仕事のヒント

2024年11月28日 (木)

『落語家の本音』、FBとXで告知してみたら

12月新刊『落語家の本音』の編集作業が、一段落しました。

ここからは販促だ!

というわけで、少しずつ動いてます。

落語好きには喜んでもらえる本だと思っていますので、

とにかく、落語好きに、この本の存在を知ってほしい。

 

というわけで、今のところは3点、動きました。

まず、「東京かわら版」11月下旬発売号に広告を出しました。

私のフェイスブックに投稿し、フェイスブック内の落語グループにも投稿しました。

私のツイッター(X)にも投稿しました。

 

東京かわら版の発売日と、フェイスブックに投稿した日は同じです。

その結果、Amazonの順位が14万3377位から1万2227位へ。

フェイスブックの「いいね」は58、落語グループは「いいね」37。

ありがたいなあ。ということで、昨日、Xにも投稿しました。

その結果、昨夜はAmazon1624位になっていました。とてもありがたい。

「いいね」は165。1万回表示。

 

これを見る限り、この本に関してはXとの相性がいいように思います。

落語好きの人たちが拡散してくださったことが大きい。

そして、「140字では収まらないのでアマゾンを見てください」と、

強引にアマゾンへの動線を書いたのがよかったのかも。

 

今後、見本本ができた時と発売日の2回はつぶやけると思うんですよね。

逆に、あまりたくさんつぶやくと効果がないように思います。

あ、他の人がつぶやくのは全く問題ないから、

発売後、感想ツイートを見つけて拡散する。

そんな感じでしょうかね。

 

他の販促も考えなくちゃ。

2024年11月14日 (木)

記憶力に自信がないのでエクセル・ワード・スマホに頼ります。

昨日は午前中、バタバタとしていたのでブログ更新できませんでした。

バタバタしていた一因が、12月新刊。

書籍に掲載する関係者25人に連絡を入れる、というお仕事がありまして。

 

正確にはおふたりが掲載不可で、新規におひとり加えたから、26人か。

 

これだけいらっしゃると、連絡手段も、

電話、手紙、メールと多様です。

正直、ちょっとややこしい。

 

この期間、エクセルに26人分のメモを作っていました。

この人にはここまでお伝えしている、

この人からは写真をデータでいただいている、紙焼きでいただいている、

この人は許諾がまだ、

 

……こういったことを記憶するのは、私の場合はまず無理。

というわけで、エクセルに記録して、

問題なく全部終わった人の欄は、オレンジ色で塗る。

オレンジ色がどんどん増えていくのがゲームのようで、面白かったなあ。

 

朝日新聞出版で働くようになって1年と半年。

段取りの進め方で戸惑うことがいまだにあります。

それらを、ワードに書いていこうと思いつき、

先日から少しずつ書いてます。

そのうち、厚めのマニュアルになるんじゃないかしら。

 

日々のちょっとしたやるべきこと、

例えば保険会社に電話するとか、あの本を買わなくちゃ、とか。

そういったことはスマホのカレンダーにタスクとして書き込もうと思います。

これは今から。

昨日、丸善さんに行って、青山美智子さんの新刊は買えたのですが、

あとから、別の著者さんの新刊も買うんだった! と思いだしまして。

こういうのはスマホだわ。

 

記憶力に自信がないので、

目先の仕事に関する大量のメモはエクセル、

長期的な仕事のマニュアルはワード、

日々のちょっとしたタスクはスマホ、

にそれぞれ覚えてもらうことにします。

 

 

 

2024年11月11日 (月)

「十一人の賊軍」見て思った「予告編は大事」

昨日、「十一人の賊軍」を見に行きました。

3時間近い大長編映画。

普通だと、そんなに長いのかあと、見に行くのを躊躇するのですが、

行くことにしました。

 

上映される半年くらい前から予告編を映画館でさんざん見てまして、

それがとても面白うそうだったので。

 

