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本の記録

後輩へのメモ

2019年2月14日 (木)

【本】『1秒でつかむ』




私、フェイスブックをやってます。
「いいね」は15前後。
30ついたら「多い!」という感じなんですが、
昨日の投稿には、珍しく52の「いいね」がつきました。

他社さんの本の紹介記事です。
というわけで、その記事をコピペします。

その前に、「いいね」が、
たくさん(自分比)ついた理由を考えてみました。

まず、当然ですが本そのものの力。
二度読む、というイレギュラーな行動。
なぜ二度読むのか、という理由。
あとは、勢い。
この文章、頭の中で構成をあれこれ考えましたが、
実際にパソコンに向かった時間は10分ないと思います。

ここら辺りが、よかったのかなあ。

というわけで、コピペです。

私、本を2度読むということをほとんどしません。というか、できてません。本を読むのも仕事なので、すでに読んだ本を繰り返し読む時間があったら、新しい著者・新しい書籍についつい手が出てしまうのです。伏線貼りまくりのミステリーを読んだ場合は、大急ぎで再度斜め読みをすることはありますが。
というわけでめったにしない再読を、いま、この本でやっております。『1秒でつかむ』。テレビ東京「家、ついて行ってイイですか?」のディレクターです。
水曜(って、今日だわ)夜の放送で「相棒」とかぶるため、きちんと見たことはないのですが、特番を見たことはあります。終電を逃した人にタクシー代を払う代わりに、家についていくというもの。
この番組、低予算だしものすごい有名人が出ているわけではないのに、ドハマリ度が非常に高い(視聴率とは別に、そういう数値が出るらしいです、テレビ業界)。
その秘密を全公開してます。「360度注視力」「全部ひとり力」「東野圭吾力」など、気になる小見出しが32本並んでいます。
これらを読むことで、コンテンツの魅力を引き出し、多くの人にその魅力を伝え、そして1秒も離さず常に興味を持ってもらえる力がつく。という内容で、520ページあるんですが、著者(そして編集者)の熱量を感じるなあ。
ただ、これだけだったらたぶん再読まではしてません。棒線を引っ張ったところを読んでおしまい、だと思います。本書は、読み終わった後に読者が「やる気が出てきた!」で終わることなく「リアルに強力な武器を得た」状態になるよう、様々な伏線を張っているのです。
それを確認し、追体験するためには再読するしかないのです。というわけで、私にしては珍しく、ビジネス書の場合はさらに珍しいのですが、再び頭から読んでます。520ページ。
これがまた、楽しいのですよ。筋を知った上で監督の狙いを確認する。ちょうど「カメラを止めるな」を再度見ているような気分であります。

2019年2月10日 (日)

【本】『カササギ殺人事件』




評判があまりに良いので、
思わず読んでしまいました、
『カササギ殺人事件』。

これは凄いわ。というか、
よくこんな話を思いつくなあ。

『カササギ殺人事件』というミステリーの中で起きている殺人と、
それを読んでいる編集者の身辺で起きる不可解な事件。

それが絡み合って行きます。
その絡み具合がとても絶妙。
片方だけでは成立しません。
その構成が面白い。

そして最後に明かされる犯人が、
ミステリーの方も編集者身辺の方も、
どちらもかなり意外。

帯に書かれている「全制覇1位」
は伊達じゃない。

上下巻合わせて700ページほどあるので、
読み終わるのに1週間ほどかかりましたが、
逆にいうとそれだけの期間、
飛び切りの読書体験ができたわけで。

翻訳ミステリーもたまには読まなくちゃ。
と思ったのでした。

2019年1月 6日 (日)

【本】『共犯者』




帰省中に読んだ『共犯者』。
書籍編集者の芝田暁さんの著作ですが、いやあ、凄い本です。
編集者の本というと、雑誌編集者の本が多いように思うのですが、これは書籍編集、その中でも文芸ジャンルの、壮絶な記録です。

梁石日、西村寿行、宮崎学などなど、担当作家さんがそもそも強烈ですが、芝田さんのキャリアも、徳間から幻冬舎、さらに独立して出版社を興し、倒産後は朝日新聞出版へ。さらにその中で、編集という仕事を退場して営業職へ。と、かなり強烈です。

同業者として、ひたすら「凄いわあ」と思いながら読んでましたが、終盤に強烈な一言が。

「成功体験がない編集者は、経験がないからヒット商品のツボがわからずに、いつまで経っても売れない本の連鎖が続き、永久に売れないどん底から這い上がれない」

強烈でしょ?

