ただいま編集中

2025年9月10日 (水)

新刊出ます、『書きかけの…』(松本隆著)

6月に『雲助おぼえ帳』を刊行後、

7月に新書『しなくていい介護』と単行本『ルポM&A仲介の罠』が続けて刊行となり、

ちょっとバタバタしてました。

で、8月は少しのんびりできたのですがその中でも編集作業は続けてまして

つい先日、9月の新刊の見本本ができました。

 

作詞家・松本隆さんの朝日新聞連載をまとめた『書きかけの…』。

連載を担当されていた朝日新聞の記者さんは大変だと思うのですが、

それをまとめる私の方は、そこまでの作業ではなかったわけでして。

 

お原稿を拝読しながら、松本さん、すごいわあ。

と思うことの連続でした。

 

というわけで、フェイスブックに投稿した記事の文面を以下にコピペします。

私の投稿にしては「いいね」が多めでして、これも松本隆さん効果でしょうね。

 

『書きかけの…』松本隆著

定年後は映画と落語の話が多くなっている私の投稿ですが、仕事もしてますよ。

ということで、最近編集を担当させていただいた本の話です。


「赤いスイートピー」「ルビーの指輪」「卒業」「木綿のハンカチーフ」「君は天然色」…

いま62歳の私にとって、どれもとても懐かしい。おそらく、歌詞カードを見ずにどの歌も歌えそう。

そのくらい、どの歌も大ヒットしました。


これらの歌には共通点があるのですが、おわかりでしょうか?


歌謡曲に詳しい人には「何を今さら」レベルの問題と思いますが、

これらの歌、すべて「作詞 松本隆」なのです。

松本先生、凄い才能だわあと改めて感じ入ります。

今年2025年は、松本先生にとって作詞家生活55周年。

55年もの間、最前線で活躍しているというのは、とんでもないことだと思います。

なんでも、2100曲を超える作品を生み、50曲以上がヒットチャート1位なんですって。

こんな人、他にいます? 希代の作詞家といっていいでしょう。

その松本先生が朝日新聞土曜版に連載している「書きかけの…」が1冊の本になりました。

というか、その編集を担当させていただきました。


代表作はもちろん、あまり知られていない作品の思い出、

ヒット曲を歌った歌手たちとの交流、そして思い出の場所について語っています。


編集しながら特に興味深く読んだのは、


「赤いスイートピー」をいつもより頑張って書いた理由/

「君は天然色」の冒頭に流れるピアノ演奏の真意/

大ヒットしたため苗場スキー場から東京に大急ぎで向かうことになった「ルビーの指環」


といったエピソードですが、人によって「面白い!」と感じるエピソードは異なると思います。

そしておそらく複数の「面白い!」が出てくるはず。

そのくらい、稀代の作詞家が語る過去、現代、そして未来は面白い! 

書店で見かけたら是非ご覧ください。9月19日発売です。

2025年6月 2日 (月)

6月刊終了! 次は7月刊だ

昨日は休日出勤でした。

正確には、定年後の私は社員でなくフリーの編集者なので、

休日出勤という概念そのものがないのですが。

午前10時から午後7時まで、会社でデスクワークをしておりました。

 

編集の仕事って、プリントアウトした書類やゲラをひたすら読む、

というのがメインなので、多くの場合、自宅でもできるんです。

 

ただ、昨日は会社のパソコンでないとうまく開けないpdfを使っての作業、

さらに、会社のパソコンでないと作業できない経理のお仕事があったので、

会社に出向くことになりました。

 

6月発売の落語本の作業が思っていた以上に手間取りまして、

その分、7月以降のあれやこれやが止まっていました。

 

落語本のお仕事は先週の木曜でほぼ終了。

このブログは2日(月)の午前中に書いていますが、

つい先ほど、最後の仕事(カバーとオビの修正チェック)も終わり、

編集作業は完全に終了。

 

というわけで、止まっていたあれこれを、一気に走らせないと非常にまずい。

 

当面の問題は、7月新刊の2点。

昨日のpdfを使っての仕事も、7月刊のお仕事だったんですけどね。

9月に出す本の作業も、進めないとなあ。

 