で、実際、面白い映画でした。

長いだけの意味のある作品。

幕末の話だとは全く思ってませんでしたが。

 

映画の予告編、大事だなあ。

 

というわけではないのですが、新刊でも、予告編的なことをしてみようかな、

と思っております。

 

12月下旬に落語に関する本が出ます。

その広告を、11月末に出る落語雑誌に出そうと思っています。

1か月前ですから、その広告を見て書店に行っても買えません。

Amazonの予約はできる。

 

そういう状況でどういう反応が出るのか。

Amazonにどのくらいの予約が入るのか。

雑誌のご担当のご厚意で、通常よりは安く出稿できるので、

実験として、やってみようと思っております。

 

ということは、映画と同じく、

面白そうな広告になってないとまずいですけどね。

これが、デザイナーさんのご尽力で、かなりいい感じなのですよ。

いろいろ楽しみ。

 

2024年11月 8日 (金)

立川吉笑さんの落語会でいろいろ刺激を受けたので続きを書きます。

昨日、立川吉笑さんの落語会のことを書きましたが、もう少しだけ。

落語を聴いていて「へえ!」と思ったのは、

最後のネタ「くじ悲喜」(吉笑さんの新作落語です)のオチが変化していたこと。

先日参加したラジオ収録で上方落語の桂三実さんといっしょになり、

話をしていて刺激を受けて、この噺の最後を変えたとのこと。

そういう柔軟性と粘りが大事、と思ったのでした。

 

大事と言えば、終演後、CDのサイン会も行われました。

私もサインしてもらいました。

落語3席後ですからお疲れだったと思うのですが、

こういう時間を持つことも大事にしていらっしゃるのだ、と思ったことでした。

そりゃあ、ファンにしてみたら嬉しいですよね。

さっきまで高座にいた落語家さんが、自分のためにサインしてくれるんですから。

 

というわけで、いろいろ刺激を受けた落語会でした。

また行かなくちゃ。

2024年11月 7日 (木)

立川吉笑さんの落語会で仕事の刺激を受けました。

昨夜は立川吉笑さんの落語会に行きました。

午前中、神保町に行き、午後は日比谷で打ち合わせ。

珍しくバタバタしていた一日で、夕方はそこそこ疲れていたのですが、

そんなことを忘れさせる、楽しい会でした。

 

吉笑さんは、新作落語が面白い(NHK新人落語大賞の大賞受賞者です)だけでなく、

お客さんを集め、楽しんでもらうため、いろいろなアイデアを考え、形にしています。

その発想と行動力は、ビジネスマンにとっても、参考になると思うんですよね。

 

昨日、「お!」と思ったのは、オンラインカード。

カードの裏面にQRコードが印刷されていて、

そこから動画や音声がダウンロードできるというもの。

面白いと思ったのは2点ありまして、

・完成した動画だけでなく、来年の真打披露まで、ダウンロードできる動画が増えていく

・2000円と5000円の2種類あり、見られる動画が異なる(当然ですが5000円のほうが多い)

 

いわば、これから来年にかけて、オンライン限定の動画を予約したような感じです。

 

新刊のカバーにQRコードを印刷して、そこから著者さんの音声がダウンロードできますよ、

というのは以前、何度かやったことがあります。

 

ですので、QRコードを使うことに関しては「ふむふむ」という感じだったのですが、

新刊のカバーにQRコードを印刷するとして、

完成している動画が見られますよ、といったことに加えて、

著者がこれから行う講演会の動画が見られますよ、といったこともできるなあ。

値段に差をつけて、異なる動画を配信できないかな。

と妄想が広がったのでした。

QRコードでの特典映像。新刊でももっと工夫しようっと。

 

2024年11月 5日 (火)

4分の2の衝撃

たまには自宅パソコンから書いてみよう。

と思ったのですが、深夜になってしまったなあ。

日付超えそうです。

 

