「ベイビーわるきゅーれ」第3弾の工夫を味わう。
現役(祥伝社勤務)時代、シリーズものを何点か担当してました。
英字新聞とTOEICと、自己啓発。
英字新聞とTOEICは10冊以上続きました。
それなりに、売れていたように思います。
自己啓発の方は、3冊で終了。
1冊目は10万部を超えたのですが、
2冊目は、たしか重版1回、3冊目は初版どまり、
だったと思います。
(記憶だけで書いています。違っていたらすみません)
英語本は、シリーズが進むにつれて、
ちょっとずつ変化させてました。
単語の索引に加えて問題別の索引を入れるとか、
コラムを工夫するとか。
それに比べると、自己啓発はそういう工夫がしづらかったなあ。
テーマの違いを出すところで終わっていた、という感じです。
何を書いてるかと言いますと、
昨日、アクション映画のシリーズものを見たのです。
「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」
女性2人の殺し屋の活躍を描く、シリーズ第3弾。
今回、どんな工夫があるのかな、と思っていたら、
「全編宮崎ロケ」かつ、「敵役が個性的」
宮崎の南国的雰囲気と、殺伐とした殺しのシーンのミスマッチがとても面白い。
そして敵役を極端に孤独な男(自宅の中にテントを張って暮らしてます)
とすることで、女性二人組の主役という設定が際立ったように思います。
というわけで、シリーズ化の際は何かしらの工夫が大事だよなあ、
と思ったのでした。
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