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2024年11月18日 (月)

青山美智子さんの講演会に行ってきました!

昨日11月17日(日)は、青山美智子さんの講演会でした。

戸塚駅前のホールにて。

 

青山さんには、祥伝社時代に大変お世話になりました。

ちょうど、その祥伝社のお仕事の時だったか、直後だったか、

宝島社から小説家としてデビューされました。

それが『木曜日にはココアを』。

拝読したら、猛烈に面白い。

これはすごい才能だわと思っていたら、その後も小説を精力的に発表し、

いまや、「本屋大賞」4年連続ノミネート作家になっています。

凄すぎる。

 

そんな青山さんの講演会。

お一人でずっとしゃべるのではなく、

進行役の女性からの質問に答えていくという形式。

これがライブみたいで、とても面白かった。

青山さんの図書館愛や、地元愛が感じられる2時間でした。

 

「小説を書く時は映像が見えている」

「人生はすごろく」

「自分はスーパーネガティブ。だから小さなことが嬉しい」

などなど、印象的なフレーズがたくさん。

前から薄々感じていましたが、

ご著書には必ず、それ以前の小説の誰かが登場しているらしい。

 

新人賞にどうしたら通りますか?

という場内からの事前の質問に対して、

「どうしたら通るか、そういう方法論を忘れて書いたほうがいい」

(私の記憶で書いてます)(趣旨としてはあっているはず)

という回答が、とても印象的でした。

 

以前お仕事をご一緒させていただいたというご縁で、

開始前に楽屋に伺って、ご挨拶できたのは嬉しいことでした。

ちょうど青山さん最新刊『人魚が逃げた』を読んだところだったので、

その感想が直接言えました。これはとてもありがたい。

この小説がまたとても面白いのですよ。

実はかなり難しいことを、エンタメの形にして提示しているように思います。

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