先週金曜の朝、丸善丸の内本店さんに行きました。

週に一度、丸善さんによってから出社してます。定点観測みたいな感じ。

そのわりに、曜日が一定してないのですが。

 

1階と新書売り場がある3階をゆっくり見て回り、

気になる本があったら購入する、というのがいつものパターンです。

金曜は気になる本が4冊ありましたので、購入。

 

会社に着いてからそれぞれをチェックしたところ、

4冊中2冊は、知り合いの編集者さん担当本でした。

 

気になっている本とは売れている本、売れそうな本なわけで、

その半分を知り合いが編集してるのか! とちょっとびっくり。

皆さん、頑張っているなあ。当たり前か。

自分ももっと仕事を頑張らないと、と思ったのでした。

 

築地の出版社で働くようになって1年と半年。

現役のときのような緊張感、焦りのようなものが、なくなっておりました。

日々、穏やかな感じ。

 

それはそれで大事だし、むやみにガツガツ動くことも、

数字に追われる必要もないのですが、

仕事に対する心地よい緊張感は持たないと。

何より、このところ、フットワークが重くなってました。

これを機に、サクサク動くようにならなくては。と思ったことでした。

 

 

 

2024年10月17日 (木)

神保町で教えてもらったiLovePDFを築地で駆使しているという話

先日このブログにも書きましたが、

12月新刊に向けて、関係者25人の許諾作業を進めてます。

その際に、とても重宝しているのが

iLovePDFというサイト。

「完全無料のPDFの為のオンラインサービス。使い方はとても簡単。」

という説明があるのですが、まさにそう。無料かつ簡単、そして便利。

 

関係者に当該のページを見てもらう際に、

昔だとそこを印刷して郵送、あるいはファクシミリ、

しかなかったのですが、最近はかなりの確率でメールです。

該当のページのPDFを添付してお送りするのです。

 

今回の書籍は400ページ以上あるので、

当該のページだけ送りたい。それでも20ページ近い人もいますが。

 

400ページ分のPDFから、必要な部分のPDFだけ切り出す。

その作業が、とても楽にできるんです、iLovePDF。

このサイトを教えてくれたのは、祥伝社時代の後輩。

祥伝社時代に、同じようにPDFを切り出す仕事があり、

その時に教えてもらいました。

その仕事、後輩にやらせなくてよかったあ。

まさか築地でこのサイトが大活躍するとは。

 

iLovePDFは、

「完全に無料のオンラインPDFツール。PDFの結合、分割、圧縮、

OfficeファイルからPDFへの変換、PDFからJPGへの変換、

JPGからPDFへの変換。インストールの必要はありません。」

ということですので、これからさらに使っていきたいと思います。

 

 

2024年10月 4日 (金)

立川寸志さんのカウントダウンイベントは「発明」だ!

今週は立川寸志さんの落語会に2回、行きました。

火曜は内幸町ホールで100人以上のお客さん相手の独演会。

木曜は秋葉原の小料理屋で小ぢんまりとした落語会。

 

寸志さんのファンの多くは火曜に行っているはずだから木曜は少人数だろうなあ、

と思っていたら、予想どおりでした。かなりの少数精鋭。

ま、私はどっちも参加しましたけどね。

寸志さん、編集者からの転身ということで、

勝手に応援しているのです。

 

ま、それはおいといて。

寸志さんの独演会は、真打昇進に向けてのカウントダウンイベントになってます。

「真打になるのを認めます」というカードをお客さんが終演後に投票し、

集計、発表します。

 

それが累計1000枚になったら真打昇進する、というもの。

今年から始まってまして、内幸町の会で3回目、だったかな。

 

あと500枚ちょっとで真打になる、という所に来ています。

たぶん、たぶんですが、来年2025年に1000枚達成し、

2026年に真打昇進イベント、という流れだと思います。

 

基本的に寄席に出られない立川流だから、

逆にこういうカウントダウンイベントができるんだなあ。

 