そして、その一方で、6月の落語本の販促あれこれもやらなくちゃ。

これだけ時間かけたんですから、売れなかったら猛烈に悔しい。

少なくとも、落語好きの人たちに「こんな本が出たのか!」と知ってもらわなくちゃ、

残念過ぎる。

そのためのあれこれ、動きます。

 

と言いつつ、今日の午後は、年末ごろ出るであろう単行本の取材です。

 

なんだか、現役時代を思い出すなあ。

いろんな仕事が並行していて、

目先の仕事、ちょっと先の仕事、かなり先の仕事、

それぞれバランス見ながら進めていくあの感じ。

ちょっとヒリヒリするようなあの感じ。

まさか定年後も経験できるとは。

 

さてと。

やれることからやっていきましょう。

こんな時に体調崩したらすべてがグズグズになりますからね、

最優先は体調管理。睡眠取らなきゃ。

2025年5月22日 (木)

落語本の索引の原稿作成は大変だった

このブログ、平日朝に書いていますが、昨日は書けず。

珍しく、いろいろと仕事が立て込んでまして、

スマホすら、あまり見てませんでした。

いつもはのんびりしてるのに。

 

現在、6月新刊1冊と7月新刊2冊が進行中。

昨日は6月新刊にかかりきりになってました。

『雲助おぼえ帳』という落語の本です。

 

具体的には3つの仕事。

まず、カバー類の入稿。

今回、諸般の事情でかなりギリギリのスケジュールになりまして、

デザイナーさんとメールのやり取りを何度かやりました。

 

次に、目次原稿の作成。

これはそれほど面倒でなかったのですが、

3つ目の索引原稿の作成。

これが、予想以上に大変でした。

 

本書に出てくる落語演目の索引があったら便利かも。

というシンプルな理由で作ることにしました。

詳しく解説している演目が、55本。

それ以外の演目も出てきますが、大したことはないだろうと思っていたら、

全部で135本。

そんなにあったんかい!

 

ゲラに演目が出てくるたびに丸で囲みまして

(この作業は週末の実家帰省中にやってました)

それをエクセルに落とし込む。

そして、PDFで演目の検索をかけて、

エクセルに書き込んだページ数と一致するかの確認。

これを135本分やったわけです。

恐ろしいことに、ページ数の書き間違いがかなりあって、

ぞっとしました。

pdfで確認、算数で言えば検算ですね、

やっておいてよかったあ。

 

というわけでこの索引づくり、

時間を見てなかったんですが、

5時間くらいかかったんじゃないかなあ。

そのわりに、2ページほどなんですけどね、索引。

使ってくれる人、いらっしゃるかなあ。

ほぼ自己満足なんですが、でも、あれば便利なはず。

 

帰りは、目が疲れていてしんどかったです。

しかし、そんな状況でも、最近読んでる本が面白くて、

ついつい読んでしまうのよね。

脚本家・橋本忍の評伝『鬼の筆』。

これ、面白い!

読了したら改めて書きます。

 

2024年12月24日 (火)

林望先生『節約を楽しむ』見本本ができました!

先週、編集を担当させていただいた単行本『落語家の本音』が発売となりました。

このブログやフェイスブック、ツイッター、インスタで告知してきました。

今日からもう1冊増えます。

林望先生の『節約を楽しむ』。新書です。

来年1月10日発売ですが、見本本が編集部に届きました。

 

林先生というと『イギリスはおいしい』や『謹訳 源氏物語』で有名ですが、

『節約の王道』という10万部越えのベストセラーも上梓されています。

 

今回の新書は、それから15年、キャッシュレスやポイ活が盛んな今、

改めて林先生の節約道を教えていただく、というものです。

 

先生の基本姿勢は、帯にも大きく入れましたが、「キャッシュレスなんて、まっぴらだ」。

ポイ活もしてません。そもそも、スマホにアプリを入れてない。

あえて今、現金主義。

 

その考えと、具体的な節約について、たっぷり論じてます。

 

……といったことを、ツイッターやフェイスブック、インスタで告知しなくちゃ。

今日から二刀流です。

2022年11月 5日 (土)

英語に疎い書籍編集者がグーグル翻訳を使う日

 

 

0019645873l

 

書籍編集者って、英語をほとんど使いません。

と断定してしまうとちょっと問題かもしれませんが、少なくとも日本人作家の本を日本人読者に向けて編集する限りにおいて、英語はあまり、というか、ほとんど使いません。

もちろん、翻訳本の編集者や、担当本を海外に発信している編集者さんは違うと思いますが。

少なくとも私は、仕事の上で英語を使うことは、ほとんどありません。

 

