、うまく時間が作れなかったのです。

原作小説が朝日新聞出版から出ていて、100万部突破しているとのこと。

昨年5月からこの出版社で働いておりますので、

これは行かねば、と思っていたのです。

 

原作読んでから見に行きました。

シンプルに、「この大長編を2時間ほどの映画にできるのかしら」

と不思議でしたが、綺麗にまとまってました。

私の記憶では、原作のエピソードを乱暴にカットすることなく、

時系列に沿って描いていたと思います。

 

ヒロイン役の奈緒さん。

35歳くらいの設定のはずなんですが、

御本人、29歳なんですね。

童顔なので、なおのこと30代には見えづらい。

ヒロインが30代、というのが結構大事な要素なんですが…。

 

ヒロインが失踪して何をしていたか。

ここが原作と映画では、微妙に異なります。

それはまあ、仕方ないと思って見ていたのですが、

失踪した先で、ヒロインがある提案をするんですよ。

これが、かなり無理があるように思いました。

そんな提案したら、別れたはずの男性と再会しちゃうでしょ。

(で、実際再会する)

(でもこれ、映画オリジナルの展開)

 

原作の無理ならば仕方ないですが、

映画オリジナルの部分で「あれ?」と思わせるのは、

どうなのかなあ。

ま、映画見て「あれ?」と思った人は、

原作小説を読んで「そういうことか」と納得してくださればいいのですが。

 

この映画の感想、フェイスブックにも書きましたが、

あちらはこちらよりも読んでいる人が多そうなので

(まあ、誤差の範囲かもですが)

マイナスなことはこちらにのみ、書くことにいたします。

2024年10月17日 (木)

神保町で教えてもらったiLovePDFを築地で駆使しているという話

先日このブログにも書きましたが、

12月新刊に向けて、関係者25人の許諾作業を進めてます。

その際に、とても重宝しているのが

iLovePDFというサイト。

「完全無料のPDFの為のオンラインサービス。使い方はとても簡単。」

という説明があるのですが、まさにそう。無料かつ簡単、そして便利。

 

関係者に当該のページを見てもらう際に、

昔だとそこを印刷して郵送、あるいはファクシミリ、

しかなかったのですが、最近はかなりの確率でメールです。

該当のページのPDFを添付してお送りするのです。

 

今回の書籍は400ページ以上あるので、

当該のページだけ送りたい。それでも20ページ近い人もいますが。

 

400ページ分のPDFから、必要な部分のPDFだけ切り出す。

その作業が、とても楽にできるんです、iLovePDF。

このサイトを教えてくれたのは、祥伝社時代の後輩。

祥伝社時代に、同じようにPDFを切り出す仕事があり、

その時に教えてもらいました。

その仕事、後輩にやらせなくてよかったあ。

まさか築地でこのサイトが大活躍するとは。

 

iLovePDFは、

「完全に無料のオンラインPDFツール。PDFの結合、分割、圧縮、

OfficeファイルからPDFへの変換、PDFからJPGへの変換、

JPGからPDFへの変換。インストールの必要はありません。」

ということですので、これからさらに使っていきたいと思います。

 

 

2024年10月16日 (水)

請求書もPDFでいただく時代なのね。

築地の出版社で働くようになって、

ペーパーレスを感じるようになりました。

祥伝社だったら紙で回って来るなあ、

と思う書類が、かなりの確率でメールで届きます。

で、添付のPDFを見たり、URLを開いたり。

 

仕事の生命線であるゲラ(お原稿を本の体裁で組んだもの)も、

PDFを自分のパソコンで開き、必要な分だけプリントアウトするシステム。

その一方で、パソコンに書き込んだ書類を、プリントアウトして当該部署に持って行く、

ということもあるのですが。メール添付ではダメらしい。

 

ペーパーレス化は世の中全体の流れなので、

いいも悪いもないのですが、その流れで、

請求書も、ほとんどPDFでいただくようになりました。

で、それを総務に転送する。

 

これだけ、まだ慣れてません。

紙の請求書だと、机の小さな引き出しにとにかく入れておいて、

月末にそこから出して経理に持って行く。

それが祥伝社時代のやり方でした。

 

現在は、請求書が届き次第、総務に転送しています。

これだと、たまに、転送し忘れることがあります。

先日、ちょうどコロナで自宅待機中に届いた請求書があり、

「総務に送らないと」と思いつつ、詳細を忘れてしまっていました。

本のタイトルも記憶になく、請求書をいただいたという記憶のみ。

漠然としすぎ。

 

