最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

仕事のヒント

2017年8月21日 (月)

私のハインリッヒの法則日記




このブログに何度か書いてますが、ハインリッヒの法則というのがあります。
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する、というものです。

最近、この軽微な事故が多いのです。
カメラマンさんの名前を間違ってカバーに印刷してしまった、という重大事故もありましたが。

そういうわけで、自戒を込めて、もうやらないぞ、という思いを込めて、軽微な事故が起きたらそのことをブログに書こうと思います。
それはつまり、今日も軽微な事故が起きたということなんですが。

今日の午前中、カバーデザインのやり取りをデザイナーさんとしてました。
何度かやり取りを繰り返してまして、最後の最後。念のためのつもりでカバーの文章を読み直したら、細かい間違いがポロポロ出てきました。
全て、私の文章作成時のミスです。
すみません、すみません、と言いながら、修正をお伝えしました。

いえ、ここまでは、まあ、いいのです。よくはないけど事故とまでは言いにくい。
問題はこの後。
上記の誤字をデザイナーさんが全て修正してくださって、ああ、これでおしまい、印刷所さんにデータを渡そう。と思った時に、違和感が。

あれ。
この本、サブタイトルがあったはずだけど、カバーにないぞ。なんで?
著者さんへのメールを確認しましたが、確かにサブタイトルを伝えてます。

これは、と思ってデザイナーさんとの最初の打ち合わせの時にお渡ししたメモを見てみたら、そこにはサブタイトルが抜けている!

つまり、このメモを作成した私のミスです。

誤字は、修正すれば済みますが、今までなかったサブタイトルをカバーに入れるということは、デザインそのものを見直すことになるわけで。
そういうとんでもないことを、印刷所さんにデータを渡す直前、つまりデザイナーさんからしてみれば作業のほぼ終了時に、新規に頼んでしまったわけです。

とんでもないミスです、これ。

印刷所さんにデータを渡してから、でなかったのが不幸中の幸いですが、本当にダメだわ、こんなことをしていては。

というのが、本日の軽微な事故です。

これ、シリーズ化したくないなあ。

写真は本文と全く関係ない、本日のランチ。後楽園飯店の麻婆豆腐です。

2017年8月12日 (土)

リアル書店がしかけたヒット『百歳まで歩く』




最近、新聞宣伝でしばしば目にする
『百歳まで歩く』
幻冬舎文庫です。
売れている新刊なので
宣伝にも力が入っているんだな。
と思っていたのですが、
そして実際に売れているのですが、
私の認識、微妙に間違っていました。

この本、新刊ではないのですね。
2007年11月、
つまり9年前の文庫なのです。

現在、文庫として9万1000部
という大きな数字ですが、
今年になってから6万部の重版。
つまり、今年になってから
火がついたわけですが、
これには理由があります。

大阪の高坂書店鶴橋駅前店さんが
今年1月から大々的に展開したら
500冊近く売れる大ヒット。
それを知った幻冬舎が全国に展開することを決め、
新聞宣伝も積極的に行い、
その結果の大重版に。

ということを、
業界紙「新文化』で知りました。

こういうのを見ると、
文庫はまだまだ可能性があるぞ。
と思う一方で、
書店さんに気づいてもらえる
良い文庫を作らなくては。
と改めて思うのです。

ともあれ、
リアル書店さんが仕掛けた文庫のヒット。
嬉しい話だなあ。

【本日のAmazon】
・『いのち愛しむ、人生キッチン』これは昨夜のNHK効果だ。

2017年8月 8日 (火)

真面目なお話。最近の仕事から今さらながら学んだ2つのこと

ここのところずっと気になっていた
仕事があったのですが、
今日、ようやくできました。
某ワード原稿を読むという仕事なんですが、
読み始めたらものの1時間もかからずに
終わってしまいました。

