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本の記録

後輩へのメモ

2018年6月25日 (月)

【本】『昆虫戯画』






『昆虫戯画』を読みました。
表紙をめくって最初にでてくるのが、鳥獣戯画っぽいイラスト。ここでまずニヤリとさせられます。

本文も、イラストと軽妙な解説で虫たちの知られざる生態が描かれていて、ぐいぐい読めます。

文章担当の丸山さんは『昆虫は凄い』などのベストセラーを執筆されている、昆虫の専門家。それだけに、短い文章の中にさりげなく『え!』ということが書かれていて、驚きます。

じゅえき太郎さんのイラストは実にほのぼのとしていて、蜘蛛やゴキブリといったかなりインパクトの強い虫も、可愛い存在になっています。全体に、ゴキブリ愛が強いです。

先日、亀有の書店さんに行ったら、最近たくさん出ている動物本コーナーの、かなり目立つ場所にドンと置いてありました。

確かに、昆虫メインのこの手の本は珍しいかも。勉強になりました。

2018年6月 7日 (木)

【本】『手ぶらで生きる。』




書評メールマガジン「ビジネスブックマラソン」で知った『手ぶらで生きる』。売れているみたいですね。
読んでみたら、なるほど、これは面白い。
目からウロコです。
正直、著者のしぶさんとまったく同じ生活は、既婚者や子持ちの人にはちょっと(というか、かなり)難しいです。
しかし、考え方は真似できるし、真似したら面白いと思ったのでした。
「より少なく、しかしよりよく生きる」
「ミニマリズムの本質は、ある一点を目立たせるために他をそぎ落とす強調にある」
「最も貴重な資産は健康だ」
などなど、思わず線を引きたくなるフレーズが出てきます。
そして、編集者的に面白いと思ったのは、
本文デザインもミニマリストであるという点。
それぞれの項目の最後に、ポイントが2行で示されいてるんですが、これ、ビジネス書だとついつい罫線で囲ったりマークを付けたりするんですが、この本では書体を太くしているだけ。
それでちゃんと強調されているし、本全体の世界観にも合っている。
そういう細部を工夫してるところが素晴らしいと思ったのでした。

2018年5月20日 (日)

【本】『全部やれ。』




週刊文春連載時から面白く読んでいました、『全部やれ。日本テレビのえげつない勝ち方』。
私、テレビやラジオの裏話的なものが元々大好きなんですが、本書は書籍化にあたってフジテレビの取材も加わり、さらに面白くなってます。
万年3位だった日テレがいかにしてフジテレビを追い抜き、三冠王になったか。当時の番組関係者に徹底的に取材した一冊です。
戸部田さんは、すでに世に出ている書籍や雑誌、ラジオ、テレビなどでの発言を元に執筆する、という形式をとることご多いです。代表的なのは『笑福亭鶴瓶論』。
しかし、今作は生々しい証言がベースになってます。

テレビ番組と書籍。
似ているところも違うところもありますが、本書で特に印象的だった箇所を抜き出しておきます。

・五味一男氏にとって、自分が懸命に作り上げた番組に突きつけられる数字(視聴率)を見るのもツラい。毎日毎日試験を受けている気分。けれど、逆にそれは、すごくシンプルで明確なことでもあった。

・「恋のから騒ぎ」は吉川圭三ディレクターによるとTBS「クイズ100人に聞きました」のパロディ。「人の脳を覗く面白さを楽しむ、という企画の中核の部分だけを頂いたんです」

・バラエティ班からドラマに異動した小杉善信プロデューサーがドラマ班の人間に言ったのは「観て面白いのは当たり前。観る前から面白いものをつくろう」その小杉が「家なき子」開始時に心血を注いだのは番組ポスター。

2018年5月14日 (月)

【本】『黄金のアウトプット術』




成毛眞さんの新刊『黄金のアウトプット術』。
これ、とても勉強になりました。成毛さんが書く、話す、といったアウトプットのやり方を開陳してるんですから、おもしろくないはずがない。
「アウトプットを意識的に行っているビジネスマンは極小だ。私の実感としては全体の0.1%にも満たない」
「SNSをアクティブに使っている私のような人間にとっては、SNSを使っていない人間は、この世に存在していないに等しい」
「テレビ番組は、戦略的に見なくてはならない」
などなど、キレの良い成毛さんの文章がたっぷり堪能できます。

2018年5月 2日 (水)

【本】『1分で話せ』




先週の会議、私があれこれ喋る会だったのですが、予定では30分。それが結局90分になってしまいました。
その反省の意味も込めて、『1分で話せ』を読みました。
かなり売れてるという評判は聞いてましたが、たしかにこの本、よくできてます。
途中に見開きのクイズを入れたり、最後の章が実践編になっていたりとか。
こういう本はこのくらい作り込まないといけないんだなあ、とかなり勉強になりました。
売れてる本には、やはり理由があります。

2018年4月23日 (月)