仕方ないのでメールボックス全体を「請求書」で検索し、

総務に転送してないものをチェックして、

「これだ!」と見つけて、転送したのでした。

これ、紙だったら引き出しを見るだけで解決していたわけで、

PDFはちょっと面倒。

と思ったのでした。

 

逆にメールだからこそ、もらったもらってない、いつ送った戻した、

がパソコンに歴然と残る。

これは非常に大きなメリットだなあ。

ペーパーレス化は世の中全体の流れですから、

いいも悪いもないのです。

2024年10月15日 (火)

25人に連絡するというお仕事

久しぶりにブログ書いています。

先週金曜(10月11日)から日曜(13日)まで鹿児島に帰省。

昨日14日は自宅でのんびりと。

というわけで、10日以来の更新です。

 

先週から、12月の新刊の事務的な仕事を進めてます。

その新刊に収録するインタビュー、25人分の許諾を取るというお仕事。

 

25人に連絡を取るより、よほど大変な仕事もありました。

例えばイラスト&エッセイに出てくる都内のお店に、

ひたすら電話かけて電話番号の確認取りつつ、掲載許諾の確認をとる。

かなり昔ですが、そういうお仕事も。

 

基本的にはどのお店もOKなんですが(宣伝になりますから)

1軒、どうしてもNGのお店があったなあ。

結局、著者さんにイラストを描き直していただいたのでした。

 

この時は、たぶん50件以上に電話かけたはずです。

それに比べたらずいぶん楽ですが、

ただ、今回やってみて「あ!」と思ったのは、

連絡の手段がさまざま、ということ。

 

電話。メール。郵便。

相手によってバラバラ。

お写真も送っていただいてるのですが、

これも、メール添付、紙焼き、お任せ、

とバラバラ。

 

というわけで、エクセルにわりに詳細に、

それぞれの状況を書いています。

「留守電」「お返事待ち」「郵送した」「すべてOK」

詳細に書いておかないと、私が忘れてしまうので。

 

こんな作業をしていながら、

Aさんのお電話なのに「Bさんのお原稿を」と言い間違ってしまった…。

別の人には、間違って電話をかけてしまうし。

恐いわあ。

いましばらく、この恐い作業、続きます。

 

 

2024年10月10日 (木)

ツイッターアカウント、1ヵ月でこれだけ増えました。

9月3日のこのブログで、

「おあとがよろしいようで」ツイッターのことを書きました。

 

椿らい堂さんとやっている落語系ポッドキャスト、「おあとがよろしいようで」。

そのツイッターアカウントのフォロワー数を増やしたい。

という内容です。

 

9月3日の時点で「601」

で、本日10月10日の時点で「624」

1か月ちょっとで、23増えました。

減ってないのは素晴らしい!

 

しかし、同じ日のブログで「年内に1000にしたい」とも書いてます。

このペースでは、無理ですね。

ううむ。

増えりゃいいってもんじゃないですが、

いつかは4桁にはしたいように思います。

 

この1か月、したことと言えば、

できるだけ毎日更新し、

落語家さんの投稿にできるだけ「いいね」して、

落語家さんたちをできるだけフォローして。

それでは限界があるんだなあ。

 

これからの1か月は、

発信力のある落語家さんの投稿をリポストする。

見に行った落語会の感想をつぶやく。

…とにかく、落語情報発信アカウントとして、

認知されるように動いてみます。

 

それでどれだけ増えるかな。

実験は続きます。

2024年10月 9日 (水)

夢のポイント生活?

昨日は、ほぼポイント払いの1日でした。

ランチはSuicaで払い、

喫茶店はpaypay、

本屋さんではTポイント、

そして晩ごはんもTポイント。

 

現金を使ったのは職場の自販機でのコーヒー代180円と、

夜行った落語会でのチケット3500円。

落語会でチケット買う際は、当日払いはいまだに現金で、

が多いようです。

 

それはさておき。

ポイント払いでびっくりするのは、

いつの間にかポイントが貯まっていること。

カード払いで1%貯まったり、何かのキャンペーンでポイントをもらったり。

気づいたら、いつの間にかそこそこ貯まっている。

正直、Tポイントが5000ポイント以上溜まっていたのにはびっくりしました。

 

効率的に貯めている人は、もっとうまく貯めているんだろうなあ。

ポイントだけで生活できたりして。

そういう人は、どこで情報を仕入れているんだろう?

気になります。

 

情報を持っている人とそうでない人の格差が、

これからますます広がっていくでしょうね。

ポイント情報だけでなく、映画情報とか読書情報とかも。

 

2024年10月 8日 (火)

大型企画、進行中!