お客さん巻き込み型のこういうイベント、とても面白いと思います。

発明と言ってもいい。

「真打になるのを認めます」カードを投函したら、

実際に真打になるまで、いやいや真打になっても、

気になるじゃないですか。

応援したくなる。

綺麗な形で、お客を巻き込んでいるんですよね。

巻き込む、つまり当事者意識を持たせる、ということで、

これはかなり強いと思うのです。

 

こういう「お客を巻き込む」イベント、

出版でもできないかしらとぼんやり考えてます。

 

ご自身のフェイスブックで、新刊のカバー案を4本ほど示して、

どれがいいですか?

と尋ねる作家さん(あるいは編集者さん)がいます。

これも、巻き込むイベントとして面白いと思うんですよね。

 

あるいはクラファンとか。

 

ネットを使ってうまい具合に読者(予備軍)を巻き込むイベント、

考えていかなくちゃ。

2024年9月 6日 (金)

落語会のちらしは大事。

昨日は会社帰りに某落語会へ。

会社帰りに映画や落語、というパターンが、

現役時代より明らかに増えてます。

特に落語。

 

これ、落語会に行くとわかるんですが、

今後の落語会のチラシをごそっと(そうでない時もありますが)

もらうのです。あるいはごそっと置いてある。

 

で、ついつい「今度はこれ行こう」「これ行きたい」となるのです。

結果的に、行く回数が増えました。

 

その落語会に出ている落語家さんの今後の会のチラシが多いので、

「この落語家さんいいなあ」となったら、すぐに予約できる。

これはかなり便利です。

 

予約しないまでも、ちらしを持って帰って、

都合が付けば見に行く。

そうそう、次回のチケットを売っていることもありますね。

 

と考えると、ちらしって大事。

デザイナーにお願いしておしゃれなのを作る人もいれば、

ご自身で作ったのでしょうか、かなり武骨なのもある。

あるいは、主催者側がフォーマットに沿って作る場合も。

それぞれ、味があって面白い。

 

御本人が作っているはずだけどかなりおしゃれなのも。

例えば、(講談師ですが)神田桜子さんの出演する会のちらし。

目を引くんですよね。

 

何が言いたいかというと、

本の最後に入れる自社本の広告。

これはいわば、今後の落語会ちらしみたいなもので、

「この著者面白い!」と思った読者にアピールする場。

大事に作らないとなあ。

と思ったのでした。

2024年9月 5日 (木)

「小学生は怖い話が好き」という話。

マイクロソフト元社長の成毛眞さんは、

自分と年の離れた友達の重要性を、フェイスブックなどにしばしばお書きになってます。

60歳を過ぎた私の立場でいうと、若い知り合いが大事。なかなか接点ありませんけどね。

 

そんな中、先日、40代の知り合いとゆっくり喋る機会がありました。

私にしては珍しいことです。

小学生のお子さんがいて、子育てが大変とのこと。

私もそんなときがあったねえ。

 

興味深かったのは、「小学生は怖い話が好き」という指摘。

うちの子も、「学校の怪談」みたいな本だけは読んでたなあ、

と思いだしました。

 

お子さんが『買ってくれ」というので、『変な家』を買ったとのこと。

書店でお子さんがその本を見かけて、「怖い本に違いない」→「読みたい」

となったらしいです。

 

しかし、大人向けの本なので出てくる漢字にほとんどルビが降ってなく、

お子さん一人では読めないので、結局、その人が読み聞かせたそうです。

 

その人曰く、「『変な家』にルビが降ってあったら、もっと売れていたはず」

これは、子育て世代だからわかるリアルな実感だと思います。

単行本はそのままで行くしかないでしょうが、文庫化の際にルビを多めにするとかね。

 

想定読者層に合わせてルビの量を考える。

これは大事な指摘かも。目からうろこ。

と思ったのでした。

世代の異なる人との会話。やはり大事だわ。

 

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