【本】『超時間術』




Daigoさんの新刊『超時間術』、読了しました。売れてるみたいですね。
この本、普通の時間術の本とはだいぶ趣きが異なります。
やることを書き出そう、とか、メールはまとめて返事する、みたいなノウハウは出てきません。
「時間不足は単なる錯覚であり、日常のプレッシャーが生み出す不安やストレスをうまく処理すればよい」という切り口で、そのためにストレス対策がいろいろ出てきます。
その中でインパクトがあったのは、「ブレインストーミングの有効性は否定されている」という指摘。そうだったのか!
ではどうしたらいいのか、というところまで説明してくれてるのが嬉しいところです。紙に書いて回覧するといいらしいですよ(と書くと大雑把すぎるので、詳細は本書をご確認ください)。

【本日のアマゾン】
・『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』ここに来て2位。

2018年3月24日 (土)

【本】『トヨタ流「5S」最強のルール』




原マサヒコさんの新刊『トヨタ流「5S」最強のルール』読了しました。
カバーのイラストが、インパクトあります。トヨタが徹底している整理、整頓、清掃、清潔、躾の5Sが小説スタイルで学べる本です。
というわけで、カバーのイラストは小説の主人公です。5Sって職場の美化運動ですよね、くらいの認識だったのですが、ビジネスの基本なんですね。ということが、ストーリーを読み込むうちにわかります。
舞台が書店なので、書店にまつわる小ネタもあれこれと。青木まりこ現象という懐かしい単語も出てきました。

2018年3月23日 (金)

【本】『愚者の毒』





今年はできるだけ小説を読もうと思ってまして、
先日読んだのが『愚者の毒』(宇佐美まこと著)。
自社の文庫です。
なんだか宣伝のようですが、とにかく面白かったのですよ、この本。
文庫書き下ろしにもかかわらず日本推理作家協会賞を受賞したとのことで、これはかなり珍しいと思います。
400ページ近い分量なので、正直、読み通すには時間がかかりましたが、これだけの分量がないと描けない人間ドラマを描いています。
と同時に、ミステリとしても面白い。叙述トリック的な部分もあるので不用意に書くとネタバレになるので、ひとつだけ。
最初のうちは2015年の伊豆の高級老人ホームと1986年の武蔵野の名家の話が交互に出てきて、それはそれで面白いのですが、表紙カバーのイラストは、なぜかかなり古い時代の炭鉱の高校生二人。この子たちがこの小説にどう関わってくるのか、というのは第2部になって明らかになりますが、そこからはもう、一気呵成です。というか、途中で読むのを止められなくなりました、私。
読了までに時間がかかりますが、それだけの読書体験ができる小説、だと思います。

2018年3月18日 (日)

【本】『すごい働き方』ら





『すごい働き方』(山田美樹著)を遅ればせながら拝読しました。プレジデント社から昨年の春に出てます。
著者の山田さんの実体験に基づいた仕事の進め方や、キャリアの作り方が詳しく書かれていて、読む人の立ち位置で反応する章が異なると思いますが、私が面白かったのは5章の「グローバル企業の仕事の進め方」。
特にその中に出てくる「prove them wrong!」(彼らが間違っていたことをわからせてやろう)が印象的でした。あなたには無理、と周囲に言われた時に、山田さんが心の中でつぶやいていたそうです。
それでキチンと結果を出してるんだから、かっこいいです。
私もつぶやこうっと。

2018年3月 1日 (木)

『超名言100』は本文デザインも素晴らしい







ふっと気づいたら3月。
今年はひたすら速いです。
今年になってここまで、更新できてない日が何日かあります。今月はそうならないようにしなくては。

というわけで今日は、最近読んだ本のことを。
ひすいこたろうさんの『超名言100』。
ひすいさんはデビュー作が『3秒でハッピーになる名言セラピー』ですし、これまでも名言に関する本を多数出されています。
今回も、やはり面白いです。かなり。
解説ページも、その名言の詳しい紹介だったり、
ご家族のエピソードだったり。

凄いのは、一つ一つは読み切りなのに、
続けて読んでいるうちに大きなうねりを感じ、
エピローグで紹介されるラストメッセージにグッと来ます。実は緻密な構成なんですね。

「正解が得られるのは正しい問いによってである」
「俺には成功か、大成功しかない」
「100年後は、すべて新しい人々」
…今回も痺れる名言が多いのですが、
編集者的に印象的だったのが、本文デザイン。

名言を見開き単位で紹介しているのですが、
右ページの名言は縦組み、
左ページの解説は横組み、なのです。

横組みのほうが文字がたくさん入るので、
こういうデザインにしたのかも、と思いますが、
結果的にかなり斬新なデザインになってます。
こんな本、見たことない。
そして、単に斬新なだけでなく、極めて読みやすい。

こういうのって、形になってみると「なるほど」と思うのですが、
最初のひらめきが大事なわけで。
私も、固定観念に縛られることなく、本文デザインを考えてみなくては。
と思ったのでした。

より以前の記事一覧