2019年1月 4日 (金)

【本】『道は開ける』




正月休みは、厚めの本を読むようにしてます。
いつもはついつい、早く読めるものか著者さん関係の本を読んでますので、長い休みのときは、それらとは異なるものを読みたいなあ、と。

というわけで、ようやく読了したのが『道は開ける』。

悩みをどう解決するか、という極めて実践的な内容で、いわば自己啓発本の元祖ですね。

今日一日を大事にせよ。なんてまさに、自己啓発では定番のフレーズ。
それを、たくさんのエピソードを交えて面白く読みやすくしているところが素晴らしい。
何しろ400ページ以上の分厚い1冊ですが、サーっと読めました。
この点も、自己啓発本の元祖っぽいです。

勉強になりました。

2018年11月12日 (月)

【本】『AIvs教科書が読めない子どもたち』




山本七平賞受賞パーティに出席するために大急ぎで読んだ『AIvs教科書が読めない子どもたち』。
この本のことを書くのを忘れてました。

興味深かったのはフェイスブックの反応。
この本のことをフェイスブックに投稿したら、いつもより多めのコメントがつきました。皆さん、気になるテーマなのね。売れるわけだわ。

噂通り、非常に面白かったです。
この本の強みは、著者の新井先生の文章力だと思います。
テンポがいいし、クスッと笑えるところもあり、とにかくすいすい読めます。素晴らしい。

数学者に言わせればシンギュラリティなんて来ませんよ。という話が最初の方にあるのでなんとなくホッとするのですが、実はそれどころではない大問題がいま、起きているらしいのです。

中学生の多くが、びっくりするくらい教科書を読めてないのです。

シンギュラリティは起きないし過剰にAIを恐れることはないが、今の仕事の半分がAIによってなくなることは間違いない。
それに対抗するためには読解力が必要。ところがその力が非常に弱い。

という話なのですよ。
具体的な実例と数字で語られるのでとても説得力がありますし、大変だわあという気持ちになります。

2018年10月30日 (火)

【本】『そらはあおくて』






イラストレーター杉浦さやかさんが挿絵を担当された『そらはあおくて』を読みました。
絵本なので、正直、十分もあれば読めます。
しかし、深い。
読み終わったあと、絵本の凄さに感動しました。

構成はいたってシンプルなんですよ。
5歳の女の子が、お母さんや祖母、曽祖母の子供の頃の写真を見ながらお母さんとお話しするというもの。
しかし、過去へと向けられた話が、最後の最後に未来に向いた話に反転する。
その変化が素晴らしいし、絵本だからできることなんだよなあ、と感じたのでした。

そして、このシンプルな話を最後までワクワクしながら読ませるのは、杉浦さんの絵の力も大きいよなあ。と思ったのでした。

なにしろ4世代にわたる女の子の変化を絵で見せないといけないわけで、時代考証が大変だったらしいです。

というわけで、大人にこそぜひ読んでほしい絵本です。

2018年10月24日 (水)

【本】『天才はあきらめた』




南海キャンディーズ山里亮太さんの本。売れてるそうです。読んでみたら、確かに面白い。久しぶりに睡眠時間を削って読みました。

山里さんが芸人となるまで、そして今に至るまでを書いているのですが、ここまで赤裸々に書いていいの? とこっちが心配になってきます。
帯に「劣等感は最高のガソリン」というフレーズが出てきますが、これは本文の一節。つまり嫉妬という負の感情が隠されることでてきます。
その対象は、時として相方のしずちゃんに向けられることも。

同時に、努力の人なのですよ、山里さん。戦略を立て、そこに向かって攻めていく。 かつての島田紳助さんの本を連想しました。その点でビジネス書のようでもあります。

というか、この人でビジネス書、というのも企画としてアリかも。

帯のコピー、本文から見つけるというのは、シンプルですけど本によっては効果的かも。

2018年10月12日 (金)

【本】『物を売るバカ2』




川上徹也さんの新刊です。
ベストセラー『物を売るバカ』の第2弾ですが、前書きに川上さんご自身がお書きになっている通り、こちらから読んでも全く問題ありません。

この本、帯がすごく大きいですが、あくまでも帯ですからね。

物を売ろうとすればするほど売れなくなる。感情を揺さぶって売ることが大事。
というわけで、全国各地の成功事例を詳しく紹介してます。その数、帯のコピーによれば72。
成功事例なので、これらを読んでるだけでも楽しいのですが、その具体例を自社で真似するためにはどうしたら良いか、それぞれ抽象化してくださってるのがありがたいです。事例の紹介本ではなく、実践するための本ですからね。

川上さんの本を読むとなんだか元気が出てくるのですが、それは「自分もやってみよう。きっとうまくいくに違いない」と思わせてくれる力があるからだと思います。
とりあえず、西新宿の理容店には行かなくちゃ。

2018年9月 9日 (日)

【本】『amazon』




遅ればせながら先日ようやく、『amazon』、読みました。成毛眞さんの新刊です。
売れてるみたいですね。

非常に勉強になりました。
薄々気づいてはいましたが、ネットで物を売るだけの会社ではないですね。

この会社の儲けの構造(楽天との違い)や今後の方向(銀行をたぶん作る)など、覚えておきたいことが次々と。再読しなくちゃ。

本作りでおっと思ったのは(細かいことですが)、トレペを使ったのようなオビにしているところで、これはなるほどと思ったのでした。

【本】『陽気なギャングは三つ数えろ』




社員特権ということで、発売3日前ですが『陽気なギャングは三つ数えろ』(伊坂幸太郎著)を読了しました。
自社の文庫なのです。
といっても、小説の文庫なので、いつもはあまり読まないのですが、これは面白い!

展開が読めない、
ギャング4人の会話がおしゃれ、
伏線の回収が見事すぎる、
つまり次はどうなるの連続で、
結局1日で読み終わったのでした。

たまには小説もよまなくては。
と思いました。

より以前の記事一覧