12月発売の単行本を編集中です。

私としては大型企画。

確実に400ページを超えます。

祥伝社時代、500ページ台の小説を文庫化したことがありますが、

単行本・新書で400ページ越えは、たぶん初めて。

 

加えて、連絡を取らなくてはいけない人が20人以上いらっしゃいます。

ということで、私としては大型企画。

 

20人以上に連絡を取るということは、

電話・メールを入れた人、まだ入れていない人、

お返事くださった人、まだの人、

1回で終わる人、さらにご連絡入れる人、

という感じでかなりザワザワしそうです。

 

エクセルで、それぞれの進捗をチェックしておかなくちゃ。

大事なのは、

・自分の記憶力を信用しない

・こちらは20人以上だけど相手は私一人なのだから「20人以上」を言い訳にしない

ということかなあ、と。

 

と書いている今朝も、お一人から宅急便でお返事が。

お礼のお電話しなくては。

ありがたいなあ。

 

この企画の詳細、近々改めて書きます。

2024年10月 7日 (月)

あすけんの記録が続いているシンプルな理由

「あすけん」という体重記録アプリを使ってます。

体重に加えて3色の食事記録をスマホに記録する、というもの。

ところが、なかなか記録できないんですよね。

このブログ同様、土日にはついつい記録をさぼってしまう。

だから、月30日のうち20日くらい記録できたらいい感じ。

自分では自分のことを記録好き、と思っていたのですが、そうでもないのかな。

 

ところが、この10日間は、3食と食事の記録がうまく続いてます。

それには理由がありまして。

 

これまでは、スマホの中の「あすけん」アプリのアイコンを開き、

そこから「朝食」「昼食」「夕食」のアイコンを開き、

そこに書き込む。

という流れでした。

 

先日から、「朝食「昼食」「夕食」のアイコンをスマホのトップページに置けるようになりまして、

上記の工程が1工程減ったのです。

アプリを開かなくていい。

たったひと工程なんですが、これが意外に大きい。

 

さらに、記録すると食事記録アイコンの色が変わり、

してないとアイコンの色が変わらない。

3食のうちのひとつだけ記録してないとそこだけ色が変わらないので、

どうしても3食とも色を変えたくなる。つまり記録したくなる。

ということで、記録が続いてます。

これは、「見える化」の力、なんでしょうね。

 

何が言いたいかというと、

ひと工程でも少ないほうが習慣としては続けられる。

そして、人は埋まっていないと埋めたくなる習性がある。

何が埋まっていないかすぐに見える効果が大きい。

 

このふたつで、習慣が続けられるんじゃないかと思うのです。

あ、続くから習慣か。

 

ひと工程減らす努力と、

見える化の努力。

 

それにしても。記録好きだったはずなんだけどなあ、私。

2024年10月 4日 (金)

立川寸志さんのカウントダウンイベントは「発明」だ!

今週は立川寸志さんの落語会に2回、行きました。

火曜は内幸町ホールで100人以上のお客さん相手の独演会。

木曜は秋葉原の小料理屋で小ぢんまりとした落語会。

 

寸志さんのファンの多くは火曜に行っているはずだから木曜は少人数だろうなあ、

と思っていたら、予想どおりでした。かなりの少数精鋭。

ま、私はどっちも参加しましたけどね。

寸志さん、編集者からの転身ということで、

勝手に応援しているのです。

 

ま、それはおいといて。

寸志さんの独演会は、真打昇進に向けてのカウントダウンイベントになってます。

「真打になるのを認めます」というカードをお客さんが終演後に投票し、

集計、発表します。

 

それが累計1000枚になったら真打昇進する、というもの。

今年から始まってまして、内幸町の会で3回目、だったかな。

 

あと500枚ちょっとで真打になる、という所に来ています。

たぶん、たぶんですが、来年2025年に1000枚達成し、

2026年に真打昇進イベント、という流れだと思います。

 

基本的に寄席に出られない立川流だから、

逆にこういうカウントダウンイベントができるんだなあ。

 

お客さん巻き込み型のこういうイベント、とても面白いと思います。

発明と言ってもいい。

「真打になるのを認めます」カードを投函したら、

実際に真打になるまで、いやいや真打になっても、

気になるじゃないですか。

応援したくなる。

綺麗な形で、お客を巻き込んでいるんですよね。

巻き込む、つまり当事者意識を持たせる、ということで、

これはかなり強いと思うのです。

 

こういう「お客を巻き込む」イベント、

出版でもできないかしらとぼんやり考えてます。

 

ご自身のフェイスブックで、新刊のカバー案を4本ほど示して、

どれがいいですか?