そんな私が年に数回だけ、「グーグル翻訳」を使うことがあります。

今がまさにそうなんです。

 

年に数冊、TOEICの問題集を編集しています。

写真の本も、その1冊です。

 

TOEICの本は、TOEICの問題を作成しているアメリカのETSという本部に、カバーを見せる必要があるのです。

弊社の本に限らず、他社さんもすべて、ETSにカバーを送っているはずです。

 

昔は郵便とか宅急便を使ってましたから、こちらから送って先方の返事が来るまでに、1週間以上かかるのがざらで、それがまず大変でした。今はメール添付でpdfを送ればいいので、とても楽になりました。時間もかかりません。時差の問題はありますが、だいたい24時間以内に返事が来ます。

 

ちなみにETSのルールとして、「タイトルは同じ大きさの文字を使う」「タイトルの下にイラストや写真を敷いてはいけない」というのがあります。ですので、TOEICの問題集って、シンプルなカバーが多くなりがちです。もちろん、その中で各社、工夫をしているわけですが。

 

で、グーグル翻訳なんですが、こちらから送る際は、以前使ったメールの文面をコピーして再利用すればいいので、グーグル翻訳は不要です。

ETSから返事が来た時に、その文面を理解するために、使っています。

おそらく、世間のほとんどのTOEIC問題集編集者は、自力で日本語に翻訳できると思いますが(というか、そのくらいの英語力が必要なので)私は自身がないので、必ずグーグル翻訳を使ってます。

 

今回は、昨日11月4日(金)13時過ぎに、カバーラフをメールで送信。

その返事がその日の20時に来ました。(速い!)

で、グーグル翻訳にかけたら、NGという文面。

 

ちょっと不思議な理由なんですが、それはさておき、そこを変更したカバーラフを、本日5日18時に送信したら、20時に返事メール。やっぱり速い! で、今回はOKでした。ホッとしました。

 

というわけで、年に数回使うグーグル翻訳。

今年はこれでおしまい、かな。

2022年11月 4日 (金)

実況中継--英語本が終盤になってきました。

Image_20221104063301

TOEIC本の編集作業、終盤になってきました。大詰め、とはまだ言えません。まだ手をつけてないページがありますので。


ただ、本文はかなり終盤。300問ある問題集の部分です。


外部校正2社。そして著者校正。それらを、昨日(文化の日)1つにまとめていました。印刷所さんの作業用です。いわば、赤字を1箇所に集約したわけです。意外に多かったなあ。発音記号にも少し赤字があるし。


今日、それを印刷所さんに渡して、そしてまだできてない部分(索引とか)に大急ぎで取り掛かります。ただ、赤字の集約作業がもう少しだけ残ってます。


先週、本文の英文をネイティブスピーカーに録音してもらったのですが、その時に、ネイティブスピーカーから指摘してもらった箇所(この単語よりこちらの単語がいいのでは的な)を書き写すという仕事。少しだけなんですが、単語が変わるということは訳文も変わるわけで。


そのお仕事を、出社前のこれからやります。


という、現場からの報告でした。



2021年12月 8日 (水)

『1日1分!英字新聞』シリーズ。長く続けていると変化もあるわけで

91xnd34kr2l_ac_ul320_

 

今朝は永井先生のオンラインセミナーがあるので、短めに。

 

いま、『1日1分!英字新聞』という文庫新刊を編集しています。

来年1月上旬刊行ですが、年内に見本本ができてないといけないので、

今週は結構バタバタしております。

 

この『1日1分!英字新聞』、2003年に1冊目を出し、

その後、10年以上続くヒットシリーズとなりました。

今回、9年ぶりの復活です。

 

というわけで、以前の本をパラパラ見ているんですが、

2004年、つまり4年目に『1日1分!英字新聞プレミアム』と、

名前を少し変えてます。

 

その理由が前書きに書いてあるんですが、

「音声をダウンロードできるようになった」から。

つまりそれ以前は音声ダウンロードができなかったわけで、

4年目にできるようになったことを、前書きで詳しく説明するとともに、

タイトルも変えている。昔はそのぐらい、インパクトがあったんですね。

 