このパターンが私、とにかく多いのです。
やり始めたらすぐに終わるのに、
着手するまでにものすごく時間がかかる。

この2カ月のあいだ、
60分が捻出できなかったとは。
我ながら、本当に情けない。

昨年もこの悪癖で痛い目にあっているのに、
懲りません。
よくありません。

手を付けるまでの心理的な壁が高くて、
なかなか着手できないんでしょうね。

仕事といえば、もうひとつ。
この週末、福岡と姫路に行って
著者さんにお会いしたわけですが、
これ、おそらく業務命令で行っていたら、
かなり疲れただろうと思います。
自分の意志で行ったから、
面白かったし疲れもなかった。
(なので出張扱いしてませんが)

というわけで、最近の仕事から学んだこと。
その1 
今日やるべき仕事は今日終わらせる。
最低でもその週のうちに。
それが結局は楽。
その2 
仕事は上から言われる前に、自分から取りに行く。
そっちが楽しい。

2017年7月16日 (日)

杉浦さやかさんのボツ原稿を見て驚愕した理由






姫路出張のことをもう少し。
今回の出張は杉浦さやか井上ミノル展の開会式に出るためだったわけですが、その後、展示をゆっくり拝見しました。
印象的なものがいくつかありますが、そのひとつがボツ原稿の展示。
実際に採用したお原稿と一緒に展示されてましたが、最初、その違いがわかりませんでした。
担当編集としてまずい、と説明文を読んで、
納得かつ驚愕しました。
連載時はマーカーで彩色しているのですが、世界観が違うとのことで、まるまる水彩で書き直したんだそうです。
ここまで考えてご執筆されてるのかあ。そこまでの思いにきちんと応えられているか。と驚いたのでした。

2017年7月 8日 (土)

この新聞宣伝が気になる




本日は(も)小ネタです。
今朝の朝日新聞に載っていた
講談社の広告。
斜めの線が目を引きます。
こういうデザインもあるんだなあ、
と思いました。
弊社でもやってみたいです。
そのためには、
2冊でも新聞宣伝できるような
ヒット作を出さなきゃ、ですが。

【本日のアマゾン】
・『人生の勝算』ちょっと気になる。

2017年7月 6日 (木)

会議で長々と喋ってしまった




定期的に編集部で企画会議をやっているのですが、
時々、長めに喋ることがあります。
先日は珍しく、企画について。
これ、部員のためというより、
自分自身の考えを整理するため、
という意味合いが強かったです。
その分、長々と喋りました。まずい。


とりあえず、漠然と考えていたことが、
少しスッキリしたように思います。

備忘録代わりに、ここにも書き出しておきます。


編集者の仕事は大きく2つ
1 本づくり
2 販促

「2 販促」のために編集者個人でやれること
・売れ行きチェック(パブライン、トリプルウィン。新聞宣伝で数字がどうなるか)
・情報発信(編集部のツイッターやフェイスブック、新刊情報メール)

「1 本づくり」のプロセスは大きく4つ。
1 企画会議
2 タイトル会議
3 カバーまわり
4 原稿整理
それぞれをきちんとやり、底上げを図ることで良い本(売れる本)をつくる。

「原稿整理」では、読者にどんな付加価値を提供できるのか、想像力を働かせる。
・目次。前書きの前のイントロダクションなどなど工夫できないか。
・最初に派手なこと、目立つこと。1章から順序立ててなくてもいい。推理小説だったら、できるだけ早く死体を出す。出せなかったらプロローグで。ノンフィクションは「まえがき」と1章がとりわけ大事。

企画には2つの方向がある。

1 人から入る
2 テーマから入る

2をもっと増やしたい。生活実感を大事に。
自分を代表とする多く(1万人)の人が読みたい本を考える。難しく考えなくていい。
ちなみに、今の私のテーマは
1 健康で長生き
2 老後のお金はどうするか
3 科学の行きつく先はどうなる
4 英語は結局どうすればいいの
5 自分の子供がおとなになったときの日本はどうなっているのか、どうあるべきか
6 今の働き方でいいのか
これに加えて「常識のアンチ」