と尋ねる作家さん(あるいは編集者さん)がいます。

これも、巻き込むイベントとして面白いと思うんですよね。

 

あるいはクラファンとか。

 

ネットを使ってうまい具合に読者(予備軍)を巻き込むイベント、

考えていかなくちゃ。

2024年10月 3日 (木)

丸善丸の内本店経由の出社でした。

昨日に続き、本日もスマホから書き込んでます。どうもやりづらいなあ。

今朝は、丸善丸の内本店さんに立ち寄ってからの出社。これ、祥伝社時代は毎週火曜の朝にしてました。

築地の出版社で働くようになってからは、いまだに固まってません。水曜日が多いのですが、昨日みたいにできないこともあるわけで。

できるだけ水曜の朝に行くようにしたいと思ってます。無理な場合も、週一で行くことは維持したい。

ま、先日のようにコロナになって、それもできないこともありましたが。

定期的に行ってると、ちょっとした変化が面白いです。ドンと置いてあった新刊が隅の方に置いてあったり、他店で見かけない本がいい場所に置いてあったり。

祥伝社時代、あまり手がけてなかった新書が今のメインの仕事なので、3階の新書コーナーに行き、他社の新書をチェックするようにしてます。だからといって、それがすぐ企画に結びつくわけではないのですが、見ないより見た方がいいだろうと思いまして。

出版の仕事なんて、基本的に

効率の悪い仕事ですから。

2024年10月 2日 (水)

永井先生の朝活セミナーに参加しました。

今朝は自宅でオンラインセミナーに参加し、その後、神保町の眼科へ。そして出社。


というわけで、ブログを更新する時間を作れないまま、夕方になってしまいました。


オンラインセミナーは、永井孝尚先生主催のマーケティングの勉強会。毎回、1冊の本をテキストに、永井先生が解説するというものです。


最近は、マーケティングだけでなく、哲学や社会学の本が扱われることも。今回はポスト構造主義の哲学者でもある社会学者ボードリヤールの『消費社会の神話と構造』がテキストでした。


「あらゆる商品は記号である」なんですって。そう考えると、いろいろ腑に落ちることも。


記号化された商品として、「バロックパール」や「土用の丑の日」が紹介されてました。永井先生の説明で、ぐっとわかりやすくなりました。


今回の一番の収穫は、ボードリヤールという学者を知ったこと。このセミナーに参加しなかったら、知ることなく終わっていたたろうなあ、と。


やはり、こういう会に定期的に参加して、勉強しなくては。


実は前回、スコンと忘れて不参加でした。

スマホにきちんと書かなくちゃ。


2024年10月 1日 (火)

『「ウルトラQ」「ウルトラマン」全67作撮影秘話』を読んで桜井さんの記憶力に驚愕!

先月読んだ中で印象的だったのが、

『「ウルトラQ」「ウルトラマン」全67作撮影秘話』

タイトル長い!

 

サブタイトルに「ヒロインの記憶」とあるように、

ウルトラシリーズ最初期2本のヒロインだった桜井浩子さんが、

当時の思い出を振り返る、というものです。

 

この手のものとしては、「ウルトラセブン」のアンヌ隊員だった

ひし美ゆり子さん(当時は「菱見百合子」)の回想記がありますが、

桜井さんのは初めて。

桜井さんはウルトラシリーズ最初の2本である「Q」と「マン」に出演されてますので、

シリーズ草創期の熱気を知る点でも、非常に貴重です。

 

今だったら明らかに労基法違反と思われる状況で、

ひたすら頑張っていたスタッフ。

特撮シーンに負けないように演技を頑張った出演陣。

東宝のベテラン俳優たちがゲスト出演していたんですねえ。

 

有名な話なのかも、ですが、「ウルトラQ」は、

放送開始時に撮影はほぼ終わっていたようです。

たしか、「水戸黄門」もそうだったそうですが。

撮影が終わってから放送順を考えたそうで、

撮影順と放送順、だいぶ異なるそうです。

怪獣が出てくる作品を早めに放送しよう、

ということになったため、です。

 

それにしても、桜井さんの記憶力はすごいです。

細かなことや、共演者との会話も覚えていらっしゃる。

カラー放送に向けて髪の毛の色をどうするか、というエピソードが印象的です。

 

50年以上前の話なのに、よほど強烈な日々だったんだなあ。

そしてその番組を見ていた自分が、いま、それを読めるという幸せ。

 

編集者の視点で言うと、

怪獣の写真があまり出てこないのが、ちょっと不思議。

入れたくなるはずなんだけどなあ。

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