今だったら、音声ダウンロードできるのが普通で、

それをわざわざ強調はしないだろうなあ、と思います。

 

ちなみに、2003年当時は自社サイトからダウンロードするようにしていましたが、

数年後に、音声専門の会社のサイトから、としました。

今回は、英語専用のアプリ制作会社に頼む予定です。

音声が聞けるのは当然で、そのうえで、どういう手段がいいかを検討する、

という段階になっているわけです。

 

何が言いたいかというと、昔だったら「これは凄い」と思っていたことが、

今だと当たり前になっている。たかが10年ちょっとのスパンでも普通にあるんだなあ。

ということを実感したのでした。

 

昔は活字だけ、それが活字+音声になったわけですが、

そのうち、活字+動画が普通になるのではないか。

そんな気がしております。

 

2021年11月28日 (日)

今週できたこと来週やるべきこと--のんびりと少しずつ。

194b734d114741c988e243b0fb96ea8d


週末なので今週の振り返りを書きます。携帯からです。


今週は勤労感謝の日があり、さらに半休も取りましたので、実働時間少なめでした。


そんな中、来年1月の文庫のお仕事あれこれと、来年のどこかで出す単行本のお仕事ができました。


どちらも金曜までに終わり、ほっとしました。

終わらなかったら休日出社でした。


このところ、休日出勤すれば何とかなる、という甘えがありまして。でも、本当は良くないわけで。

終わって良かったあ。


来週は、12月発売の文庫の販促を進めつつ、1月発売の文庫の大詰め作業であります。


ツイッターをぼんやり見てる暇はない。

(自戒を込めて)


写真は、神保町の「オーレオーレ」のオムライス。

2021年10月17日 (日)

杉浦さやかさんの情報がわかるブログ。

76d5e5c00ae44904ab4a738a031f8c243fee4ac79af24e13bd3aba888f35940a


あらら。

もう一本、記事を書いてたんですが、どこかに行ってしまったなあ。スマホからの更新は難しい。


杉浦さやかさんの情報を、弊社サイト内のブログにアップしてます。もう10年以上ですかね。ありがたいことに、杉浦さんご本人も、ほぼ公式として認知してくださってます。(のはずです)


「杉浦さやか新刊プロジェクト」という名前です。


今年は更新少なめなんですが、先日、久しぶりに書きました。


弊社から新刊がもうすぐ出るものですから、その告知。それと、リアルイベントももうすぐあるのでそのことも。


ブログはこちらです。

https://www.shodensha.co.jp/ssp/103.html

これをうまく埋め込むことが、スマホからだとできないんですよ。スマホからの更新は難しい。

2021年10月15日 (金)

担当させていただいた10月新刊を紹介します。

 Img_2712

 

 

Img_2714-2

 

担当本の情報をもっと発信しなくては。

と最近改めて思ったので、早速、10月新刊の宣伝をします。

10月14日、すなわち昨日発売の2点です。

『世界史を動かした 思想家たちの格闘』(茂木誠著)

『日本人が知らない最先端の「世界史」不都合な真実編』(福井義高著)

 

『思想家たちの格闘」は、著者の茂木先生がご自身のYou Tubeで事前に宣伝してくださって、

おかげさまでネット書店アマゾンの「哲学史」カテゴリで1位になりました。

 

人気予備校の先生だけあって、とても読みやすい語り口です。

有名な哲学者たちの名前がいろいろ出てきて、

彼らが世界史という流れの中でどういう位置づけになるのか、

それがわかります。

 

『最先端の「世界史」』はシリーズ2冊め。

外国の最先端の文献や資料を読み込んで、最先端の世界史を論じてます。

 

「日本史の記述が修正された」なんて記事をたまに目にします。

鎌倉幕府の成立年が1192年ではないとか、

源頼朝画像が本人ではないとか、そういう類です。

新資料の発見によって、「実は違うんですよ」と記憶の修正を迫られるわけですが、

それの世界史版です。一人の著者が実践しているのがすごいです。

 

個人的には、ピカソの『ゲルニカ』に関するエピソードが興味深かったです。

 

というわけで、今回の2冊、読んでいて、頭が良くなった気がしました。

 

2冊並べると、白い本2冊ですね。

より以前の記事一覧

無料ブログはココログ
フォト

最近のトラックバック

2026年2月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28