写真は、築地のファミレスで食べたデザート。
デスクワークが立て込んでくると、
食べることしか楽しみがないのです。
これでまた太る・・・。

2017年6月21日 (水)

ビジュアルは大事。わかってはいるのですが




先日、「へえ」と思ったことがありましたので、
備忘録風に書いておきます。

知り合いのライターさんにお会いしまして、
7月に某大手出版社から本を出す、
とお聞きしていたのでそのことに触れたら、
「秋頃になりそうなんですよ」

2カ月遅れるのはなぜだろう、
と理由をお聞きしたら、本文に入れるイラスト、
イラストレーターさんの仕上がりに時間がかかっていて
ちょっと遅くなるとのこと。

これを聞いて思い出したのが、
そのちょうど前日に、別のライターさんから聞いたお話。

そのライターさんは、初めての小説を
某人気出版社から出すことになっていて、
お原稿も全部できているのですが、
出版は夏頃になりそうとのこと。

著者校に時間がかかるんですか?
とお聞きしたら、
表紙カバーに使うイラストがなかなかできず、
それを待つため。なんだそうです。

期せずして、イラストのために出版が遅くなる事例、
というのを2件、耳にしたわけです。

もちろん、出版が遅れる理由は、
著者に言えない別の理由があるのかもしれませんが、
2社とも、イラストが大事な要素であることは
間違いなさそうです。

弊社、というか私、
そこまでビジュアルに気を使ってはいないなあ。

と思ったのでした。
なかなかできることではありませんが、
気をつけなくては。

写真は本文と全然関係なく、
私の職場の机を飾っている
有村架純さん卓上カレンダーですよ。

2017年6月15日 (木)

読者特典としてのフェイスブック

最近、フェイスブックの
ダイエットに関するグループに入りました。
これ、土井英司さんの新刊
『エグゼクティブ・ダイエット』の、
アマゾンキャンペーンの特典なのです。

フェイスブックのグループを
出版絡みで使うとするならば、
作家さんのファンのコミュニティくらいしか思いつかなかったのですが、アマゾンキャンペーンに参加してくれたらそのグループに入れる。
これも面白い特典だなあ。と思ったのでした。

フェイスブックの場合、相互交流がポイントですから、作家さんにも積極的に書き込んでもらわねばならず、それが大変ですし、そもそも、そのグループに入りたいと思う人がある程度以上いないと成立しませんが。
弊社だったら、どの本でできそうかなあ。

2017年6月10日 (土)

企画の場としてのツイッター

今朝の東京新聞に、
『もし文豪たちが カップ焼きそばの作り方を書いたら』
という本のことが出てました。
発売即重版、なんだそうです。

そもそもは昨年、
タイトル通りの投稿が
ツイッターで話題になり、
ものすごく拡散されたらしいのです。
その書籍化。

そのツイート、私もかすかに記憶があるのですが
きちんと見てはいませんでした。
こういう、ツイッター発信の本が
ここにきてまた増えてるような。
私の勘違いかなあ。

企画の場として
もっと探さなきゃ。

2017年6月 4日 (日)

#書店員本日のお問い合わせ




本日も昨日に引き続き、
ほぼ終日、自宅で後輩担当分の
お原稿(正確にはそれを活字に組んだもの)
を読んでました。
こういう時はツイッターやフェイスブックが
貴重な情報源になるわけでして。
特にツイッターは、
気になる単語やハッシュタグを
常時検索しています。
最近は「あなたのことはそれほど」を
常に検索し、
ドラマの評判を読んでます。
最近加わったのが
「#書店員本日のお問い合わせ」
文字通り、その日のお問い合わせについて
全国の書店員さんが書き込むもので、
書店員でない私は専ら見るだけなんですが、
これが勉強になります。
お客さんの勘違い問い合わせや
勘違い書名など笑えるネタもありますが、
「この本の問い合わせ多い。売れてるみたい」
「この本まだ重版しないのか」
「この本、意外な読者層がある」
などなど、へー! というネタも。
なにより、書店員さんたちの生の声、
というのがありがたいです。

より以前の記事一覧